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    事故

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    オーストラリア遊園地で、絶叫マシンに乗っていた女性が座席から投げ出され、30メートルの高さから転落する事故が発生した。体を固定する安全バーが正しく装着されていなかったことが原因だとみられている。女性は集中治療室で治療を受けているが、容体は安定しているという。『news.com.au』『7NEWS.com.au』などが伝えた。

    クイーンズランド州ケアンズで今月24日、イベント「Cairns Showfest 2020」開催中に恐ろしい事故が発生した。同イベントは様々なスタントショーや料理が提供され、さらに移動式の遊園地も設置されるなど大規模なものだ。

    この移動式遊園地には、ゴーカートから絶叫マシンまで子供のみならず大人も楽しめる乗り物が用意されていた。事故は2つの柱が振り子のように揺れる絶叫マシンで発生し、乗っていた25歳の女性が空中に投げ出されてしまったのだ。事故当時を撮影した動画に女性の姿は映っていないものの、周囲が騒然となっている様子が見て取れる。

    事故を目撃したボニー・シスルさん(Bonnie Thistle)は「事故に遭った女性はちょうど振り子が下がってくる時に、足と腰の部分が乗り出している状態でした。その後、一緒にいたパートナーに伝えようとして数秒だけ目を離したのですが、もう一度確認すると彼女の座席が空っぽになっていたんです」と話しており、駆け寄って確認すると女性が仰向けに倒れていたという。さらにボニーさんは「彼女は頭から血を流していて、本当に恐ろしい光景だったわ」と明かした。

    事故発生当時、稼働中だった絶叫マシンはすぐに停止させることができず、しばらく動いていたというから他の乗客の恐怖は計り知れないだろう。30メートル下に叩きつけられた女性は意識を失っており、ヘリによって病院に搬送された。容体は安定したものの、集中治療室にて現在も治療が続いているという。

    イベントの主催者はホームページで、「今回の事故は衝撃的で、私達も悲しみに暮れています。この事態を深刻に受け止めており、捜査には協力していくつもりです。被害に遭われた女性の回復を願っております」と声明を発表した。

    警察の調べによると、転落した女性は絶叫マシンに乗った際、安全バーを正しく装着していなかったことが今回の事故につながったというが、事故原因についての調査は今も続いているようだ。

    画像は『news.com.au 2020年10月27日付「Witness saw woman’s legs and hips dangling from Cairns Showfest ride before fall」(Source:Supplied)』『7NEWS.com.au 2020年10月26日付「Show-goers traumatised after woman who fell from Cairns amusement ride in intensive care」(Credit: 7NEWS)』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 iruy)

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    (出典 news.nicovideo.jp)


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     幼い子どもは、好奇心が旺盛なゆえに時に大人が想像できないような行動に出ることがあるが、海外では、とある遊びをして危険な目に遭った子どもがいる。
     中国・甘粛(かんしゅく)省で、少年らがマンホールに爆竹を入れて遊んでいた際、マンホールが爆発して少年が吹き飛ばされたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Eminetra』が10 月15日に報じた。

     ​>>マスク姿の調教師がサーカスのクマに襲われ死亡 顔が見えなかったことが原因か<<​​​

     報道によると、10 歳前後の3人の少年らは、自分たちが住む団地の近くの道路で爆竹を使って遊んでいたという。少年の一人が、道路にあるマンホールに爆竹を入れて遊ぶことを思いついた。少年の一人が火のついた爆竹をマンホール蓋の隙間からマンホールの中に入れると、マンホールが爆発。マンホールの蓋は勢いよく開き、蓋の上に乗っていた、爆竹を入れた少年は空に突き上げられるようにして飛ばされたという。少年は約3メートルの高さまで飛び、その後、地面に激しく叩きつけられた。

     『Daily Mail Online』は、少年が飛ばされた瞬間を捉えた監視カメラの動画の一部を公開しているが、少年が爆竹を入れるとすぐにマンホールの蓋が勢いよく開き、マンホールの蓋の上に乗っていた少年が高く飛ばされている瞬間が映っている。飛ばされた後、少年は画面から外れているが、報道によると、少年は空中で2回転したそうだ。その後、少年は背中から地面に叩きつけられるような形で地面に着地した。ほかの2人の少年はマンホールの近くにいたが、マンホールの蓋が開いた際、驚いて走ってその場から逃げている。

     『Daily Mail Online』によると、爆発の原因ははっきりとは分かっていないものの、地下に溜まっていた何らかのガスが爆竹の火に反応したため爆発を起こし、マンホールの蓋が勢いよく開いた可能性があると伝えている。なお、少年の怪我の詳細は明かされていないものの、幸い軽傷で済んだそうだ。

     このニュースが世界に広がると、ネット上では「爆竹で爆発を起こすなんて怖い」「あんなに小さい子が爆竹で遊ぶ事自体おかしい。マンホールに爆竹を入れるなんてもってのほか」「親は息子が爆竹で遊んでいる事を知らなかったのか。注意するタイミングはなかったのか」「このくらいの年齢の子どもは親のいないところで驚くような事をする場合がある。自分も親だから気をつけよう」などの声が挙がっていた。

