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    生活

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    アニメを中心とする映像製作を手掛けるサンライズ2020年6月24日東京都知事選7月5日投開票)に対する「異例」のコメントを発表した。

    後藤輝樹候補のポスターが話題

    2020年東京都知事選における選挙活動について」として24日、公式サイトに掲載された。コメント全文は以下の通り。

    2020年東京都知事選において、『コードギアスシリーズキャラクタールルーシュ』をイメージあるいは強く想起させるコスプレ風衣装によるポスター等を用いた選挙活動を行っている候補者の方がいらっしゃいますが、株式会社サンライズおよび製作委員会、作品関係者とは一切関係がありません」

    コードギアス」は、サンライズが展開する、「コードギアス 反逆のルルーシュ」を第1作とするアニメシリーズだ。

    コメントでは具体的な名前を挙げていないものの、今回の都知事選では、後藤輝樹候補(37・諸派)が、主人公ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアらしき衣装をまとった写真でポスターを作成している。ポスターには、作中のルルーシュの台詞をもじった「後藤輝樹が命じる 私に投票せよ」というキャッチも。過去にもユニークな選挙活動を行ったことで知られる後藤候補ということもあり、一部で注目を集めていた。

    後藤輝樹氏の選挙ポスター(22日撮影)


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【サンライズ、都知事選候補の「ルルーシュ」コスプレに言及 「一切関係がありません」】の続きを読む

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    ■年収300万円世帯の半数は幸せ

    世帯年収300万円台でも幸せ──。プレジデント誌のアンケート調査(図)でそうした実態が浮上した。「とても幸せだ」または「どちらかというと幸せだ」と回答した人が合わせて54.4%と半数を超えた。この結果に意外な感じがする読者もいるかもしれないが、決して不思議なことではないようだ。「幸福学」が専門の慶應義塾大学大学院教授の前野隆司さんは「年収というのは幸せを構成する1つの要素にすぎず、お金以外の幸せの構成要素を充実させれば十分ありえます」と説明する。

    実際、米プリンストン大学のダニエル・カーネマン名誉教授の調査で、年収7万5000ドル(800万円弱)までは収入に比例して幸せ感が増すものの、それ以上収入が増えても幸せ感は頭打ちになることがわかっている。「収入が高いほど人は幸せになる」という単純な図式ではないのだ。「もちろん、一定程度の収入はあったほうがいいわけですが、それがすべてではない。年収が高いけれども不幸せだと感じている人は、お金以外の要因が足りないのだと思われます」と前野さんはいう。

    では、幸せを構成する要素とはどういうものなのか。前野さんによれば、「地位財」と「非地位財」の2種類に大別される。地位財は周囲との比較で満足を得るもので、収入、社会的地位、所有物(家や車など)が代表例だ。非地位財とは他人との比較はなしに得られるもので、愛情、人間関係、生きがい、健康などである。「地位財は上を見ればきりがなく、また1度得ても飽きやすいため幸福感が持続しない。一方、非地位財は安定的に幸福度が持続する特徴があります。したがって非地位財を多く持っているほうが幸せになりやすいのです」と前野さんは話す。

    ■仕事にやりがいを得て、幸せを感じている

    アンケート結果でも年収300万円台の人が幸せを感じる理由として、「健康状態」「趣味の充実」など非地位財のパーセンテージが高くなっている。「『仕事の内容』をあげる人も多いようですが、収入の多寡とは別に仕事自体にやりがいを得て、そこに幸せを感じているのでしょう」と前野さん。

    もしも、あなたがいま不幸せで、その理由として収入にばかり目を向けているのであれば、前野さんの次のアドバイスに耳を傾けていただきたい。

    「幸せへの近道は、地位財である収入よりも非地位財を重視することなのです。その最も簡単な方法が『感謝』です。『ありがとう』の気持ちを口に出して相手に伝えます。これはタダですし、すぐに実行できる。まずは身近なパートナー、家族、友人らに感謝しましょう。感謝すると心が落ち着き、幸福感が膨らみます。結果、周囲との人間関係もよりよくなります。感謝の対象は無限で、家族や知人でなくてもかまいません。新型コロナ禍のいまなら、医療従事者の方々やスーパーの店員さんに感謝してみてはどうでしょう」

    また、何事も楽観的に捉え、前向きな姿勢で臨むことも大切だそうだ。「確かに、収入減や仕事そのものがなくなるリスクはありますが、楽観的になると創造性が発揮され、現状を打破するようないいアイデアが生まれてくるでしょう」と前野さんはいう。さらに、趣味の充実もいいという。読書や散歩、ジョギングなどお金のかからない趣味はたくさんあるし、軽い運動は健康にもよく幸せ感につながる。

    「結局のところ、バランスが大切なのです。生活に必要な最低限のお金をキープしつつ、感謝、人間関係、やりがい、趣味、健康などいろいろな幸せの要素も身に付けるようにします。そうすれば、たとえ不確実性の高い困難な時代であっても、幸福感は揺るぎないものになるでしょう」という前野さんの言葉を覚えておきたい。

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    前野隆司(まえの・たかし
    慶應義塾大学大学院教授
    1962年生まれ。86年東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。キヤノン慶應義塾大学工学部教授などを経て、2008年から現職。著書に『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』。

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    (出典 news.nicovideo.jp)


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    ある程度市場価値の高いスキルを持ったフリーランスや経営者なら「年収1,000万円」を稼ぐのは、世間で思われているほど難易度は高くはありません。

    筆者の知人や親戚にも、中小企業のコンサルタント、セミナー講師として忙しく飛び回り、年収1,000万円、2,000万円稼ぐ人がいます。仕事をバンバン受けまくって、休日なしで一日の大半を仕事に費やす労働集約的なワークスタイルで達成しているのです。

    一方、それ以上の収入である5,000万円、1億円を得るとなると、必然的に仕組みで稼ぐ必要が出てきます。そして仕組みで稼ぐ人たちは忙しいのでしょうか?それとも仕組みで稼いでいるのでヒマなのでしょうか?

