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    8月7日、外食チェーンの「サイゼリヤ」がつけたまま食事ができる新しいマスク「しゃべれるくん」を発表した。マスクを半分に折りたたんで、紙ナプキンを表面にかぶせるというもの。堀江貴文さんは「狂ってる笑笑」等の否定的なツイートを行い反響を呼んでいた。

    関連記事:堀江貴文さん「狂ってる笑笑」「真面目に本人たちはやってるんだろうけど、気持ち悪さしか感じない」 サイゼリヤ発表の食事用マスク
    https://getnews.jp/archives/2670049[リンク]

    その後も、堀江さんのツイートには賛否さまざまな返信が寄せられる。
    他のユーザーとのやりとりの中で、

    え?笑。外食産業的には迷惑でしかないけどなこんなの。

    という堀江さんの引用ツイートに対し、あるユーザー

    「外食産業での感染リスクが高いと言われてるなか この先重傷者や亡くなられてしまう方が増えてしまえば また、自粛になりかねない だから何とか対策をと考えてるのだから バカにしたような言い方するのは 大人の発言とは到底思えない」

    と返信。他のユーザー

    「外食産業での感染リスクが高いと言って 重症発生ほぼゼロの状態で重傷者や亡くなられてしまう方が増えるからと自粛すべきだ対策すべきだ言う人がいるから、いつまで経っても終わらない」

    と反論し、それに

    「自粛が良いとは思ってません 外食もしても良いと思ってます そのために外食産業の方々は消毒やフィルムをはるとかそれぞれのお店で対策を考えて頑張ってます 今時間短縮を言われてる外食産業。 この先自粛とならないために頑張ってます 影響力のある方がそれを笑うのは違うと思っただけです」

    と返答するやりとりを行っていた。
    堀江さんはそれを引用し

    あの変なフンドシみたいなのを顔につけてメシ食いたくないだろ普通

    ツイートを行う。
    また、その後のやりとりの中での、別のユーザー

    「少しでも来てほしいとの努力は理解できるし 少なくとも私も外食産業に関わる人間なので。 サイゼのような大手がこのような茶番をやられると、顔隠しながらじゃないと外食危険という 風評になるのが、外食業界からすると迷惑です。 頑張り方を間違えると周りを巻き込む迷惑になりますよ。」

    というツイートリツイートするなどしていたようである。

    ※画像は『Twitter』より

    ―― 面白い未来、探求メディアガジェット通信(GetNews)』
    堀江貴文さん「あの変なフンドシみたいなのを顔につけてメシ食いたくないだろ普通」 サイゼリヤの食事用マスク「しゃべれるくん」で議論に


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 image.news.livedoor.com)



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     2020年内に横浜で展示予定の「動く実物大ガンダム」に、中指を立てさせたフェイク画像が出回っているとして、元画像の撮影者が注意喚起しています。

    【その他の画像】

     フェイク画像の元となったのは、建造中のガンダムが右手を前方へ突き出している写真。改変者はこの手が中指を立てているよう画像編集を加え、欧米における侮蔑表現に仕立てています。

     この画像の初出は特定されていませんが、盗用が重ねられ国内外に拡散されている様子。大元の写真を撮影したよっくんさんは、「許しがたいフェイク画像」と述べ、本来の画像を公開のうえ「品位をおとしめるような悪用は許しません」と抗議しました。

     リプライでは「フェイクでよかった。よくないけど」「悪ふざけで済まないのでは」といった反応が多数。「多くの人はフェイクと分かったうえでジョークと受け止めている」とする海外からの声もみられますが、よっくんさんは「私が撮った写真でガンダムが下品に見えるのは心苦しい」と答えています。

     よっくんさんは実物大ガンダムの製作現場をマメに観測。撮影した写真や動画をTwitterで公開し続けています。

    右がオリジナル版、左がフェイク画像。投稿者により多言語で説明が加えられている(画像提供:よっくんさん)


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 amd.c.yimg.jp)