     中国では、子どもが危険な遊びをして大事故に繋がりそうになった事件がほかにもある。
     中国・内モンゴル自治区で、10歳前後と思われる少年が、マンホールの中に花火を入れて遊び、マンホールが爆発したと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2019年1月に報じた。同記事によると、少年は同地域にある駐車場で手持ち花火をしていたという。少年は駐車場マンホールを見つけ、マンホールの蓋の隙間から火のついた手持ち花火を入れようとした。少年が花火を入れようとした瞬間、地面が爆発してマンホールの蓋が高く飛び、マンホールの蓋とともに少年は空高く飛ばされたという。

     少年がどれほどの高さまで飛ばされたかは明かされていないが、爆発によってアスファルトの地面も飛び散り、近くにあった車3台が損傷したそうだ。幸いにも、少年に怪我はなかった。爆発の原因は地下にメタンガスが充満していたことで、少年が近づけた花火の火がメタンガスに反応して激しく爆発したそうだ。

     子どもはどれほどの被害が出るか分からず大胆な行動してしまうことがある。火を使う遊びをする際は、できるだけ親が見守る環境があることが好ましいだろう。

    記事内の引用について
    Boy is sent flying in mid-air by an exploding sewer after he lit a firecracker on a manhole cover」(Daily Mail Online)より
    https://www.dailymail.co.uk/news/article-8843573/Boy-sent-flying-mid-air-exploding-sewer-lit-firecracker-manhole-cover.html
    「The boy is sent flying in the air by an exploding sewer after putting a firecracker on the manhole cover.」(Eminetra)より
    https://eminetra.co.nz/the-boy-is-sent-flying-in-the-air-by-an-exploding-sewer-after-putting-a-firecracker-on-the-manhole-cover/46922/
    Shocking video shows young boy ignite methane under a manhole with fireworks before it explodes and throws large bricks all over the street」(Daily Mail Online)より
    https://www.dailymail.co.uk/news/article-6654535/Shocking-video-shows-young-boy-ignite-methane-manhole-fireworks.html

    画像はイメージです


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【【注意喚起】マンホールの蓋が遊んでいた子どもごと吹き飛び落下、地面に叩きつけられる 原因は爆竹】の続きを読む

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    米オハイオ州に住む6歳女児が、手指消毒剤で遊んでいて顔に火傷を負った。近所の子がライターで消毒剤に火をつけたのが原因で、あっという間に燃え上がったという。事故から数か月が経ち、母親が『The Sun』『Mirror』のインタビューに応じて警鐘を鳴らした。

    米オハイオ州トレド在住の3児の母ラリサ・シャルフェンベルクさん(Larrissa Schaffenberg、29)は今から数か月前、子供たちをベビーシッターに任せて仕事に出かけた。自宅にはいとこも来ており、仕事に出かけてしばらくするとベビーシッターから携帯電話に連絡があった。

    ラリサさんは「家を出て45分も経っていなかったと思います。ベビーシッターはかなり動揺しており、『6歳のイザベラ(Izabella)が火傷をしたので、急いで病院に来て下さい』と言われたのです。私はパニックに陥り、すぐに職場を後にしました」と当時を振り返り、火傷の原因についてこのように語った。

    「その日、子供たちは前庭で手指消毒剤(ハンドサニタイザー)で遊んでおり、正面玄関の手摺りの部分にチューブに入った消毒剤を絞り出していたずらしていたようです。」

    「そのうち近所の子供の1人がライターを持って現れ、消毒剤に火をつけたのです。その火は一気に燃え上がり、そばにいたイザベラの顔に燃え移りました。」

    この事故でイザベラちゃんは両耳から顎にかけて火傷を負い、1日だけ入院して手当てを受けた。幸いなことに皮膚移植の必要はないというが、現在は火傷痕やケロイドの部分に着用して適当な圧力を加え、治療薬を投与することが可能な圧迫装具(加圧ガーメント)を1日23時間つけている。

    ラリサさんは「イザベラの傷口が乾燥するまでには時間がかかり、本人は痛みもあってかなり落ち込んでいました。また自分の顔が酷く爛れてしまったことに傷つき、鏡を見ることを嫌がりました。ガーメントをつけてもう3か月になりますが、最近になってやっと鏡で自分の顔を見ることができるようになったのです。娘はあの事故がトラウマになってしまったようです」と語ると、次のように世間に対して注意喚起した。

    コロナ禍で手指消毒剤はどの家庭にもあると思いますが、消毒剤に火を近づけると、あっという間に炎に包まれます。アルコールが含まれている消毒剤は引火しやすく、大変危険であるということを多くの人に知ってもらいたいと思います。」

    このニュースには「一番危険なのはライター」「消毒剤も飲んでしまったりしたら危険。きちんとしまっておかなかった親の責任が大きい」「ベビーシッターは何をしていたの? 消毒剤で遊んでいる時点で止めるべきだった」「防ぐことができた事故だけに子供がかわいそう」といったかなり辛口な指摘が寄せられている。

    ちなみに今年8月にもタイで、3歳男児が消毒用ジェルで遊んでいて火傷を負っている。今回と同様、ライターを持ち出して火をつけたのが原因だという。

    消毒剤の需要急増を受けて、消防局は「手の消毒は火気から離れた場所で行い、十分乾燥させてから火を使う調理などを行いましょう。また車の中などの密閉された高温下に消毒剤を放置すると発火することもあるため、取り扱いには十分注意してください」と呼びかけている。

    画像は『The Sun 2020年10月24日付「PARENTS’ NIGHTMARE Girl, 6, left with horrific burns to her face after hand sanitizer CAUGHT FIRE while she was playing with it」(Credit: Caters News Agency)』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 A.C.)