    労働集約型と頭脳集約型のワークスタイルとは?

    前述の通り、馬車馬のように働けば年収1,000万円は到達可能です。やろうと思えば、会社員も土日祝日を他の会社で働いて稼げば、年収は1,000万円に達するでしょう。しかし、問題はこのようなワークスタイルには限界があるということです。一日は24時間しかありません。また、病気で動けなくなった瞬間に収入が途絶えますし、時間がなければお金を使うヒマもないのです。

    一方、仕組みで稼ぐというのは頭脳労働となります。身近な例で言えば、会社の経営者になって従業員を雇って会社をまわせば、自分は現場にいなくても売上は上がっていきます。筆者は高級フルーツビジネスで会社経営をしています。フルーツの仕入れ、発送、電話対応、ネットショップの注文の処理などはすべて従業員がしてくれますから、厳密な拘束時間はありません。

    その一方、ビジネス誌やネットメディアニュース記事を書くジャーナリストの仕事や、講演に呼ばれて登壇することもあります。こちらは働くのを止めた瞬間に収入が止まる、労働集約的なワークスタイルなのです。

    「LIMO[リーモ]の今日の記事へ」

    高収入の人が拘束されずにヒマなワケ

    稼ぐ人がエラいとか、頭脳集約型こそが正義だという稚拙な話をするつもりはないのですが、年収3,000万円以上を稼ぐとなると、物理的な時間の制約上自然に頭脳集約型の仕組みで稼ぐワークスタイルを選択することになります。

    仕組みで稼ぐスタイルは、システムや従業員、外注先の人が働くことになるので、その分ビジネスオーナーである自分の手が空くことになります。実際に筆者のビジネスパートナーの拘束時間はなく、昼間から好きなシャンパンを飲むような生活をする人もいるのです。

    もちろん、世の中はうまい話だけではありません。どんなビジネスも栄枯盛衰、時代の変化に対応できなければ姿を消すことになります。この世はリスクリターンの法則から逃れることはできませんから、高収入を得る人たちは自由さと、青天井に稼げるリターンを得る代わりに、いざビジネスがうまくいかなくなると収入がなくなってしまうリスクを取ることをしているのです。

    でも、実際には高収入のビジネスマンは猛烈に働く

    そしてよく言われることが「高額所得者は総じてヒマだ」という主張です。仕組みがうまく回っている間は、その気になればヒマでいることは可能でしょう。

    しかし実際には、年収5,000万円、1億円を稼ぐ人を見てみるとその多くは忙しく動いています。筆者はビジネス柄、高額所得者と仕事をさせて貰う機会があるのですが、例外なく彼/彼女らは忙しくしています。それには2つの理由があります。

    1つ目は「経営者やフリーランスは、今の状況がいつまでも続かないということを理解している」からです。今たくさん稼いでいても、いつかは今ほど稼げなくなることはよくある話です。

    筆者はフルーツフトショップを立ち上げた時はGoogleオーガニック検索だけで集客をしていました。当初はそれだけで非常に売り上げが高く、老舗の有名フルーツフトショップを抑えて上位表示されてドンドン売上高が上がっていきました。しかし、Googleの検索アルゴリズムのコアアップデートが入るたびに検索順位は大きく変動し、最近では検索流入だけで売り上げを安定化させることに限界を感じたのです。

    そこでSNS広告に着手したのですが、これによって最盛期の4~5倍ほど売れるようになったのです。

    絶えずスピーディーに変化するビジネス環境に対応するには、今売れていてもそれが続く保証はありません。現状維持は後退ですから、調子よく売れている時こそ、それが終わってしまうことも想定して、常に行動し続けることが求められる世界です。

    筆者も今はSNS広告がうまくいっていますが、いつかは競合が増えて今ほど売れなくなる日が来ると思っています。うまくいっている時こそ、次の一手を考える必要があります。このため、仕組みで稼いでいる人は身体は動いていなくても、頭の中はいつも忙しいのです。

    そしてもう1つの理由は、「働くことが楽しい」というものがあります。世界の富豪を見ても、「もう働かなくても一生生きていけるのでは?」と思うようなお金持ちほど、がむしゃらに働いている例は珍しくありません。

    「働く」といっても、彼/彼女らは汗水たらして作業をするのではなく、ビジネスを改善したり、次の収益源を作ることに余念がないということなのです。お金のためでなく、楽しいから働くという境地にいるということです。

    ビジネスはお金のためだけではありません。目の前のお客さまからの「ありがとう」を集めることに生きがいを感じたり、自分の才能の限界をビジネスで試すようなアスリート的な思考のビジネスマンもいます。いずれにせよ、ビジネスで成功する人は仕事を楽しいと思っていることがほとんどです。

    先日、筆者が知っているビジネスをバイアウトした経験のある、スタートアップの社長と話をする機会がありました。彼は若くして大金を稼ぎ、六本木の高級マンションに住んでいる高額所得者です。しかし、ビジネスにのめり込みすぎて、ほとんどお金を使うことはなく、昼ごはんはコンビニ弁当ばかりです。「ビジネスが面白すぎて寝るのがもったいない」といっていました。

    高額所得者といえば、高級ワインを片手にのんびりと過ごしているイメージを持っている人もいると思います。しかし、その実彼/彼女らは誰よりも頭の中で忙しく働いているのです。



    (出典 news.nicovideo.jp)


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    緊急事態宣言が解除されても生活は変わらない?