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    ロサンゼルスで強盗を撃退した中国人元プロボクサーについて、中国メディアの観察者網は7月30日付の記事で「過去のSNS投稿が物議を醸している」と伝えた。
    元プロボクサーの楊連慧(ヤン・リエンフイ)さんは、アマチュア時代の成績こそ全国16位と振るわなかったものの、2006年韓国に渡ると苦労を重ねながら才能を開花させた。2012年に韓国でチャンピオンに輝くと、2013年に帰国。2015年7月には中国ボクシング史上4人目となるIBF(135ポンド)タイトルマッチに挑戦した(結果は0-3の判定負け)。2016年に21戦19勝2敗14KOの戦績で現役を引退後、米ロサンゼルスに渡り、ジムを開いた。
    楊さんが経営するジムに最初に強盗が入ったのは7月6日の明け方。庭に侵入してきた強盗に対し、窓を開けて銃を向けると、強盗は一目散に逃げていったという。通報を受け駆け付けた警察は容疑者のものとみられる自転車を押収していった。しかし翌早朝、同じ強盗が自転車を探しに再び現れた。楊さんが警察に通報すると、それに気づいた強盗が刃物を持ち出してジムに侵入しようとした。これに対し、楊さんは友人からもらったという日本刀を振り回し応戦。その後、裸足で追いかけ、顔面をしたたかに殴りつけたところ、強盗は顔から流血し、そのまま逃げ去ったという。楊さんも右足を負傷したため深追いせず、警察に連絡。事件の一部始終は、ジムに設置した防犯カメラに映っていた。
    事件について中国のスポーツメディア・新浪体育は、「中国人を見下す人々に中国人のすごさを見せつけた」と称賛した。ところが、楊さんが過去に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に投稿していた内容が物議を醸すことになった。
    楊さんは今年3月、「私は中国人。中国を愛している。体には中国人の血が流れているから。私は米国を愛している。ここで生活して、新鮮で自由な空気を吸っているから」と投稿。これに対し、米国を評価する言論を快く思わないネットユーザーから「中国の空気は新鮮ではなく、自由ではないということか」などと反発する声が寄せられたほか、今回の事件後には「強盗が入ってけがをしたそうですね。強盗が吸っている空気は自由ですか?」などと皮肉る声が寄せられたという。
    楊さんは2012年8月には「午前中に中国郵政に行き、米国に試合のDVDを送ろうとしたら証明が必要だと言われた。中国国内でテレビ放送された試合のDVDなのに。なぜ送れないのだ?国民にはこれっぽっちの権利もないのか。YouTubeにもアクセスできない。中国政府、あんたすごいよ」と投稿していた。
    また、13年7月には「今日は米国に来て初めて銀行に行った。米国の銀行が中国と違うのは、(1)並ばなくていいので時間が無駄にならない。(2)銀行のカウンターの前に分厚い防弾ガラスがない。(3)入り口にも中にも警備員の姿はない」、14年2月には「米国に来るのは本当に大変。ビザの費用、渡航費、滞在費、合わせて2000ドル(約20万円)。領事館に行って証明書をもらうだけで金がかかる。中国のパスポートはいつになったら力を発揮してくれるのか」と投稿していた。
    観察者網の記事はこれらを紹介した上で、皮肉を込めて「楊はまだ中国籍を保持している」と伝えている。(翻訳・編集/北田

    米ロサンゼルスで強盗を撃退した中国人元プロボクサーについて、中国メディアの観察者網は7月30日付の記事で「過去のSNS投稿が物議を醸している」と伝えた


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 image.news.livedoor.com)



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    Hey! Say! JUMP山田涼介さんの官能的な姿が表紙を飾った『anan』が2020年8月5日に発売。ファンの間では歓喜の声が上がる一方で、過去に「環境型セクハラ」が問題視されたことを受けて「女性向けだからセーフなのか?」「イケメン無罪」といった声も上がっています。


    宇崎が環境型セクハラって言われてるのに、SEX特集は環境型セクハラに該当しないのはなぜ

    2019年10月に、『宇崎ちゃんは遊びたい!』と日本赤十字の献血センターコラボしたポスターが、「過度に性的」と指摘されて賛否両論が飛び交った経緯もあり、「今回の件も怒るべきなのでは」といった反応も上がっています。


    個人的にはananのSEX特集も男性タレントのヌードも別に構わないし問題ないと思っている。これが前提。

    でも、普段から「女性の性的搾取!男女差別!フェミニズム!」と喚いてる一部界隈の方々はこの特集にも全力で怒っていただかないと、お前らの主張は今後全く信用されなくなるぞという気持ち。

    また、表現の自由の観点から「どちらも問題ない」と論理展開すべきという意見も寄せられています。


    ananのSEX特集の件は、「二次元に文句言うならananにも文句言えよ」という風に持っていってはダメよ。
    ananのSEX特集がOKなんだから、二次元の絵だって問題ないよね?」という風に論理展開しないと。