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    【【注意喚起】手指消毒剤で遊んでいた6歳女児が顔に火傷 ライターの火が引火「消毒剤はあっという間に燃え広がる」母親が警鐘鳴らす(米)】の続きを読む

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    玩具、タイマー、リモコン、電子ゲームなど子供が簡単に手にできる製品に使われているボタン電池の誤飲で、オーストラリアに住む3歳女児が死亡した。両親は『ABCAustralian Broadcasting Corporation)』『NZ Herald』などのインタビューで、ボタン電池の安全対策の強化や規制を訴えている。

    クイーンズランド州に住むロレインさん(Lorraine)とデイビッド・コンウェイさん(David Conway)は7月28日、末っ子で3歳のブリトニーちゃん(Brittney)をボタン電池の誤飲で亡くした。

    ブリトニーちゃんに最初に異変が現れたのは亡くなる3週間前の7月6日のことで、ロレインさんに「ママ、喉が痛いの」と訴えると嘔吐した。ロレインさんはブリトニーちゃんが少し前に舐めていたロリポップキャンディ(大きな丸いペロペロキャンディ)を喉に詰まらせたのかと思い様子を見ていたが、その後も2度嘔吐したため、かかりつけ医に電話で相談をした。

    医師はロレインさんに「きっと食中毒でしょう」と告げたが、その翌日に食事を終えて車に乗ったブリトニーちゃんは突然鼻血を出し、胸を押えて苦しみだした。ブリトニーちゃんは前屈みになると「ママ、胸がもの凄く痛い」と言って悶え始め、驚いたロレインさんはゴールドコーストにあるロビーナ病院の緊急治療室へと車を走らせた。

    病院でロレインさんは、ブリトニーちゃんがどのように苦しみだしたのかを再現して説明。胸のレントゲンを撮ってくれるようお願いしたものの、医師はブリトニーちゃんの身体をしっかり診ることもせずにこう言った。

    「きっとウイルスにやられたんでしょう。とにかく少し様子をみましょう。ウイルスであれば3~5日もすればよくなりますよ。」

    こうしてブリトニーちゃんは、病院で4時間ほど監視下に置かれた後に自宅に戻されてしまった。しかしこの日にレントゲンを撮らなかったことを、ロレインさんは一生後悔することになる。

    ブリトニーちゃんはその後、食事をすると嘔吐するようになり、7月10日にかかりつけ医の診察を受けたが、ここでもまた「ウイルスですよ」と診断された。

    そして喉の痛みを訴えてから9日目の夜、食欲もなくなり回復する様子が見られないブリトニーちゃんが寝室で酷く咳き込んでいるのをロレインさんは耳にした。慌てて駆けつけたが、そこで目にしたのは大量に吐血して意識を失い、血の海の中で倒れているブリトニーちゃんだった。

    ブリトニーちゃんは救急車ゴールドコースト・ユニバーシティ病院に搬送され、ロレインさんから症状を聞いた医師らはすぐにレントゲン検査を行った。そしてここで初めて、ブリトニーちゃんの胸部にボタン電池があることが判明したのだった。誤飲したボタン電池ブリトニーちゃんの食道に穴を開けて大動脈にまで達しており、医師らは9時間をかけて摘出手術を行った。しかしブリトニーちゃんの状態は思わしくなく、その後クイーンズランド小児病院で再び手術が行われたが、28日に亡くなった。

    ブリトニーちゃんが誤飲したボタン電池コインリチウム電池)は、誤飲して食道に停滞すると約2時間で重度の化学やけどを引き起こし、食道に穴を開けたり重篤な合併症を引き起こすことがある。また体内で放電して腐食するため、摘出後も最低1か月は注意深い観察が必要であるという。

    オーストラリアでは2013年以来、ボタン電池の誤飲による死亡事故が3件(ブリトニーちゃんを含む)起きており、ロレインさんは政府にボタン電池の規制を求めるとともに、幼い子を持つ保護者らに注意喚起している。

    画像は『ABCAustralian Broadcasting Corporation) 2020年10月23日付「Grieving Gold Coast couple’s warning to other parents about lethal button batteries after death of 3yo Brittney」(Supplied: Lorraine Conway)(ABC Sunshine Coast: Annie Gaffney)』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 A.C.)