    緊急事態宣言が解除されても生活は変わらない?

    ネオマーケティングは5月27日、「緊急事態宣言解除後の意識と行動」に関する調査結果を発表した。調査は5月下旬にネット上で実施し、1都3県の20~79歳1200人から回答を得た。

    緊急事態宣言が解除された後の生活スタイルについて、合わせて6割以上が「解除前と比べて生活スタイルが変わると思う」(23%)、またはは「やや変わると思う」(38%)と回答した。

    解除されても25%が「飲み会は減ると思う」

    緊急事態宣言が解除された後の生活行動が「どう変わると思うか」を聞くと、「外出が増えると思う」(平日:35.7%、休日:37.1%)、または「実店舗のショッピングが増えると思う」(36.2%)と答えた人はいずれも4割を下回った。

    解除後の飲食関係については、実店舗での飲み会が「増えると思う」(17.7%)と答えたのは2割にとどまる。外出自粛を契機に広がりを見せたオンライン飲み会についても、4人に1人が「オンライン飲み会は減ると思う」(25.3%)と回答し、「増えると思う」(5.1%)とした人を大きく上回った。

    また、外食については「外食は増えると思う」(34.9%)と3人に1人が回答。出前・宅配サービスは、約2割が「減ると思う」(17.9%)と答えており、大半は「変わらないと思う」(73.0%)と回答していた。

    通勤・通学については、4割近くが「通勤通学が増えると思う」(38.2%)と回答。テレワークについては、約3割が「テレワークは減ると思う」(27.7%)と答えた。

    さらに、旅行については、過半数が「旅行に行きたい」(53.2%)と回答。最初の旅行をする時期として、多く挙がったのは「3カ月以内」(29.9%)で、次いで「半年以内」(24.3%)、「1年以内」(16.3%)などと続いた。

    希望する旅行先としては、3割強が「近隣都道府県への旅行」(32.3%)と回答。次いで「遠方への国内旅行」(25.9%)、「近場への旅行」(24.8%)と続いた。

    緊急事態宣言が解除されても自粛は続く? 「外出が増えると思う」という人は4割以下


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    東京都は26日、新型コロナウイルスをめぐり食品を過剰に購入する例が発生しているとして、冷静な行動をとるよう都民に呼びかけた。


    都内のスーパーなどでは、小池百合子都知事が外出の自粛を要請した25日夜から食料品を必要以上に買い集める「買い占め」が起こっている。東京都は、この過剰な購入によって「スーパーや商店などの一時的な品薄状態」を招くと警告。「必要な量の購入にとどめるなど、都民の皆様の冷静な行動をお願いいたします」と呼びかけている。


    また、全国スーパーマーケット協会には、品薄をめぐる状況についてマスコミから電話取材が殺到。「食品の生産、物流は滞ってませんし、店が閉まるわけでもありません。営業は継続されます。店頭の欠品も徐々に回復します。慌てないでください。そしてメディアが煽るようなことは、どうぞお控えください」と回答しているとした。また、「こうなるのはある程度予想できてたと思うんですが、スーパーは倉庫とかに在庫増やしてなかったんですか?」という問いについては、「ある程度は発注量を増やしていたとは思いますが、そんなに大きい店ばかりではないんですよね、とくに都内は…」と答えている。


    画像は東京都消費生活行政のTwitterスクリーンショット


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     「もうクラウドになったかい?」――これはファイナルファンタジーVIIテレビCMで使われたキャッチコピー。詩的ですね。

    【画像】こうして俺たちは“クラウドになった”――それは黒歴史か、はたまた美しい思い出か?

     FFVIIの国内総出荷本数は328万本。インターナショナル版やDL版も含めると、数百万人の日本人主人公クラウドの物語を体験したと考えられる。とはいえゲームを遊んだだけで本当に「クラウドになった」といえるのだろうか?

     確かにあの頃、僕らは星を救う戦いに身を投じ、ゴールドソーサーに入り浸り、ティファパンツを盗んだ。だけどそれはゲームの中での出来事。ひとたびプレステの電源を切れば、待っているのは冴えない灰色の日常である。俺、クラウドにはなりきれませんでした。

     リメイクの発売を4月10日に控え、改めてFFVIIの魅力を掘り下げたい。だとすれば「心からクラウドになった人」に話を聞くのが一番だろう。

     そこで、心からクラウドになった人、すなわち「†クラウド†」「KURAUDO」などのハンドルネームで活動していた人をTwitterで募集した。

     クラウドを名乗る行為は中二病の代名詞として扱われがちだ。

     「興味ないね」というクールな口癖や(中学生男子は常に冷めた態度でいたい)、身の丈ほどもあるバスターソード(中学生男子は巨大な武器を振り回したい)、元ソルジャーの「何でも屋」(中学生男子は実力を隠した住所不定無職になりたい)など、思春期の憧れを3.5頭身に凝縮した男。それがクラウドである。

     FFVII発売から20年以上たった現在、もはや面白半分でクラウドを騙る愉快犯の方が多いように思う。そんな状況で、果たして本物の「†クラウド†」「KURAUDO」が声を上げてくれるのだろうか? 頼む……! 見つかってくれ……! 祈るような気持ちでツイートを投稿した。

     ……。

     …………。

     一瞬で集まった。7人も。

     その中でも、特に魔晄がキマっていた3人をピックアップ。それは黒歴史か、はたまた美しい青春か。思い出の中でじっとしていてくれない当時のエピソードを伺った。

    スペルが分からなかったわけじゃない! ローマ字表記「KURAUDO」さんの場合

     「クラウドに憧れるようになった理由」は人それぞれAさん(匿名希望により仮名)は、「冷めた態度を取るクラウドに共感を覚え、その彼が仲間と共に戦う姿にかっこよさを感じました」と当時の心境を振り返る。

    Aさん 黒歴史なので現在のアカウント名は伏せて頂きたいのですが、10数年前の中学生のとき、「Kuraudo」「ЖCloudЖ」というハンドルネームを使っていました。

    ――「Ж(ジェー)」を使うのが渋い。なぜローマ字表記にしたのでしょうか?