    Aの擁護派が「AがダメなのにBがダメじゃないのはおかしい」と言う論理展開した時に、「そうですね、AもBもダメです」と言われると詰むんですよ。
    なので、「BがOKなら、AもOK」という論に持っていくべきなのよ

    こうした投稿が多数上がった結果、Twitterトレンドには「SEX特集」が入っており、さらに議論が展開されることになりそうです。なお、『anan』のSEX特集は毎年夏の恒例となっており、過去には指原莉乃さんが表紙を飾ったこともあります。

    ※画像はTwitterより
    https://twitter.com/ARL0805/status/1288657658170322946 [リンク]

    ―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
    Twitterでもトレンド入り! 「宇崎ちゃんは環境型セクハラで『anan』はOKなのはなぜ」という疑問続出


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    imageイラストレイン

    Twitterのトレンドは、その時々で話題になっているトピックが選び出されているため、今まさにTwitter上で盛り上がっている最新の話題を、リアルタイムで見つけることができる機能です。今回そんなトレンドにスク水揚げ、という謎の言葉が入ったことによりネット上がざわつく事態になっています。

    聞き慣れない言葉がトレンドに

    今朝から、「スク水揚げ」という聞き慣れない言葉がTwitterのトレンドに入っています。筆者は全く聞いたことがない言葉でしたが、トレンドに入るということは話題にしている人が多いということ。世間の人は色んな言葉を知っているんだな、と感心していました。

    しかしユーザーの投稿を見ていると、「なんだこれは」という反応や、あらぬ勘違いをしている人がたくさんいたのです。

    勘違いをしてしまう人たち

    このように、そんなことあるのかと思うようなシチュエーションを想像してしまっている人が多く見られました。

    確かに、パッと見ただけでは「スクール水着」を「揚げた」ものなのか?と思ってしまいますよね。こうしたものに惹かれてしまうのは下心では無く、好奇心からであるということを強く念押ししておきます。

    かしこの言葉、実際はまるで想像と違ったものだったのです。

    真相はまさかの・・・

    なんと真相は、沖縄県南城市で「スク」という魚が「水揚げ」されたとのニュースだったのです。このニュースの「スク水揚げ」という部分を誤解してしまうことが面白がられて広まったのでしょう。

    これは文の区切りを誤って読み、全く違った意味として解釈してしまう「ぎなた読み」というもの。確かにこの字面を見てすぐにスクという魚を思い浮かべるのは難しいですよね。

    ぎなた読みといえば以前にも、ある新聞記事の見出しが、筆者がIQ低くなったのかと空目してしまうと話題になっていました。

    画像掲載元:イラストレイン



    画像が見られない場合はこちら
    スク水揚げという謎の言葉がトレンド入り、ネット民がざわつく事態に


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     Twitterに投稿された“猫探し画像”が、「難易度が高すぎる」と話題になっています。果たして、この写真から見つけられるでしょうか?

    【画像:答え】

     「僕ぐらいになるとこんなとこにいる猫も見つけちゃう」というひと言とともにTwitterに投稿された1枚の写真。外階段がある2階建ての家の玄関が写っていますが、猫らしき姿はどこにも見当たりません。猫愛レベルが問われるこの挑戦には挑まずにはいられません……が! Twitterコメント欄では「ムズ過ぎ」「いないんじゃないの」「駄目だ、虚無しか見つけられなかった」「なんでもネコに見えてきた」など、皆さん大苦戦している様子が見られています。

     投稿者は芸人として活躍中のロビンソンズ 北澤仁(@kitazawa1104)さん。猫専用アカウントで猫たちへの熱い愛を投稿しています。今回の“猫探し”は四千頭身の後藤拓実さんなどたくさんの芸人仲間も挑んでおり、その様子がコメントで寄せられています。

     ちなみにロビンソンズ 北澤仁さんからは答えの発表はなく「皆様たくさんありがとうございました。答えはあえて言いません。猫は皆様の心の中にいます」とのことです。

    画像提供:ロビンソンズ 北澤仁(@kitazawa1104)さん

    見つけられる?