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    ドッグランなどの指定された以外の場所で、リード無しで犬を散歩させるマナーの悪い飼い主が時々問題視されるが、このほどアメリカで犬の群れに襲われて女性が亡くなるという痛ましい事故が起きた。地元警察ではこれらの犬は野犬ではなく、飼い主が放し飼いしている犬だと見ている。『The US Sun』『ABC 33/40』などが伝えた。

    今月19日、米アラバマ州ウォーカー郡ノーブーのジャガーロードで、4人の子供の母親でもあるルーシーブラウンさん(Ruthie Brown、36)が犬の群れに襲われて亡くなってしまった。目撃者が何人かいたことから警察に通報されたようだが、警察官が現場に到着した時には既にルーシーさんは死亡していたという。

    この地区の住民によると普段から犬の群れが付近をうろついていたそうで、近隣に住むロビンジョンソンさんは、ジャガーロードの線路脇で犬の群れを何度も目にしており「それは本当に怖いんですよ。私も実際に犬の群れが鹿を攻撃するのを目にしましたから…」と話している。

    亡くなったルーシーさんの遺体は検視が行われることとなったが、捜査を進めているウォーカー郡保安官事務所の広報責任者ティージェイ・ストロング氏(TJ Armstrong)は「これまでも犬に噛まれたり、襲われたというケースはありましたが、これほど酷い状況は見たことがありません」とルーシーさんの怪我の酷さを語った。

    ルーシーさんを襲った犬は7~8頭ほどいたという目撃情報があり、同保安官事務所ではそのうち4、5頭の犬を捕獲し2頭の飼い主が判明した。その2頭はウォーカー動物愛護協会へ引き取られる予定とのことだ。

    保安官事務所では、他の犬に関しても飼い主がいると見ているという。ルーシーさんの検視結果後に本件は地方検事局に引き渡され、犬の所有者が告訴されるか否かを決定する予定になっている。

    ちなみにウォーカー郡では、犬の放し飼いを法的に取り締まる「放し飼い禁止条例」が定められていないとのことだ。

    画像は『The US Sun 2020年10月21日付「KILLED BY DEVIL DOGS Mom-of-four, 36, is mauled to death by pack of vicious dogs while out on a walk as cops say killer animals are PETS」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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    【【衝撃】放し飼いされた犬の群れに襲われ女性が死亡 捜査関係者「あまりにも酷い状況」(米)】の続きを読む

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    出産には多かれ少なかれ危険が伴うものだが、このほどブラジルで分娩に臨んだ女性は胎児の頭が身体から切断された状態で出てきてしまった。女性の夫は病院のスタッフが腹部を強く押しすぎたことによるものだと主張し、警察が関与する事態となった。『The Sun』『Daily Star』などが伝えている。

    ブラジル北部パラー州ベレン市にあるサンタ・カサ・デ・ミセリコルディア病院に今月16日の午前6時頃、妊娠8か月の26歳の女性が救急車で搬送された。女性はかかりつけの医師から胎児の健康に問題があるため、帝王切開で出産するように助言されていた。

    しかし搬送された病院の医師は、自然分娩で出産させるという決定を下した。女性の出産に立ち会うため病院に来ていた家族や友人らは、何度も帝王切開で出産させるように医師に伝えたが、医師の決定を覆すことはできなかったようだ。

    女性は3時間以上待たされた後、ようやく分娩室に入り出産の準備が整えられた。しかし赤ちゃんはなかなか産まれず、困難を極めた。そんな中で医師は女性にもっといきむように要求し、スタッフには女性の腹部を強く押すように指示した。

    医師に言われた通りスタッフが腹部を強く押した途端、産道から胎児の頭だけが出てきた。看護師は胎児の頭を手で受けとめたものの、そのまま床へと落としてしまったそうだ。女性の夫は当時の様子を次のように語っている。

    「彼らはいきむように妻に何度も言い続けました。そして彼らが妻のお腹を強く押した途端、赤ちゃんの頭だけが出て来て、それを受けとめた看護師が床に落としてしまったんです。彼らはその後、子宮内に残った胎児の身体を取り除くための手術を行いました。」

    家族は警察に病院を訴え、亡くなった胎児の遺体は検視してもらうことになった。また妊婦の友人である女性は「分娩室には病院の制服を着た人達が大勢いた」と警察に話しており、多くの目撃者がいたことが分かっている。一方で病院側は、翌日に次のような声明を出した。

    「胎児にはいくつかの奇形があり、肩甲難産と呼ばれる稀な合併症を引き起こしました。この合併症を併発すると胎児の頭だけは出てくるものの、身体は子宮内から出てくることはありません。」

    妊婦だった女性は現在、お腹の子を亡くしたショックのために入院中とのことだ。妻を気遣う夫は我が子が亡くなった詳しい理由について、伝えることができないままでいるという。

    画像は『The Sun 2020年10月19日付「BIRTH HORROR Newborn baby’s decapitated head fell on the floor after it was torn from its body during botched birth in Brazil」』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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    「イスラム教徒になったのかよ?」 福島第一原発潜入取材に向けた”猛烈ダイエット”の記録 から続く

     30年近くヤクザを取材してきたジャーナリストの鈴木智彦氏は、あるとき原発と暴力団には接点があることを知る。そして2011年3月11日東日本大震災が発生し、鈴木氏は福島第一原発(1F)に潜入取材することを決めた。迎えた作業初日、Jヴィレッジから1Fへと向かうのだった。『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文春文庫)より、一部を転載する。(全2回の2回目/前編を読む)