    Aさん そのゲームは同一のユーザーネームが使えない仕様で、「Cloud」はすでに使用されていたので、苦肉の策でローマ字表記を用いました。

    ――「中学生だから正しいスペルが分からないんでしょ?」と誤解されがちですが、分かっていてもKuraudoにせざるを得なかった人は多そうです。記号で挟んだのも同じ理由ですか?

    Aさん はい。あ、でも、「Ж(ジェー)」の前に「†(ダガー)」を使えるかどうかは一応試しました。

    ――「†」への憧れはあったんですね。中学生だった当時「FFVII」のどこに惹かれたのでしょうか?

    Aさん 冷めた態度を取るクラウドに共感を覚え、その彼が仲間と共に戦う姿にかっこよさを感じました。中学生は憧れるけど、大人になると恥ずかしく見える……という意味では、まさにクラウドは「中二病」の象徴だと思います。

     キャラクターももちろん魅力的ですが、巨大企業レジスタンス、路地裏の花売りといった退廃的な雰囲気も刺さりました。こうした世界観は大人になった今でも好きなままです。

    ――年を重ねて印象が変わった部分はありますか?

    Aさん 当時はクラウドに憧れを抱いていましたが、今では彼を支える大人たちの姿にかっこよさを感じます。バレットはとても味のある良いキャラクターですが、あの頃は厄介な暑苦しいおっさんにしか見えませんでした。

    ――ツンデレ思想犯ですからね。Twitterさせたらヤバそう。それでは、なぜクラウドを名乗らなくなったのでしょうか。

    Aさん オンラインゲーム上で他のプレイヤーと話すにつれて「もしかして大人からはウケがよくない……?」と察したのがきっかけです。結局、「自分はクラウドほどかっこよくなれないから、その落差がダメなんだ」と気付いて卒業しましたが、決断に至るまでには相当な葛藤がありました。

    ――葛藤と成長の物語……まさに「FFVII」を見ているようです。ここまではオンラインゲームの話でしたが、実生活にクラウドが侵食してきたエピソードはありますか?

    Aさん あの髪形にするにはどうしたらいいんだろう……と整髪料を大量に使って失敗した記憶があります。ガッチガチに固まってしまって、どちらかというとハンターハンターのゴンになりました。

    ――ゴンに……。リメイククラウドのツンツンが控えめになっているのは、これからクラウドと出会う中学生への優しさなのかもしれませんね。

    ――Aさんは、思春期の少年少女に脈々と受け継がれる「憧れのキャラクターを真似る行為」について、現在どのように考えていますか?

    Aさん RPGは役割りを演じることを楽しむゲームですので、かっこよくて強い戦士になりきって冒険したいと思うのは自然なことではないでしょうか。今は「中途半端なロールプレイは逆にかっこわるい」と感じてしまうのですが、当時はヒーローごっこのような感覚でオンラインゲームを楽しんでいました。

     きっと後々黒歴史化することになりますが、それでも当時は心から楽しかったので、同じ歴史を歩む人たちは応援したいです。

    クラウド好きの女性プレイヤーに養われていた

    テニス部だったので、ラケット超究武神覇斬や勝利モーションを再現しようと頑張りました」

    「木刀で凶斬りを練習していたのですが、そのせいで書き順を間違えて先生に怒られました」

     取材に協力いただいた7人の中には、クラウドのモーションやリミット技を実際に練習したという人もいた。

     ケレン味あふれるモーションに、漢字を取り入れた斬新な技名。クラウドリミット技には男子を魅了するロマンの全てが詰まっている。長い棒をバスターソードに見立ててしまうのは「クラウドあるある」なのかもしれない。

     余談だが、リメイクでは「凶」の書き方がさらにめちゃくちゃになっていて笑ってしまった。

     外見や剣技など、現実の自分をクラウドに寄せようとしたエピソードが多い中、オンラインゲーム上でクラウドならではの経験をした人も。「クラウド好きの女性に養われていた」と語るとろ(@Goku_tubushi)さんだ。

    ――とろさんは、なぜクラウドに憧れたのでしょうか?

    とろさん 金髪碧眼ピアスバイクなど、現実の社会をよく知らない当時の私が想像した「年上のかっこいいお兄さん像」に完璧に当てはまっていたからです。ハンドルネームクラウドにしたのは、イケメンかつ孤高の戦士になりきり、周囲の皆とは違う存在になりたかったのだと思います。

    ――クラウドは弱さや人間臭さも含めて魅力的なキャラですが、子供のころはかっこいい側面ばかり見えてしまいますよね。大人になってクラウドの印象は変わりましたか?

    とろさん 当時はクラウド好きであることに一種の特別感を感じていましたが、キングダムハーツスマブラゲスト出演する彼を見て、むしろ世界中から愛されているキャラクターなのだと思うようになりました。

    ――そんな「クラウド」というハンドルネーム中二病の代名詞として扱われることについてどう思いますか?