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    議論の生産性を高めるうえで「プライド」はムダになることが多い。慶應MCCシニアコンサルタントの桑畑幸博氏は「ツイッターでは論点をすりかえる『揚げ足取り』の議論が目立つ。そうした場面では、さっさと謝罪し、本来の論点に戻ったほうがいい」という——。

    ※本稿は、桑畑幸博『屁理屈に負けない! 悪意ある言葉から身を守る方法』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

    ■Twitterで見かけた編集者の「くだらない議論」

    自称「議論研究家」の私にとって、なかなか興味深いネタを提供してくれるTwitter。そこで先日も「くだらない議論」を見つけました。(なお、それぞれの発言は論旨が変わらない程度に私が編集しています)

    発端は、ある男性編集者Aさんとします)が「献本へのお礼を直接でなくSNSに流すのは、自分にはコネがあるということを言いたいだけとしか思えない。書物が社交の道具に貶められている」とツイートしたことでした。

    その意見に反応したのが同業の女性編集者(Bさん)。「その解釈は狭量だ。本の情報がSNSで拡散されることに意味がある」と意見します。

    するとAさんは、「情報を拡散して本の宣伝ができればいいという考えには同意しない。書くことは断念することであり、編集は捨てることであり、出版は閉じ込めることだからだ」と反論します。

    ここまでは良かったのです。

    メリットデメリットリスクリターン。モノゴトには多様な側面がありますから、献本に対しても異なる意見が出てくるのは当たり前で、両者の意見にはそれぞれちゃんとロジック(理屈)がある生産的な議論です。

    ■「出版やめて、クッキーでも焼いてフリマで売ってろ」

    しかし、「出版とは閉じ込めること」に続けたAさんの次のような発言で、残念ながら「まともな議論」が一気に「くだらない議論」に突入します。

    「そんなこともわからないんだったら、出版やめて、クッキーでも焼いてフリマで売ってろ」

    このAさんの発言をスクリーンショットで引用し、Bさんが噛みつきます。

    「こういう閉鎖的で性差別の発言が感情的な口調で出てくるところが、ザ・日本の出版界ですね」

    ここから先は……。はい、皆さんご想像の通りです。当初の論点である「献本お礼ツイートの是非」は置き去りにされ、以下のような外野からの発言が相次ぎ、炎上することとなりました。

    「女性編集者とわかってのこの発言は明らかな性差別」
    「性差別からくる発言だと俺は思わなくて、単純な職業差別だと思う」
    クリエイティブな行動すべてを蔑んでると感じた」
    クッキー馬鹿にしてるんですか? 謝罪してください」

    もちろん中には「女性差別というより、商業ベースにのらない素人商売という意味合いだと思いますけどね」という冷静な意見もありましたが、概ねAさんへの感情的な批判が続きました。

    ■するべきは相互理解を深める質問

    私の個人的な解釈としては、Aさんは賞味期限の短い本を粗製乱造することのメタファーとして「フリマクッキーを売る」と言ったのではないかと考えていますが、もしそうだとしても、うかつな発言であったことは確かです。

    しかしながら、まともなやり取りを「くだらない議論」にしてしまったのはAさんだけの責任ではありません。

    私に言わせれば、「どっちもどっち」です。

    まず、Aさんの問題は何か。

    クッキーでも焼いてフリマで売ってろ」という、なかなかパンチの効いた一節に皆さん注目していますが、それ以上に問題なのが、その前の「そんなこともわからないんだったら」です。

    これはつまり、「自分は正しい。お前は間違っている」ということの表明であり、他の議論でもありがちな「マウンティング目的の発言」に他なりません。これでは、相手が見下されたと感じてヒートアップするのも当然です。

    Aさんは、炎上した後で「これは文学と社会学の対立」と言い直しましたが、そうであればBさんとはそもそもの立脚点や視点が違うわけですから、そこを議論の中で「自分はこういう視点で」ときちんと説明すべきでした。(個人的には、文学と社会学というより文化と経済の対立だと思っています)

    どちらにせよ、結局面倒くさくなってBさんをブロックしたわけですから、最初から面倒くさいことにならないよう、余計なひと言を加えずに、冷静に議論をすれば良かったのです。(あるいは最初からスルーするか)

    次にBさんの問題。

    これはもう「論点ずらし」であることは明白です。当初の「献本お礼ツイートの是非」という論点から、「性差別」へと論点をずらし、そこから「個人攻撃」と「業界批判」に持って行ったわけですね。

    BさんがAさんの発言を性差別と解釈したとしても、そこはさらっと触れる程度にして、たとえば「編集は捨てること、というのが献本お礼ツイートとどう関係するのですか?」といったような相互理解を深める質問をすべきでした。

