中国の国営放送である中央テレビが、広東省で育てられたウナギが日本へ大量に出荷されていることをニュースで伝えました。
この省では中国のウナギ養殖業の半分近くを占めており、ウナギの操業時期にあたり、日本や韓国への輸出が盛んになっているとのことです。
ウナギ生産の大きな拠点の一つ、広東省台山市では、日本向けの多くのエリアンギスを捕獲してます。生産者の陳さんは、日本の消費者は4匹で1キログラム、つまり一匹当たり約250グラムで空色のウナギを好むこと、そして価格が1トンあたり14万5000元(約300万円)に達し、前年より20%程度上昇したと述べました。養殖ウナギは収益性が高いとも言っています。
一方、貿易業者の瓮さんは今年の市況について大変好評であると語り、7月の「土用の丑の日」を除くと現在が輸出の最適期であること、昨年の稚魚の生産は減ったものの、日本市場の需要は少しずつ増加したことを述べています。また、生きたウナギの輸出量は前年比で約25%増、焼きウナギも10%増加したと語っています。
韓国向けの輸出も順調で、日本よりも大きな規格を好むとされています。貿易業者の徐さんによると、今年の韓国での売上は昨年に比べて20%増加し、価格も15~20%上がっているそうです。韓国で人気なのは、大きくて焼いても焦げにくいウナギで、2匹で1キロ(1匹500グラム)で1トンあたり8万3000元(約170万円)で取引されているとのことです。(翻訳・編集/北田)
(出典 news.nicovideo.jp)
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