    とろさん まだ中二病の概念が生まれていない時代に、これほど多くの子供たちに影響を与えた功罪はすさまじいと思います。

    ――「クラウド」を名乗っていたオンラインゲームでは、どのようなプレイスタイルでしたか?

    とろさん クラウドが好きらしい熟練の女性プレイヤーに養われていました。ゲーム序盤に声をかけられて、強いモンスターを倒しても「私はいらないからアイテム全部取っていいよ」と。

    ――すごい……。エピソードの内容にも驚きですし、ヒモとして生活してるクラウドをけっこう容易に想像できてしまうことも目から鱗でした。そんな関係を捨ててまで「クラウド」を卒業したのはなぜですか?

    とろさん 2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)で揶揄(やゆ)されているのを知ったからです。

    ――いわゆる「やめなよ」ですね。最後に、憧れのキャラクターを真似る行為について、現在の考えをお聞かせ願えますか?

    とろさん 普段の自分と違う誰かになれる体験はRPGの魅力の1つだと思います。そういった意味では「ゲームを本気で楽しんでいる」といえるのではないでしょうか。思春期特有のちょっとズレた感性が恥ずかしい行動を取らせているだけで……。

    クラウドとの出会いが人生を変えた ゲームを禁止されていた少年がプロプレイヤー

     今回の取材でお話を伺った皆さんは、クラウドとして活動していた時期の痛々しさを認めながらも、同時に「それでも楽しかった」「後の恥ずかしさも含めていい思い出」「クラウドが好きであることは今でも変わらない」とポジティブに受け入れている方ばかりだった。

     中でもプロカードゲームプレイヤーあむ(@4mutaaaN)さんは、「FFVII」やクラウドとの出会いが、現在の生き方につながったと話す。

    ――あむさんは、自身のnoteでもFFVIIの思い出を綴っています。テレビゲーム禁止の家庭で育ち、ほとんどゲームを遊んだことがない状態でFFVIIに出会ったとのことですが、どのような印象を受けましたか?

    あむさん とにかく衝撃的でした。魔晄炉に囲まれたミッドガル、ダークで大人っぽいストーリー、そして何よりクラウドのかっこよさ。一瞬で虜になりました。

    ――クラウドのどこに惹かれましたか?

    あむさん 見た目ももちろんですが、戦闘終了後にバスターソードをくるくる回したり、「興味ないね」と言い放ったり、しぐさやセリフも大好きでした。小学2年生だった自分には全く新しいヒーロー像で、非常に影響されましたね。

    ――例えばどのように?

    あむさん 電車の窓から見える景色にクラウドを走らせていました。

    ――あの、普通は忍者に走らせるアレを。FFVIIとの出会いはその頃でしたが、クリアまでにはしばらくかかったそうで。

    あむさん そうですね。FFVIIプレイしていた叔母の家にはメモリーカードが無かったんです。中学生に上がり、テレビゲームが解禁されたことでようやくエンディングにたどり着けました。長年ミッドガルを出ることすら叶わなかったので、広大なワールドマップを見て胸が熱くなりました。

     当時の感動があったからこそ、ゲーム関係の仕事に就くことが出来たのだと思います。

    ――FFVIIが原体験になり、人生そのものを決定づけたのですね。

    あむさん  キャラクターの名前を名乗る背景には、単なる憧れや同一視だけじゃなくて、自分の可能性への期待みたいな要素も存在すると思っています。彼・彼女みたいに強く、かっこよくなれるかもしれない。そんなモチベーションが人生を動かすきっかけになることもあるのではないでしょうか。

    ――ありがとございます。最後にリメイク版に期待することはありますか?

    あむさん  正直、最後までリリースしてくれればもうそれで満足……。リメイク第一部はミッドガル脱出まで、第二部の発売にはまた数年単位で時間がかかるのだろうと思います。普通ならもどかしさを感じるのかもしれませんが、僕の場合は子供の頃と重なって、どこか懐かしい気持ちになれるんです。

     子どものころはクールで無機質な側面ばかりかっこよく見えるクラウドだが、大人になってから「FFVII」本編を遊んでみると、複雑な境遇やパーソナリティーが織りなす多層的な魅力に気付かされる。クールで無機質なだけのイケメン幼馴染パンツを盗まないので。

     入り口は「中二病」だったとしても、10年、20年と変わらずに好きでいられる懐の深さが、クラウドを世界的キャラクターの地位にまで押し上げたのだろう。

     今回のリメイクに対して筆者が期待するのは、アドベントチルドレン以降のクラウドではない、本編のクラウドをちゃんと描いてほしい、ただそれだけだ。

     「ファイナルファンタジーVII リメイク」は4月10日発売。改めて、クラウドになってみませんか?

    執筆者:戸部マミヤ

    編集者ライター。学生時代はクラウドに憧れて女装していた。好きなマテリアは「ついかこうか」。

    Twitter:@alicetroemeria

    中二病の代名詞として扱われがちな「†クラウド†」。本当に名乗っていた人に話を聞いた。


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    代替テキスト

    世界保健機関WHO新型コロナウイルスの感染予防対策として、マスクの過度な使用を控えるよう呼び掛けた。共同通信によるとWHOは“咳やくしゃみといった症状のない人は予防目的として、学校や駅、商業施設といった公共の場でマスクを着用する必要がない”と発表したという。

    そんななか悲鳴を上げているのが、花粉症患者だ。折しも、日本は花粉症シーズン真っ只中。しかしコロナウイルスの感染が拡大されるにつれて、ドラッグストアやスーパーなどあらゆる店舗でマスクの売り切れが続出している。