    もしBさんが相互理解を目指しているわけではないのであれば、最初のAさんツイートへの反論も「議論する気などなく、単に噛みつきたかった」ということになります。

    ■日常生活に蔓延する「屁理屈」

    さて、これはほんの一例です。

    ご存じの通り、インターネットの世界には屁理屈をこねくり回したヘイトスピーチやデマ(フェイクニュース)、そして個人に対する誹謗(ひぼう)中傷が蔓延しおり、それが日常的な炎上の要因となっています。

    今回のコロナショックに関わるインターネットテレビでの発言も、参考にすべきものも多くありますが、中には勘違いや無知からくるトンデモ意見、そして悪質なデマや恐怖心を煽るだけのものまで、玉石混交の「言葉の洪水」に私たちは翻弄されています。

    そして仕事の現場では、パワハラセクハラ、家庭ではモラハラといった、自分勝手な屁理屈によるハラスメントも、まだまだのさばっています。

    ですから、私たちは「乱暴な主張で他者を否定し、押さえつけようとする言葉の暴力=屁理屈」の構造やテクニックを知ることで、そこから身を守る術を学んでいかなくてはなりません。

    その代表例が、前述のくだらない議論の発端となった「論点のすり替え」です。

    ■揚げ足取りは「人格攻撃」につながる

    この「論点のすり替え」を、皆さんは日常的に目にし、耳にしているはずです。たとえば会議で意見がぶつかった時、「そんな言い方をするからあなたの意見は信用できないんですよ。だいたいあなたはいつも……」というように反論するのも論点のすり替えです。

    確かに言い方に問題はあったかもしれませんが、そこから「意見そのものの是非」ではなく「人格攻撃」に論点をずらしてしまうのは、悪意に満ちた屁理屈以外の何物でもありません。

    では、なぜ人はこのような論点のすり替えを行うのか。それは当然「議論で優位に立つ」ためです。それも多くの場合、本来の論点では勝ち目が見つからないから、とりあえず論点をずらし、そのことで相手より優位に立とうとするのです。

    そして、こうした論点のすり替えは、「揚げ足取り」と呼ばれるものです。前述したBさんも、また例に出した会議での批判も、本来の論点とそれに関する意見の中身ではなく、「表現の仕方」のようなプロセスを問題視し、そこに噛みついているのがおわかりでしょう。

    ですから、揚げ足取りのような論点のすり替えは、往々にして「人格攻撃」になるケースが多くなります。

    ■誰もが「印象操作」で優位に立とうとする

    特に会議やSNSなど第三者の目がある場合、本来の論点から人格攻撃に論点をずらすことで、会議の参加者やSNSの閲覧者に「こんな人物の意見が正しいはずがない」と印象づけ、相手より優位に立つことを狙います。

    なんと姑息な屁理屈だと思いませんか?

    しかし実は、子供から大人まで、私たちは意識、無意識に関わらず、こうした「印象操作」を行ってしまう。それをまず自覚すべきです。

    野党代表の国籍問題や与党閣僚の過去の発言を取り上げて「こんな政治家の言うことなど聞くに値しない」と結論づけるのも、子供が「○○ちゃんはいつも……」と人格批判をして自分の意見を通そうとするのも、根っこは同じ「印象操作で優位に立とうとする行為」です。

    正直に言えば、私自身こうした論点のすり替えを行った経験があります。いや、こうした論点のすり替えをやったことがない、という人などいないのではないでしょうか。

    それほど社会に溢れる「揚げ足取り」という論点のすり替え。では、どうしたら論点のすり替えを行わず、また攻撃される対象となったときに身を守れるのでしょう。

    ■「謝ったら死んでしまう病」にかかったら本末転倒

    まず、自分が人格攻撃をされている当事者であれば、「謝ってしまう」のが一番です。「ああ、確かに言い方がまずかったですね。それは申し訳ありません」と、きちんと過ちを認め、謝罪してしまう。

    その上で「ですが、本来の論点は……」と議論を本筋に戻すのです。これにより、相手は一時的には優位に立てるものの、それ以降は本来の論点で議論するほかなくなります。

    うまくいけば「ちゃんと謝った」ことで、会議の他の参加者やSNSの閲覧者からきちんとした人という好印象を獲得し、揚げ足取りを逆手に取れるかもしれません。

    しかし、こうした理屈がわかっていないのか、それともわかっていてもやらないのか、政治家にしろSNSの発言者にしろ(前述のAさんもそうです)、なぜか自分の非を認めて謝ることができない人が多すぎます。まるで「謝ったら死んでしまう病」にかかっているかのようです。

