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    学校教育

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    日本人のテレワーク満足度が低いのはなぜ?

    日本人テレワーク満足度が低いのはなぜ?

    ソフトウェア開発会社のアトラシアン10月主要5か国のテレワーク状況に関する調査結果を発表した。調査は4~6月にアンケートインタビュー形式などで実施し、アメリカドイツ、日本、フランスオーストラリアの有職者計5283人から回答を得た。

    日本の結果を他国と比較すると、「テレワークの方が良い」(日本:15%)は主要5か国中で最も低かった。アメリカ(55%)、オーストラリア(52%)は過半数、ドイツ(49%)、フランス(37%)でも日本の2倍以上の人がテレワークを快適に感じていた。

    「日本の賃貸アパートは肉体的にも心理的にも快適でない」

    チームワークの連携が上手くいっている」(日本:17%)で2割に届かない。オーストラリア(68%)、アメリカ(42%)、ドイツ(40%)の3か国と比べても著しく少なかった(編注:フランスは同様の調査項目なし)。

    一方で「チームワークが悪化した」(日本:23%)については、オーストラリア(5%)、アメリカ(11%)、ドイツ(13%)を加えた4か国中で最も多い(同)。

    ワークライフバランスにより満足している」(日本:31%)は5か国の平均44%と比べて低い。最高はオーストラリア(70%)だった。

    また、「自宅で効率的に仕事するのは困難」(日本:44%)と回答した人も5か国の平均27%と比べて高かった。オーストラリア(27%)、ドイツ(20%)はそれぞれ20%台にとどまっている。

    だが、オーストラリア人の多くも「オフィスの同僚と一緒に働いていた頃より働く意欲がなくなった」(77%)と回答しており、テレワークに適合できないのは日本だけではないようだ。

    また、同調査では比較的狭めに作られている日本のアパートにも言及。日本では「自宅の仕事環境が職場よりも悪い」と回答した人が45%もいたことに触れ、

    「多くの日本の賃貸アパートは肉体的にも心理的にも(仕事をする場所として)快適でない」

    などと結論付けていた。

    日本でテレワークが普及しないのは住宅環境のせい? 「自宅で効率的に仕事するのは困難」という回答が諸外国よりも高い結果に


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     9月28日、学校での性暴力防止に取り組む保護者団体「全国学校ハラスメント被害者連絡会」が、文科省に提出した署名が話題になった。その内容は「子どもにわいせつ行為をして懲戒処分になった教員に、教員免許を再交付しないでほしい」というもの。同団体の呼びかけで、わいせつ教員への免許再交付に反対する署名は約5万4000筆集まったという。

     文部科学省の調査では、わいせつ行為等で懲戒免職処分になった教員は、過去最多の282(*)を記録。自校の教員から被害を受けた児童や生徒は138人にのぼるという。

    (*)文部科学省「わいせつ行為等に係る懲戒処分等の状況(教育職員)(平成30年度)」

     現行の教育職員免許法では、子どもにわいせつ行為をはたらき懲戒免職処分を受けて教員免許が失効しても、処分から3年以上経過すれば免許の再取得が可能だという。文科省は制限期間を5年に延長する規制強化を検討しているが、「そもそもわいせつ教員への“免許の再交付”をやめるべきでは」という声が、保護者から上がったのだ。

     保護者からすれば、わいせつの前歴がある教員が再び生徒と交流するのは不安だろう。一方で現場の教員たちは、この「免許再交付問題」についてどう感じているのだろうか。

    ◆◆◆

    再犯リスクを抱えたまま、免許を再取得する可能性も

     現在、首都圏中学校に勤務している佐々木麻由美さん(仮名・42歳)は「免許を再交付する意味がわからない」と、眉をひそめる。

    「身近で事件が起きたことはありませんが、282人はとても多いと思います。性犯罪は再犯率も高いし、5年間反省をしたからといって欲望を抑えられるとは限らないですよね。同僚にもこの制度について意見を聞いてみたのですが、全員『再交付はしないでほしい』と言っていました」

     佐々木さんの言うように、ほかの性犯罪に比べて小児わいせつの再犯率は高いといわれている(**)。再犯リスクを抱えたまま、免許を再取得する可能性もあるのだ。

    (**)…平成27年版「犯罪白書」

     また、近年の傾向から生徒や保護者との“LINEのID交換”を禁止している学校も多いという。

    「他校ですが、ある男性教員が女子生徒とLINEでやりとりしているうちに、教員が生徒に好意を持ってしまった、という話を聞きました。生徒本人がほかの教員に相談して問題が発覚したそうです。教員向けの研修に参加すると、以前よりもわいせつ行為関連の指導が厳しくなったように感じました」