    先月28日にはマスク増産に向けて、政府が3つのメーカーに補助金を出すと決定した。各メディアによるとマスクの供給量が月間で1300万枚上積みされる見通しだという。しかしマスクの供給がいまだ追いつかないため、Twitterでは花粉症患者たちからこんな声が上がっている。

    《週末はボロボロでした。全国の花粉症の民が困ってます、マスク不足。もっと必死に取組んで欲しいわ。日々、少なくなるマスク。続く花粉飛散》

    花粉症で咳もクシャミも鼻水も出るけど、それが花粉症なのか風邪なのかコロナなのか分からないマスクしたいけど買えないからできない》

    《この時期にマスクが買えないの花粉症にはまじでコロナより死活問題》

    マスク売ってくれー!! 1枚でもいいー!! となっている花粉症仲間たちよ…生きようね…》

    いっぽうWHOの発表後、安倍晋三首相(65)は“感染拡大が深刻な北海道内の市町村マスクを配布する方針”を表明した。各メディアによると政府がメーカーから買い上げ、各世帯に届けるという。そのため、こんな心配の声も上がっている。

    《政府がマスクを買い取ったら、他の地域の花粉症患者に届くのだろうか?》



    (出典 news.nicovideo.jp)


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    座り込む男性(tuaindeed/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

    悲しいときやうれしいときに、人は涙を流す。しかし大人になると人目を気にして、なかなか泣けない人もいるだろう。

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    ■「なかなか涙が出ない」3割近く

    しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,798名を対象に、「涙について」の調査を実施。

    なかなか涙が出ないグラフ

    「なかなか涙が出ないほうだ」と答えた人は、全体で28.8%だった。

    関連記事:すぐ泣くのはずるい! こっちは仕事で仕方なく言っているだけなのに…

    ■男性はなかなか泣けない

    性年代別では、すべての年代で女性よりも男性の割合が高くなっている。

    なかなか涙が出ない性年代別グラフ

    男性からは、人前では泣けないとの意見も多い。

    「悲しいことやつらいことがあっても、さすがに泣くまでにはいかない。僕らの年代だとまだ、男が人前で泣くのはかっこ悪いという気持ちがどこかにある。

    人知れずこっそりと泣けばいいのかもしれないけれど、それもなにか弱い感じがして。『男らしさ』という言葉に、常に縛られているのかも」(30代・男性)


    関連記事:太陽が沈むのを見ると物悲しい気持ちに… 『サザエさん』と同じ効果か

    ■年を重ねるほどよく泣くように

    年齢を重ねるほどに、涙腺が弱くなる人も。

    「若い頃からよく泣くほうだったけれど、年を重ねるにつれてさらに涙腺が弱くなってきた。公園で小さな子供が集まって遊んでいるのを見るだけで、涙がこぼれそうになるほど

    さらに年を取ると、常に泣いている状態になるのじゃないかってくらい。あまりに意味のないところで泣くと周囲に引かれるので、控えたいのだけれど…」(40代・女性)

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    ■よく泣く人は感受性が豊か

    よく泣く人は、感受性が豊かなのだろう。

    「すぐに涙が出てくる人は、感受性が豊かな人。変なところで泣いてしまい恥ずかしいと思っている人も多いけれど、その気持ちをぜひ大切にしてほしい」(30代・女性)

    一方であまり泣けない人は、ストレスをためていることも。

    「涙がなかなか出ない人は、どこかで気持ちを抑えているのだと思う。ただそのような人は、ストレスがたまりやすい気がするので気をつけてほしい」(30代・女性)

    たまには涙を流して、ストレス発散ができればいいのだが。

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    (文/しらべぇ編集部・ニャック

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年12月13日2019年12月18日
    対象:全国10代~60代の男女1,798名(有効回答数)

    つらく悲しいことがあっても… なかなか涙が出ない男性の言い分


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    英語レベルが上がるほど、年収が高くなる傾向があった

    エンワールドジャパン2月25日「英語レベルと年収」に関する調査結果を発表した。調査は1~2月上旬にわたりネット上で実施し、英語を母国語とする人を除く正社員1928人から回答を得た。

    英語レベル別に現在の年収を聞くと、1000万円以上と回答した割合は「上級」(58%)、「ビジネス」(47%)、「中級」(25%)、「初級」(12%)という結果だった。


    仕事で英語を使う場面、2位に「レポート・資料作成」


    このうち、1500万円以上と回答した「上級」(28%)は約3割。一方で「初級」(1%)ではわずかだった。英語レベルが上がるほど、年収が高くなる傾向があった。

    また、仕事で英語を使用する場面を聞くと、いずれの英語レベルでも最多は「Eメール」(上:95%、ビ:95%、中:87%、初:69%)だった。次いで「レポート・資料作成」(同86%、75%、55%、31%)が続く。

    一方で「上級・ビジネス層」と「中級・初級層」で大きく差が開いたのは、「電話対応」(同75%、61%、27%、9%)や「社内会議」(同73%、62%、29%、12%)など。会話のスキルが求められる場面に多いようだ。




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    ギラギラした華美な装飾や、独特の言葉やペイントで車体を彩るトラック「デコトラ」に乗って仕事をする運転手が消えているらしい。「自分の意思ではなく、やめざるをえなかった」。デコトラを愛しながらも、最後にはノーマルトラック乗り換えトラックドライバーの話を聞いた。「俺たちがデコトラをやめた理由」はなんだったのだろう。

    デコトラの運転手

    トラックドライバーを大きく分類すると、佐川急便クロネコヤマトなど大手運送会社のドライバー。台数の少ない小中規模の運送会社のドライバー。そして、個人事業主(フリー)のドライバーに分けられる。