    その根底にあるのは、たぶん「ちっぽけプライド」なのでしょう。自分の経験やスキルに自信があり、自分は正しいことを言っていると思っている。また、「その道のプロ」や「○○という肩書き」といった地位を守りたい。

    だから、自分の非を認めることなどできないし、する必要もない。よって、揚げ足取りをされたとしても、謝る必要などないし、揚げ足取りをやってきた方が悪い。

    せっかく生産的な議論を重ねて社会的な地位を得たとしても、そういった考えを続けているうちに「謝ったら死んでしまう病」にかかってしまうのだとしたら本末転倒です。

    ■さっさと謝罪し、本来の論点で議論を進める

    何かを発信しようと身構えるとき、小さなプライドから私も含む誰もが「病」に侵されてしまう。このリスクは意識すべきです。議論の生産性にプライドは必要ありません。むしろ、無用なプライドなど捨てて、「揚げ足取り」をされたらさっさと謝罪し、本来の論点で議論を進める習慣をつけていきたいものです。

    生産性の向上やネットリテラシーが求められる昨今、「屁理屈に振り回されたくない、相手をだまし、押さえつけようとする悪意ある言葉に負けたくない」というのは、今の時代に持つべき真っ当な危機感です。

    ぜひ声の大きな攻撃的な人々が駆使する卑怯な屁理屈のテクニックを知ることで、それに負けない力を身につけて欲しいと思います。

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    桑畑 幸博(くわはた・ゆきひろ)
    「慶應丸の内シティキャンパス」シニアコンサルタント
    01年の立ち上げから参画し、マーケティング・思考力・コミュニケーションスキルの講義で人気を博す。これまで資生堂、カゴメ、ブリヂストンなど100社以上の一流企業、および多数の自治体で研修を手掛ける。新著に『屁理屈に負けない!――悪意ある言葉から身を守る方法』がある。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/itakayuki


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     米Twitter7月22日午後5時ごろ(現地時間)、15日に発生した著名人のアカウント乗っ取り・詐欺ツイート事件の調査の経過を公式Twitterアカウントで報告した。

    【その他の画像】

     この事件は、ビル・ゲイツ氏、バラク・オバマ氏など、多数の著名人のTwitter公式アカウント(認証済みの、いわゆる「青バッジアカウント」)が乗っ取られ、15日のほぼ同時刻にビットコイン詐欺のツイートを行ったというものだ。

     新たな情報として、攻撃者がオランダの議員のものを含む36のアカウントのDM受信ボックスにアクセスしたと発表した。TwitterのDMは暗号化されていないので、すべてのメッセージが読まれた可能性がある。

     Twitterはこの件についての透明性を約束し、これまで複数回にわたって途中経過を報告している。現在、法執行機関(FBI)と調査で協力中だ。17日には、攻撃の対象になったのは青バッジアカウントを含む130アカウントで、詐欺ツイートを投稿させられたのはそのうちの45アカウント、青バッジではない8アカウントが「Twitterデータ」をダウンロードされたと報告した。

     DM受信箱にアクセスされたアカウントは攻撃対象になった130アカウントの一部だが、Twitterデータダウンロードされた8アカウントとは別のものだ。Twitterは各アカウントに直接連絡をとっているという。

     Twitterはこの攻撃を「ソーシャルエンジニアリング」によるものだと説明しているが、まだ具体的な手口や犯人については発表していない。



    (出典 news.nicovideo.jp)


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     自身が撮影した写真を無断でTwitter上で拡散されたとして、写真家の男性が発信者情報の開示を求めて米Twitter社と争っていた件で、最高裁第3小法廷は7月21日Twitter社の上告を棄却し、画像の投稿者およびその画像をリツイートした3人のメールアドレスを開示するようTwitte社に命じました。裁判では「リツイート時に自動で画像がトリミングされるのも権利侵害にあたる」との判断が示され、Twitterユーザーの間に驚きが広がっています。