    ◆◆◆

    地獄への入口

     出発の時間はすぐに来た。急ぎ全面マスクを付け、手袋を三重、靴下を二重にはく。汗かきの自覚があるので、全面マスクを装着する前、熱中症防止のためさらなる水分を補給しようと判断、車内で飲んだ水では足りないと思い、持参した500ミリリットルスポーツドリンクを一気のみした。

     作業員が現場に向かうための出入り口は、私が入ってきたそれの正反対の場所にあった。その周囲にも熱中症予防のための注意書きが貼ってあった。係員にドアを開けてもらい、右側を進む。左には作業を終えた作業員の表面汚染を測定する装置を持って、4人のスクリーニング要員が待機していた。

     左右はパーテーションで仕切られていて、それぞれの協力会社の全面マスクが何度基準を超えたか、“正”の字によってカウントされた紙が貼ってあった。もっとも多かったのは、死亡事故を起こしたいわき市の不二代建設だった。

     もう一つの扉が開く。これもファスナー式で、勝手に開け閉めはできない。

     左右には白、黒、黄色、青色、赤色など、様々な色、形、サイズシモン製安全靴がおいてある。赤いブーツタイプを選んだ。以前、1Fの入口を撮影した際、警備のために立っていた作業員が同じ色、形の安全靴を履いており、その印象が残っていたためだ。最後の扉が開けられた。地獄への入口である。

     ドアが閉まると、係員が「ご安全に!」と声をかけてくれた。耳慣れない言葉だが、原発に限らず、建設現場では日常的に使うらしい。

     野外に出て、右側のプレハブ小屋に入って、ヘルメットを装着する。各社のものが陳列されていたが、私が選んだのは黄色でテプコのロゴがあったヘルメットだ。余談だが、このヘルメットも原発のための特別仕様だという。着脱が容易なよう改造されているらしい。

    尿意との戦い

     担当する3号機、4号機近くの現場まで行くためバスに乗った。途端、強烈な尿意を覚え、私はバスの中でひとり、腰をくねらせていた。

     バスは、1Fの正門を抜け、構内へと進入した。

    「小便する場所ありますか……」

     隣の作業員に小声で打ち明ける。

    「なに? 小便? 今日は特別な作業はないから。すぐ終わるって。我慢して」

     全面マスクを装着しているため、大声がバス中に響き、作業員たちが振り向いた。下半身から意識をそらすため、窓にかぶりついて景色を眺めた。

     バスは最初の大きな交差点を右折し、砂利道へと入っていった。

     1Fの構内は広い。片側2車線の道路があり、交差点には信号もある。電気は復旧しているはずだがどの信号も沈黙したままで、勤務していた1カ月あまりの間、何度かヒヤリとさせられた。交通事故防止は熱中症対策と並んで1Fでの大きな課題で、接触事故程度なら週に一度はあった。作業前のミーティングでも、毎度、交通事故に注意するようお達しが出た。

     突貫作業で復旧させた道はでこぼこで、なんとか走れる程度に直ったという状況だ。亀裂がそのままになっている箇所は多く、塞ぎきれなかった穴には鉄板が置かれ、特に危険な場所にはカラーコーンが設置され物理的に近づけないよう処置がされている。

     が、それ以外の場所でも安全とはいえず、お盆の頃には、すれ違いのため脇に寄った日立のユニック・クレーン車が、軟らかい路肩にはまって横転した。怪我人はなかったようだが、事故は1Fの敷地外でも頻発した。

     1Fの正門から東芝のシェルターまで、フェンス伝いに2、3分走ると、左手にデイリーヤマザキコンビニエンスストアがある。ここにスズキのワンボックスが突っ込んだのは初勤務から数日後のことだ。作業員にとって死に直結する危険は放射能ではなく、熱中症交通事故だった。

    のっぽサリー

     バスは再び舗装された道へと戻り、丘の頂上から海に向かう長い坂道をゆっくり下っていった。下半身を刺激し続けてきた揺れが収まり、声が漏れた。

    「あっ、出た!」

    「鈴木さん、駄目だって。少し我慢して。すぐだから。終わるから」

    「いや、あれ、原子炉建屋ですよね!」

     左手にテレビで何度も観た3号機と4号機があった。でかい。想像以上だ。支柱だけが残った3号機は、まるで原爆ドームのようで、事故当時、東電社員が撤退したのも無理はないと思った。世界遺産である原爆ドームは、核爆弾の恐怖を後世に伝えるものだが、骨組みとなった3号機は、今も核爆弾以上の放射能をいつ外部に漏らすか分からない。

     バスは4号機脇にあるプロセス主建屋の前に停まった。ここに私の仕事場、東芝製の通称・サリーSimplified Active Water Retrieve and Recovery System)がある。シェルターの喫煙室で東芝の社員が「魔法使いサリー」とか「のっぽサリー」と笑っていたから、呼びやすいようこじつけに近い略称に決めたのだろう。サリーは本来、汚染水処理のバックアップのために作られた施設だが、現在、稼働率が悪いアメリカフランス製の装置に代わり、メインとして稼働している。