    通りすがりにスマホで撮られる……

     また、佐々木さん自身も生徒からほかの教員に関する相談を受けることがある、と話す。

    「とくに印象的だったのが、ある男性教員が突然スマホで写真を撮ってくる、という女子生徒からの相談です。何も言わずにパシャっと撮っていくので、子どもたちも困惑していましたね。本人に理由を聞くと『写真が好きだから』の一点張りでしたが、やめるように諭すとゲリラ撮影の相談もなくなりました」

     彼の目的は不明だが「本当に写真が好きな人が、そんな撮り方しますかね……」と、首をかしげる

    「自分の中学時代を思い返すと、女子生徒にばかりスキンシップをしてくる有名な男の先生がいました。当時はとくに大きな問題にならなかったけど、昔から怪しい人はいましたよね。昔に比べて、最近は問題意識が高まり、表沙汰になるようになったのは良い傾向だと思います」

    「正直、同じ職場で働くのはイヤですね」

     小学校で教鞭を執る津田尚樹さん(仮名・35歳)も「再交付しなければ、犯罪を未然に防げるはず」と話す。

    「免許が再交付されても採用されるかわかりませんが、臨時採用の枠が余っているので復帰の可能性はゼロではないと思います。正直、同じ職場で働くのはイヤですね……」

     前出の佐々木さん同様、身近に逮捕者が出るほどの事件は起きていないという。その一方で、校内がざわつくトラブルはしばしば起きる、と津田さん。

    「6年生のクラスを受け持っていた40代の男性教員が、休み時間にクラスの女子生徒をヒザに座らせていたんです。生徒本人は気にしていなかったのですが、ほかの教員がその様子を見て『小学6年生の女子が先生のヒザに座るのはさすがにおかしい』という話になり、その教員は厳重注意を受けました。

     生徒本人はよくても、ほかの生徒が不快に思うこともありますからね。自分なら、絶対に生徒をひざに乗せないです」

     前出教員と生徒の距離の近さについては、一部の保護者からも懐疑的な声が出ているという。また、ほかの教員による、若い女性教員に対するセクハラも横行しているという。

    「中高年のベテラン教員が20代の女性教員に身につけている下着の色を聞いたことが、職員室内で問題になりました。彼女もかわいそうだし、そもそも業務に関係ない。何より、自分が“セクハラ発言をしている”という自覚がない人には、子どもたちに関わってほしくないですよね」

     2018年度は45人の教員(*)が、教員からのわいせつ被害に遭っているという。

    現役の教職員からも復帰に反対する声

     たとえ、わいせつ教員が教壇に復帰しても「現場の負担は増えるだけでは」と津田さんは指摘する。

    「とくに小学生は、本人たちが被害に気づいていなかったり、何かイヤなことをされても言語化できなかったりと、ケアが必要な年齢です。子どもたちを最優先に守らなければならない学校に、わいせつ行為の前歴がある教員がいるだけで、周囲の教員はより気を配らなければならない。いくら人手が足りなくても、戻ってきてほしくないです」

     保護者だけでなく、現役の教職員からもわいせつ教員の復帰に反対する声は多いようだ。

     萩生田文部科学大臣は「再交付反対の署名」を受けて、以下のように語った。

    「個人的には、わいせつ教員を教壇に戻さない方向で法改正を目指していきます。ただ、数年経って更生して戻って来たいという人たちに、“職業選択の自由”をあらかじめ拒むことが憲法上できるのかという課題がある」

     今や大きな社会問題となっている“わいせつ教員問題”。現場の模索は続きそうだ。

    (清談社)

    ※写真はイメージ ©️iStock.com


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    image:pixabay

    つい先日、柔道部顧問を務める教師がアイスを食べられたから、という理由で中学1年生の生徒の背骨を折るという信じ難い事件がありました。そして、また新たな教師の不祥事明らかになり、批判を浴びることとなっています。今回は、小学校教師が生徒の所有物に対して行ったある行為により逮捕となりました。

    小学生教師が生徒への嫌がらせで逮捕される

    15日、小学校教師が器物損壊の容疑で逮捕されました。

    勤務先の東京都あきる野市の市立小学校で、児童3人の右足用の上履き3点を教員用の更衣室のロッカーに隠し、使えなくした疑いがある。

    とのことで、生徒の上靴を隠す、というそれこそ小学生のいじめのような行為を行ったとのこと。これには呆れてしまう人が多くいそうです。

    更に、容疑者の行為はこれだけではなかったのです。

    別の児童の防災ずきんにペンで「しね」、絵の具セットに「きしょいよきみ」と書いた

    引用:朝日新聞

    防災ずきんや絵の具セットへのいたずら書きも明らかになったとのことです。また、容疑者は本件の動機について「他の教員へのうさばらしだった」と述べており、生徒への被害は完全なる八つ当たりと考えられます。