    デコトラドライバーの多くが個人事業主だ。彼らのようなフリードライバーは「流し」と呼ばれている。荷主から荷物を受け取り、荷下ろし先に荷物を届ける。荷主から仕事を取ってくる営業もドライバー本人が行う。ときには運送会社から仕事が回ってくることもある。

    取材に協力してくれたのは、千葉県茨城県などを拠点とする自営業のトラックドライバーの3人。

    宮内如弘(ゆきひろ)さん(兄・56才)、龍二さん(弟・54才)の兄弟と、服部康樹さん(43才)。


    兄弟揃ってデコトラ乗りの宮内さんは愛好家のサークル「黒潮船団」を主宰している。

    服部さんも仲間だ。兄弟はデコトラ乗りとして35年になるベテランで、服部さんも20年の中堅運転手。彼らが乗る4トントラックは車体だけでも1000万円を超え、飾りやペイントなどのカスタムに費やしたのは約2000万円にもなる。「宮内兄弟」と言えば、デコトラ業界でも顔の知れた存在である。


    2019年にデコトラの仕事を卒業

    しかし、デコトラが仕事の相棒だったのは2019年まで。今では3人ともカスタムなしのノーマルトラックに乗って働いている。

    「こんなギラギラのデコトラで仕事してたの、日本でも俺たちだけだった。仲間たちはみんなデコトラを辞めていった。あまりに珍しいから『平成の奇跡』って呼ばれてたんだよ。最後の最後までどうにかやめないように粘ったし、デコトラで働くのが美学だったけど、諦めざるをえなかった」(龍二さん)

    彼らがデコトラに乗るという「美学」を捨てる必要に迫られた。その理由をひとつひとつ見ていこう。

    石原都政の排ガス規制

    デコトラドライバーが大きく減少したのは、石原慎太郎東京都知事の時代に行われた都の排ガス規制が原因だったという。

    2001年4月に施行された「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)」に基づき、「違法ディーゼル車一掃作戦」を開始し、2003年10月からは粒子状物質(PM)排出基準を満たさないディーゼル車の都内走行が禁止された。

    「デコトラは長い年数をかけて飾るから、年式の古い車が多い。古い車はマフラー交換や関連装置を取り付けるだけで数百万円かかる。『それなら新車でトラックを買うほうがいい』とドライバーたちが一気にデコトラを売り払った」(服部さん)

    10台程度のトラックを持つ小さな運送会社やフリーのデコトラ乗りが一番の打撃を受けた。

    「大手の運送会社はいいよ。東京を走れないトラックは規制のない地方の支店に持っていけばいい。損をしない大手は表向き、排ガス規制にも協力した。小さな運送会社や俺たちは拠点を簡単に変えられない」(龍二さん)

    ドライバーが家業として農家や工場を持っている場合は、自分の生産物や商品をデコトラで運送するケースもある。しかし、自ら荷主に営業もかけながらデコトラに乗って働く存在は希少だった。多くの仲間が卒業していく中、デコトラで仕事を続けた宮内さんたちが「平成の奇跡」と呼ばれた理由がそれだ。


    「デコトラをやめた仲間たちの夢も引き継いで、自分の車体にそいつらのデコトラの名前を書いてるんだ」(龍二さん)


    デコトラ嫌い。「その存在は俺たちが一番よくわかってる」

    好きでハンドルを握るデコトラ乗りは、自分たちのイメージの悪さも痛いほど理解している。いかつい見た目から「ヤクザ」「なんとなく怖い」「お上に楯突く反社会的勢力」と思われることもしばしばだ。

    「昔は悪いことをしていた人もいた。多くの荷物を一度に積み込むため、箱(荷台)を大きく作って法定の積載量をオーバーしたり、ガソリンよりお金の安い灯油を入れて走ったりしていた。法律違反する人がいたから悪い印象を持たれたのは確かだ。デコトラを嫌いな人がいるのは仕方ない。そのことで俺は腹を立てたりしないよ」(如弘さん)

    実際、違法改造したデコトラが道路運送車両法違反(不正改造)と道交法違反(整備不良車運転)などの疑いで書類送検された例もある。


    ヤクザじゃないの? なんて言われるのは日常茶飯事だし、こんなおかしな車に乗っているんだから、信号無視でもなんでも道交法違反したら目立つし、すぐ通報されるよ。派手にしているからこそ安全運転。デコトラが事故を起こしたの見たことある? あおり運転しているデコトラを見たことある人は手をあげてほしいよ」 

    駐車中に警察から職務質問され、覚せい剤所持を疑われて検査を受けたこともある。目の敵にされ「絶対にパクってやる」と言われたこともあるそうだ。だが、走行中に警察から止められたことはない。「だって何も悪いことしてないし、止められる理由がないもん」(如弘さん)


    スピード違反も絶対にしない。ちょっとぶつかって250万円のバンパーが壊れるだけでも大損害だよ」(龍二さん)


    死刑宣告にも等しい「出禁通知」

    企業が「コンプライアンス」という概念を意識しだすと、イメージの悪いデコトラは取引先から次々と「出禁」を言い渡され始めた。先の排ガス規制と併せて、仕事が奪われていった。

    「もう30回以上は出禁を受けた」と龍二さんは話す。

    荷下ろし先の企業や工場の敷地内に入ろうとして断られるケースは少ない。「荷下ろし先に荷物を運んでいくと、『このデコトラ最高だね。かっこいいね』と笑顔で褒めてくれるんだ。俺もニコニコしながら荷主のところに帰るだろ。すると『宮内さん、申し訳ないけど相手が出入り禁止って言ってるんだ』って伝えられるんだ」