     入口は2つあった。丘陵近く、手前の入口からすぐの場所が、サリーの設置場所になっていた。先輩たちに続いて中に入った。設置場所の左右の壁面には鉄枠で組まれた骨組みがあった。そのあちこちに弁や配管があり、床の塗装もまだで、制御盤も置かれていない。八割方完成していても、メイン装置の設置はまだだ。

     汚染水は流されていないはずなのに、床のあちこちにオレンジ色等の配管があって、その一部がブルーや白いビニールに包まれた鉛板で遮蔽されていた。内部にはあちこちに放射線量を記したプレートが置かれていて、裏口近辺の値はサリー付近より10倍程度高かったから、遮蔽しなければならない理由があるのだろう。たとえ自分が働いている場所であっても、作業員は詳しい事情を教えてもらえない。現場監督に言われるまま目の前の作業をこなすのみで、他の部署となれば、よりいっそう情報が届かない。10シーベルトまで計測できる機器のメーターを振り切るほどのホットスポットが発見、報道された時も、作業員たちはそれをテレビニュースで知った。現場で分かるのは自分が何をやっているか、その手順だけである。

    初仕事は床掃除

     プロセス主建屋も地震と津波の被害を受けている。もともと汚染物質の一時保管庫であり、内部にはそのための機器が詰まっている。それらを撤去したサリー用のスペース以外に目を向けると、あちこちに壊れたままの機械が放置されていた。ぼろい、という表現は適切ではない。廃墟と言ったほうが実情に近い。

    「こっち来て。ぼさぼさしない」

     同僚の熟練工たちは足場を組んだり、翌日から行われる溶接作業の準備に取りかかった。箒(ほうき)を手渡され、床を掃く。私の初仕事である。というより、初日に限らず、初勤務から数日は全面マスクに慣れることが目的とされる。熟練工であっても、こうしたマスクをして勤務するのは初体験だ。

    「俺、泊(とまり)原発で釜(格納容器)の上に乗って仕事してんだ。それでも被曝なんてしないんだわ。泊の線量なんて自然界より低い。福島の線量は馬鹿みたいな数値だ。それに暑い。早く仕事終えて北海道に帰りたい」(バスで隣席となった北海道在住の作業員)

     慣れないマスクをはめ、おまけに素人の私にできる作業は掃除や補助作業しかなかった。サリーは精密機械のかたまりで、私が行った仕事は、掃き掃除・拭き掃除、足場組みの補助、シーリング、遮蔽板の設置というスキル不要な、純然たる肉体労働ばかりである。

     尿意は消えなかった。責任者に打ち明けようと悩んだが、初日から小便を我慢できずシェルターに戻ったとなれば、作業員失格と思われてしまう。ただでさえ運転免許以外、なんの資格も所持していない。使えない作業員という自覚は十分にある。

    原発作業員がもつ様々な資格

     原発作業員は様々な資格を有している。一例を挙げれば、プラント配管計装士、危険物取扱者、消防設備士、核燃料取扱主任者、第一種放射線取扱主任者、第二種放射線取扱主任者、第一種作業環境測定士、エックス線作業主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者などだ。

     特別技能の他にも、足場組立等作業主任者技能講習、玉掛技能講習、小型移動式クレーン運転技能講習、フォークリフト運転技能講習、ガス溶接技能講習、高所作業車運転技能講習、電気工事作業指揮者教育、石綿使用建築物等解体等業務特別教育、粉塵作業特別教育、高圧端末処理技量、低圧・計装端末処理技量、ハンダ付コネクタ処理技量、圧着コネクタ処理技量、EHC配管組立技量、後打アンカ技量、ろう付け継手技量、圧着端子圧着作業、締結作業など、数々の講習を受けなければならない。

     私以外の作業員はみな、九割九分原発経験者だった。1Fを生業とする業者はもちろん、複数の原発を渡り歩く職人たちがほとんどだ。周囲から“ドル箱スター”と呼ばれていた作業員ですらかなりの講習を受け、いくつか資格を持っていた。ドル箱とは会社の取り分が多く、手取りが少ないという意味で、使えない社員に対する蔑称だ。

     作業員の日当は直接雇用してくれる会社との間で決める。上会社の者ほど高い給料をもらっているわけではなく、同じ会社の同じ職種でも、個人によって手取りには格差がある。安い賃金で雇用されたドル箱スターたちであっても、私よりは使える。平時なら素人に出る幕はない。

     走ろう。そう思った。

     たくさん汗をかけば、膀胱にたまった小便が汗となって排出されると思ったからだ。

    「会いたかったぁ~、会いたかった~、会いたかった~、イエス!」

     行きがけのバスで聴いたAKBを熱唱しながらやけくそで踊り、床を掃いた。

    「ふざけない!」

     同僚から𠮟咤され、歌はやめた。股間がじんわり温かくなってきたのが分かった。 

     タイベックに染みはできたが、靴までは垂れなかったので、放出したのはわずかだったと思う。初勤務で失禁するという失態は、しかし、誰にもばれなかった。作業を終えシェルターに戻って来る作業員は、みな汗でべちゃべちゃで臭いからごまかせた。綿手袋の上に二重にはめたゴム手の中は、逃げ場のない汗で、握ると、ぐちゃっと音がしたし、支給される肌着の上下は、まるでプールに飛び込んできたときのようにずぶ濡れだった。