    「やってることが小学生」と批判殺到

    この報道に対し、ネット上でも厳しい批判が殺到しているようです。



    「どっちが子どもかわからない」など、行為の幼稚さを批判する声や、冒頭でも触れた柔道部顧問の傷害の件を想起し、「大怪我させるほど柔道技かける教師といい、見た目は大人でも頭は子どもな教師、本当に呆れる」といった厳しいコメントも多数寄せられています。

    衝撃的な教師の逮捕事件の直後ということもあり、今回の事件も大きな関心を集めているようです。

    学校への信頼を失うという声も

    これらの度重なる教師の逮捕報道により、”学校への信頼が失われそう”と懸念の声も寄せられています。



    「そりゃ不登校児童も増えるわ」「教師の不祥事子どもからの信頼の失墜」など、学校に対する子どもからの信頼が損なわれることを危惧する投稿も多く見られます。

    厳しい批判が続く教師の不祥事、もちろんこれらがごく一部の教師によるもの、ということは理解できますが、信頼を取り戻すためには相当な努めが求められることとなりそうです。

    source:朝日新聞



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    小学校教師、靴を隠すなどの嫌がらせで逮捕、小学生並みと批判殺到


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    東大に入れば幸福な人生が約束されるのか。東大卒業生でライターの池田渓さんは「東大なんか入らなければよかった。多くの東大卒の人間は、東大に入ったがゆえの生きづらさを抱えている」という——。

    ※本稿は、池田渓『東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

    ■テレビがこぞって取り上げる「東大生」

    「東大なんかに入るもんじゃないよね」

    チャーハンを頰張りながら、僕と同じ東大卒の友人が言った。僕はといえば、口に入れた餃子が思ったよりも熱かったため、慌ててビールで口のなかを冷やしているところだった。

    もとよりこちらの返事を期待していたわけではなかったのか、彼は独り言のように「こいつらバカだよね、東大なんかに入って」と続けた。

    東京大学の本郷キャンパスからほど近い場所にある中華居酒屋・福錦。その天井近くに備え付けられた大型テレビの画面には、東大生を主役にしたバラエティー番組が映し出されていた。

    どうやら友人はこれを眺めていたらしい。店から歩いて行ける距離にある「赤門」がVTRで流れ、スタジオのひな壇に並べられた若い東大生たちが明石家さんまにいじられて苦笑いをしている――。

    テレビでは、東大と東大生を面白おかしく演出した番組がいくつも放送されている。それはトーク番組だったりクイズ番組だったりしたが、テレビをほとんど見ない僕がその存在を知るほどに、どの番組も高い視聴率をたたき出し、世間では話題となっていた。出演している現役東大生が半ばタレント化し、本を書いたり講演をしたりして、それがまた人気を博しているという話も聞いた。

    ■「東大に行けば幸せになれる」と信じられている

    僕は書籍ライターの仕事をしているが、あるとき編集者との雑談のなかで「昨日の『東大王』見ました?」なんて話題が出た。

    見ていないと答えると、「売れる本を書くためには、ああいう今ヒットしているテレビも見ておかないといけないんじゃないですか?」とチクリと刺され、とっさに十くらいの反論が頭に浮かんだけれど、いつものように「そうですね」と返すにとどめるということがあった。

    世間で語られる東大のイメージの多くはポジティブなものだ。

    「東大は日本の『知』の最高峰」
    「東大生は頭がいい」
    コンプレックスとは無縁の最強の学歴」
    「みんな一流企業に就職する」etc

    そして、それらのイメージによって、総じて一般家庭では「東大に入れば人生の幸福が約束される」と思われている。

    ■東大のイメージと現実はあまりにも違う

    だから、東大は依然として日本中から志願者が集まる国内最難関大学という地位をキープしているし、書店の平台には「東大に合格する勉強法」とか「わが子を東大に入れる育て方」といった本が数多く並んでいる。

    進学校予備校も東大を志望する学生を重宝し、さまざまな誘い文句で学生たちを東大受験へと駆り立てている。

    実際、かつて僕は母校の中高一貫校から、「最近、うちは医学部を志望する生徒が増えているのだが、学校経営の点ではあまり望ましいことではない。新入生の数を左右するのは東大合格者数だ。東大志望者が増えるよう、東大卒の君に講演をしてほしい」と頼まれたことがあった。

    しかし、実際に東大に通っていた人間として、これらいわゆる東大の「表」のイメージには常々、大きな違和感を覚えてきた。世間で共有されている東大や東大生、東大卒業生についてのイメージと、現実のそれらはあまりにも異なっているのだ。