    「はい、わかりました。平静を保って笑顔で答えるけどさ。けっこうショック受けるよ」

    「車検に通った車で走っているから法律違反をしているわけじゃない。ただイメージが悪いってだけで出禁にされると悲しい。車体に書いた文字はよくて、絵はダメだとか、理由を考えるけどわからない」(服部さん)

    イメージだよな。派手な車を出入りさせると会社自体のイメージが悪くなるってことだろうな」と如弘さんもあきらめ顔。

    「運転手不足だから、荷主も本当は俺たちに運んでもらいたい。荷主の社長から『荷下ろし先が嫌がるから、車だけはノーマルにしてくれよ。ノーマルにしたら仕事はあるよ。そろそろいい加減にしろ』とよく言われる」

    出禁の「引導」を言い渡してくるのは取引先だけではない。愛するデコトラを購入した自動車ディーラーからも出禁なのだ。

    龍二さんのデコトラの走行距離は200万キロ。地球一周を4万キロとすれば、50周走ったことになる。

    100万、200万キロ走ると、『こんなに大事に乗ってくれてありがとうございました』とディーラーから普通は表彰される。俺が車を買ったディーラーは『この車で来ないでくれますか。まわりの目がありますので。お願いします』って簡単に出禁にした。さすがに悲しかったな」

    涙ぐましい「出禁対策」

    荷下ろし先の現場社員にはデコトラファンも多い。ただし、幹部や社長、工場長の方針で出禁となるケースは本当に多いそうだ。

    工場長や社長が人事で変わる時期になると、どんな人か聞いておく。守衛さんに『今日は本社からえらい人来てない?』って確認してから敷地に入る。守衛さんとは仲良いよ」(龍二さん)


    「おえらいさんから目をつけられて『もう来ないで』と言われても、横から飛び出してきたパートの女性が味方してくれることもあるんだ。『この人は20年前から工場に運んできてくれるんだよ! なんで出禁にするのよ』って。だからホワイトデーにはチョコを用意して渡すようにしてる」

    デコトラ以外のことで文句を言われないため、仕事ぶりはもちろんのこと、服装もきちんとして仕事に向かう。「作業服を着て、必要もないけど安全靴も履く。それでも俺たちは出禁になる。金髪の頭でタンクトップサンダル、腕のタトゥーを見せてるノーマルトラックの運転手が出禁にならない。これはあまり納得がいかないよ」(如弘さん)

    通報

    彼らを悩ませるのは取引先からの出禁だけではない。同業者からの「通報」も悩みの種だ。車検を通せなかったデコトラ乗りが、宮内さんたちのデコトラが走っているのを見て「違法な車だ」と陸運局に通報するらしい。やっかまれるのだ。


    また、ファンが「かっこいい」とデコトラを撮影し、SNSアップする行為も要注意だという。

    「陸運局(運輸支局)の人たちはインターネットをよく見ていて、SNSを見て俺たちに呼び出しの通知を手紙で届けてくる。ファンの存在はありがたいけど、撮影するならナンバーは消してほしいな。一度呼び出しがかかれば、陸運局(運輸支局)からの確認に応じる手間がかかる」と苦笑する。

    車検

    1年に1回の車検を通すのも緊張するものだ。

    ミラーステーの位置の高さや、照明の色。いろんなことをダメ出しされることもあるけど、それでも最終的に通ったときはホッとするよ」(如弘さん)

    稼げない。

    車検や維持費、修理代で年間100万円は飛ぶ。4トントラックのデコトラの駐車場台は「4台分」にもなる。東京で駐車場付きの自宅を探すのは容易ではない。龍二さんは「築80年の元公民館、デコトラ3台駐車可能」という茨城県坂東市の物件に引っ越した。「結婚は今の奥さんで4回目。デコトラのために引っ越ししたり、生活が大変で元奥さんたちは出て行った」


    「大手運送会社は運転手の人件費を理由に運賃を上げたけど、俺たちの運賃は30年前から変わらない。ノーマルに乗り始めたからってデコトラと運賃は変わらないし、それなら好きにデコトラに乗って働きたいよ」(如弘さん)

    運賃を上げない荷主に対して仕事を断る「ストライキ」を行ったこともあるが、「3回やっても折れてくれないからあきらめた」


    荷主や荷下ろし先の中には「働き方改革」で土日を完全に休みにするところも現れ出した。「配達先が休みだから荷物も運び込めない。仕事は減ったよ。フリーのデコトラ乗りにとって働き方改革ほどゾッとするものはない」

    一般的な会社員よりは稼ぎは良いが、売り上げの半分以上が経費で消えていくという。

    いずれ目指す復帰と現実

    デコトラで再び仕事をする日はくるのだろうか。維持のため、今でもエンジンは毎日動かしている。

    飾り立てたデコトラで好きに走ることを「憲法で保障されている表現の自由がある」と言う人もいるそうだ。

    ただ、龍二さんの目線はシビアだ。「いや。ないよ。表現の自由は仕事のデコトラにはなかった。きれいごと。好きなことを続けるのって過酷で厳しい。俺には小学生子どもいるけどね。こんな厳しい仕事、やらせられないよ。誰も守ってくれないもんね」

    取材中、初めて龍二さんから笑顔が消えたが、すぐに口元をゆるめた。「いつかデコトラに戻る」


    消えゆく「デコトラ」そのワケは? 伝説の宮内兄弟「だから、オレたちはクルマをおりた」


    (出典 news.nicovideo.jp)


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