    (鈴木 智彦/文春文庫)

    (著者提供)


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    リニア実験車両で火災、作業服が燃えて2人が重傷、1人が軽傷

    リニア実験線を走行中のリニア車両(山梨県笛吹市)

     JR東海2027年開通を目標に、東京(品川駅)と名古屋駅とをわずか40分でむすぶリニア中央新幹線(以下、リニア)の工事を行っている。その走行実験を行っているのが、山梨県にあるリニア実験線(全長約43Km)だ。

     2019年10月7日16時7分。その車両基地(都留市)でリニア実験車両が火災を起こした。車両基地から数十mの距離に住んでいる筆者の知人は、「火災直後には都留市消防署の消防車が何台もやってきて、消火作業に当たった」と連絡してくれた。消火には1時間以上がかかったようだ。

     この火災は地元でも大きく報道され、その出火原因は複数の新聞で以下のように報道された。

    「断路器(修理や点検時に特定の機器を電気回路から切り離すためのスイッチ✴︎10/7、9:43修正)のスイッチを切り、車両データの抜き取り作業の後、再びスイッチを入れたところで『火花が出て作業服に燃え移った』」

     その結果、2人の男性従業員(29歳と31歳)が重傷、1人の男性従業員(41歳)が軽傷を負い、都留市立病院に搬送された。

    ◆「火花」で作業服が燃えるものなのか? 事故検証結果を情報公開請求 

    山梨県都留市リニア車両基地。中は見えない

     これらの報道に、筆者は素朴な疑問を覚えた。「果たして火花で作業服が燃えるものなのか?」ということだ。

     激しく火花が出る溶接作業を行う筆者の知人は「軍手が燃えたことはあったが、作業服が燃えたという話は聞いたことがない」と言う。知人は「燃えるとすれば、ナイアガラ花火のような火花しか考えられない」と語ったが、以後、それ以上の報道は出てこなかった。また、筆者もこの件をすぐに忘れていた。

     ところが今年7月に入ってから、3人の従業員のうち1人の重症者が4月の時点でも入院中との情報が入った。作業の最前線にいた従業員で、事故からもう半年経っても入院しているとは。この情報に驚き、再び「そんな重症の火傷になるほどの火花があるはずがない」との疑問を覚え、筆者はすぐに都留市消防署に連絡を入れた。

    「本当に火花で作業服が燃えるのでしょうか? 消火作業後に現場検証をしたのであれば、検証結果を教えてもらえませんか?」

     この要請に対し、消防署職員は「検証はJR東海と一緒にやりました。検証結果はなるべく早く伝えるようにします」と伝えてくれた。

     だが、7月10日、消防署から届いたFAXは筆者の疑問を解消するものではなかった。そこには、「大きなエネルギーの『火花』が発生し、作業服に燃え移った」としか書かれていなかったのだ。

    都留市消防署からの回答には「大きな火花」が原因としか書かれていなかった

     そこで、消防署が「ここだったらより詳しく知っているかもしれない」と教えてくれた都留市役所の法制広報担当に情報公開請求をかけてみた。

     これは時間がかかった。メールで用件を伝え、その後、FAXで必要事項を伝え、市役所が送ってきた文書に必要事項を書き入れて返送する。その結果、9月4日に回答が来た。

    ◆「アーク放電現象」が発生したと都留市役所は回答

    都留市法制広報担当からの回答文書。「アーク放電」であったことが明記されている

     回答文書にはこう書かれていた(概要)。

    「火災の原因は、ガスタービン発電機の作業中、作業用断路器投入後、加圧された正負極ナイフスイッチディスコン棒先端部分が接触し短絡したことにより、アーク放電現象が発生し、出火したものと判定する」

     専門用語ばかりで判読不能だ。そこで、読者のためにもまず、単語の解説をしてみたい。

    ★断路器
     電流が流れていない電路を開閉するための装置。修理や点検時に特定の機器を電気回路から切り離すためのスイッチでいわゆるブレーカー(遮断機)とは異なる。ディスコンとも呼ばれる。

    ★正負極ナイフスイッチ
     断路器に電流が流れないように、レバーで上下させて電気のオン・オフを切り替えるスイッチ

    ディスコン棒
     断路器の操作をする棒。絶縁性能の高い塩化ビニルやFRPで作られている。先端の「金属製」フックを断路器レバーに引っ掛けて、スイッチのオン・オフを行う。

    ★短絡
     いわゆる電気の「ショート」。ショートすると、過電流が流れて火花が飛び、それが継続状態になると発火する。
     
    アーク放電
     狭い通路に電流が集中し、電子と中性粒子、イオンとの衝突、中性粒子間の頻繁な衝突によって、電気エネルギーが熱エネルギー・光エネルギーに変化。弧状に発生する電流の温度は5000°C以上の高温になる。簡単に言えば、電線ではなく、空気中を走る高電流のことだ。

    ◆太陽の表面温度のような超高温の電流が従業員たちを焼いた!?