    【画像がトリミングされている例】

     今回の裁判で争点の1つになったのが、リツイートした場合の「画像のトリミング」でした。Twitterでは写真を投稿、リツイートした場合に、上下が自動的にトリミングされ、横長の画像として表示されます。画像はタップクリックすれば全体を見ることができますが、今回のケースでは、トリミングされた部分に撮影者の名前が表示されていたことから、原告はリツイートによって著作者名がカットされたとして、著作者人格権を侵害していると主張。判決では最終的に原告の主張を認め、リツイート時に名前部分がトリミングされるのは著作者人格権(氏名表示権)の侵害にあたるとの判断が示されました。

     Twitterでは仕様上、ユーザー側で画像の自動トリミングを制御することはできないため、Twitter社がトリミングの仕様を変更しないかぎり、今後はユーザー側も無断転載の恐れがある写真をリツイートする際には、それが無断転載でないか、元画像に著作者表記がないかなどを確認する必要が出てきます。

     今回の判決について、戸倉三郎裁判官は次のように補足しています(判決文より一部抜粋)。

    「このような氏名表示権侵害を認めた場合、ツイッター利用者にとっては、画像が掲載されたツイート(以下「元ツイート」という。)のリツイートを行うに際して、当該画像の出所や著作者名の表示、著作者の同意等に関する確認を経る負担や、権利侵害のリスクに対する心理的負担が一定程度生ずることは否定できないところである。しかしながら、それは、インターネット上で他人の著作物の掲載を含む投稿を行う際に、現行著作権法下で著作者の権利を侵害しないために必要とされる配慮に当然に伴う負担であって、仮にそれが、これまで気軽にツイッターを利用してリツイートをしてきた者にとって重いものと感じられたとしても、氏名表示権侵害の成否について、出版等による場合や他のインターネット上の投稿をする場合と別異の解釈をすべき理由にはならないであろう」(戸倉三郎裁判官

     また、編集部では判決後、Twitter Japanにトリミングの仕様変更の可能性があるか問い合わせしたが、「本件に関してはコメントを差し控えております」(Twitter Japan広報)とのことでした。

    争点となった「画像の自動トリミング」


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【最高裁、“パクツイ”画像をリツイートした際の「自動トリミング」も著作者人格権侵害と判断 Twitter Japan「コメントは差し控える」】の続きを読む

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    撮影(FotoDuets/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

    近寄ってきたホームレス男性にお金をちらつかせ、危険な行為をするようけしかけたある男。55歳のホームレスの男性にとって、それはあまりにも危険な賭けだった。

    ■ホームレス男性への指示

    6月20日のこと、米国・ラスベガスラリーコナーさん(55)という名のホームレスの男性が、若い男(28)に近づいた。

    「どうかお金をくれませんか」と話しかけてきたコナーさんに対し、男はある条件を提示。それは「バク転してみせろ」「できたら6ドル(日本円にして約643円)やるよ」というもので、コナーさんはそのお金を得るために賭けに乗った。

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    ■動画配信中の事故

    男はコナーさんを撮影し、SNSで配信しようと考えた。「危ない」という意識はまるでなかったらしく、「こいつ、この金がほしくてバク転に挑戦するそうだぜ」などと話し、笑っていたという。

    そんな中、コナーさんはバク転に挑戦。しかし頭から地面に落下し、見ていた人たちからは叫び声が上がった。男は爆笑して、動かなくなったコナーさんのもとへ。見物人らに対し「助けは呼ぶな」などと指示し、約10分ものあいだ笑いながらコナーさんの撮影を続行した。


    ■ホームレス男性の死

    明らかに負傷しているにもかかわらず「こいつ、バク転したついでに寝ちまったみたいだな」などと話す男に反省した様子はまるでなく、「あなたに後悔する気持ちはないの?」と問い詰めた女性もいたという。

    コナーさんはその後に病院に搬送されたが、脊椎の損傷がひどく、警察の発表によると6月30日に息を引き取った。

    ■身柄を確保された男

    コナーさんの親戚が事件の内容を知るに至り激怒。すぐに通報したところ捜査が始まり、男の身柄が特定・確保された。男はすでに保釈金を支払い一時的に身柄を解放されているが、9月には出廷を予定されている。

    コナーさんにわずかなお金を見せて危険な行為を指示し、負傷したと知ってもなお助けようとしなかったこの男。この行為について、「悪質極まりない」という声が多く上がっている。

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    (文/しらべぇ編集部・マローン 小原

    「600円欲しければバク転しろ」とけしかけてライブ配信 応じたホームレス男性は死亡


    (出典 news.nicovideo.jp)


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