    裏側から撮影した車両基地

     都留市の開示文書は判りにくいが、以下のように解釈できる。

     たとえば、車のバッテリーにはプラス極とマイナス極がある。マイナス極から出た電子は、車の中さまざまな回路を巡って、最終的にはバッテリープラス極に戻ってくる。これが「電流」と呼ばれる。

     もしこのとき、金属製のスパナなどの工具をたまたま直接プラス極とマイナス極とに同時に接触させてしまうと、電子は車の中を通らずに、マイナス極から突然プラス極に移動する。これを「ショート=短絡」という。このときに火花が出る。

     今回の事故は、従業員が断路器をディスコン棒でオンにした。おそらくその後、ディスコン棒の先端が通電しているナイフスイッチに触れてしまい、アーク放電してしまったと推測される。

     もちろん、火災発生時の映像があるわけではない。そもそもアーク放電とはどういう現象なのかを確認するためにインターネットで検索をかけてみると、複数の動画を閲覧できた。
     その現象の激しさに筆者はうなった。アーク放電の温度は太陽の表面温度(約6000℃)とほぼ同じか、それ以上にもなる。そんな超高温の電流が従業員たちを焼いたのだ。

    JR東海からは事故についての説明なし

     この件で今年4月13日、もとむら伸子衆議院議員共産党)が国会の決算行政監視委員会で質問に立ち、事故の詳細を尋ねた。これに対して、国土交通省の水嶋智鉄道局長はこう回答した。

    「実作業を行っていた1名は現在も入院加療中のため、事故発生当時の状況の詳細な確認がまだ十分に行えておらず、当該作業員の回復を待って今後更に究明をする予定ということでございます」

     では、この従業員はまだ入院しているのか? 筆者は9月17日国土交通省鉄道局に電話を入れた。

     そこで得た情報は、従業員は全身に火傷を負って入院していたが、コロナ感染を避けるため、数か月前(時期は不明)から自宅療養をしている。今秋のどこかで、治療のために再入院する……ということだった。

     加えてJR東海「本人からまだ詳細を聞けていない」というので、なぜアーク放電が起こったかは明らかにされていない。

     筆者が確認したいのは、これが単なる作業ミスか、それともリニア新幹線システムに起因するのかどちらなのかということだ。

     火災を起こした車両には電源としてガスタービンを搭載していたが、今年デビューした新型車両にはガスタービンがないので、ガスタービンが原因ならば同じ事故は起こらないといえる。何が推測できるかは、今後、科学的な知見を有する識者たちから情報を集めたいと思う。

     だがそういった情報収集は本来、JR東海が行うべきだ。しかし、同社からの事故についての説明はない。ちなみに、鉄道局も筆者同様に火災の原因がアーク放電であることはつかんでいた。だがその情報すらJR東海からは公表されないのだ。

     ともあれ、まずは火災にあった従業員の方の回復を祈るばかりだ。

    ※記事内、断路器の説明で「ブレーカーのようなもの」「いわゆるブレーカー」とありましたが、ブレーカーは遮断器であり、断路器とは異なるため訂正致しました。10/7、9:43

    <文・写真/樫田秀樹>

    【樫田秀樹】
    かしだひできTwitter ID:@kashidahidekiフリージャーナリスト。社会問題や環境問題、リニア中央新幹線などを精力的に取材している。『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社)2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。

    リニア実験線を走行中のリニア車両(山梨県笛吹市)


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【動画はこちら】

    揚げ物をする油に火がついてしまい、焦ったアルバイトの男性。火を消そうとしてあろうことか、油にバケツで水をかけてしまいます。

    その瞬間火は燃え上がり大変なことになってしまいます。

    動画には「すぐそこに消火器が見えるのに。。」「この男が次の仕事で学んだことを利用してくれることを願っています」「幼い頃にこれを学びました」などのコメントが寄せられています。

    油が燃えた時に水を使ってはいけないことは常識と思っていましたが、知識が無いと水を掛けてしまいたくなる気持ちも分かります

    【動画はこちら】知識って大事、、すぐ近くに消火器があるのに燃えた油にバケツで水を掛けてしまい大変なことに!

    知識って大事、、すぐ近くに消火器があるのに燃えた油にバケツで水を掛けてしまい大変なことに!


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【動画はこちら】

    ツーリング帰り道首都高ウーバーイーツの配達員が自転車で走行しているのを発見したバイク乗りさん。バイク乗りさんは発見した瞬間「自転車!おい!危ないよ!」と声をかけました。配達員は「すみません」と一言。

    実はこの配達員、外国人で配達中に迷い込んでしまったということ。その後1時間ほど事情聴取されて解放されたとのことです。

    動画には「素直に凄いと思った!」「かっこいい!素晴らしいです」などのコメントが寄せられています。

    こういう人がいてもなかなか声をかけられるものではありません。素晴らしい対応です。

    【動画はこちら】【神対応】「素直に凄いと思った!」首都高に自転車のウーバーイーツ配達員を見つけたバイク乗りさんの対応がカッコいい!

    【神対応】「素直に凄いと思った!」首都高に自転車のウーバーイーツ配達員を見つけたバイク乗りさんの対応がカッコいい!


    (出典 news.nicovideo.jp)


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