    テレビのなかの明石家さんまは、ひな壇に並んで座っている東大生たちに向かって「自分らすごいなぁ~。ええなぁ~」とかなんとか言っていたが、とんでもない。

    ■東大に入ってしまったために、早死する人もいる

    東大は人生の幸福を決して約束などしてくれない。

    むしろ逆に、東大に入ったある種の人間は、東大に入ったがゆえにつらい人生を送るはめになる。個人的な感覚では、「人生がつらくなってしまった人の方が多いのではないか?」とさえ思う。

    極端な話、東大に入ってしまったがために若くして死ぬことすらある。僕たち東大に通っていた人間は、そのことをよく知っている。

    東大に入っても夢がかなうとはかぎらない。逆に、東大が独自に採用している「システム」によって、小さいころからずっと抱いていた夢が無残に絶たれてしまうこともある。

    東大生だからといって「頭がいい」わけではない。講義に出席すらしない学生が大勢いて、日本の大学のなかでも際だった留年率をたたき出しているのが東大だ。

    「東大卒」という学歴を持っていても社会生活で有利になることは少ない。むしろ、さまざまなシーンで東大の看板は大きな負担となる。

    官公庁、東証一部上場企業、外資系コンサルタント会社に就職できたところで、幸せになれるかどうかは別の話だ。東大を卒業して、その類いの職場で働く知人の多くが「仕事を辞めたい」と訴えている。

    ■「裏の東大本」を書くことにした

    自身が経験し、また、間近で見聞きをしてきたことだから、僕たちにとっては分かり切ったことだけれど、世間の認識はそうじゃないんだよな――改めてそこまで考えたとき、東大をやたらともてはやすテレビや本とは別の角度で東大について書いてみようという気になった。

    東大に対して漠然とした憧れを抱いている人たちに、「本当はそうじゃないんだよ」と伝えたい。居酒屋たまたま目にしたテレビが図らずも本書の執筆の動機となったわけで、やはり編集者の言った「テレビを見ておかないといけないんじゃないですか?」という苦言は正しかったのだ。

    「東大受験攻略本」「東大子育て本」「東大式勉強法」「東大ノート術」「東大読書術」「東大文章術」「東大式投資法」……東大をポジティブテーマに組み込んだ本は数多くあるけれど、この本は、それらとは別の角度から東大について書いたものだ。東大と東大生、東大卒業生の表には決して出てこないネガティブエピソード集――「裏の東大本」とでも言おうか。

    ■東大に入ったがゆえの「生きづらさ」

    本を書くにあたって取材をはじめてみると、材料は簡単に集まった。「話はしてもいいけれど、本に書くのは勘弁してほしい」と言われることもあったが、そのようなケースを除いてもエピソードには事欠かず、少々胸やけがするほどだった。

    やはり多くの東大卒の人間が、東大に入ったがゆえの「生きづらさ」を感じていた。じっと耐えている人もいたし、そこから逃れようとしている人もいれば、うまく逃れた人もいた。そして、逃げる前に「壊れた」人もいた。

    本書は僕自身の経験も含めて、東大の卒業生たちから聞いた話を、随時補足を入れながら淡々と綴(つづ)ったものだ。実際、東大に通っていたことのある人なら、この類いの話はごく身近で起きていたこととして納得できるだろう。

    冒頭の友人との会話は、こんな言葉で締めくくられた。

    「東大に入ってもキツいばっかりやで」
    「まぁね。入る前に知っておきたかったよね」

    東大合格を目指して勉強に励んでいるあなた、自分の子どもはなんとしても東大に入れたいと思っているあなた、身のまわりにいる東大卒の人間のことをもっとよく知りたいと思っているあなた、東大を出たのに落ちぶれた連中を見てスカッとしたいあなた、そして、日々に生きづらさを感じている東大卒のあなた――この本が、そんなあなたの役に立ちますように。

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    池田 渓(いけだ・けい)
    ライター
    1982年兵庫県生まれ。東京大学農学部卒業後、同大学院農学生命科学研究科修士課程修了、同博士課程中退。出版社勤務を経て、2014年よりフリーランスの書籍ライター。共同事務所スタジオ四畳半」在籍。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/jaimax


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    ―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―


    ◆経済格差にかかわらず、教育を受けられるようにしないとヤバイ理由

     日本は公立学校では教育内容や先生の質に期待できないことも少なくない上に、家が貧しいと塾には通わせられず、だからといって親の頭が悪いと勉強を教えることもできない……。こういう理由で、頭のいい子供や学習意欲のある子供が勉強を諦めたりするパターンはもったいないです。

     日本は少子化が進んでいて、必然的に優秀な人の絶対数も減っていくので、日本の発展にとって、これはかなり微妙な状況です。

     というのも、国の将来の発展というのは人口と教育レベルによって決まるからです。

     人口が減っていく国というのは、将来的に国内向けの商品の売り上げが下がっていきます。すると設備投資もしなく(できなく)なるし、雇用も減るので、結果的に景気も悪くなる……というのが続いていくことになります。

     グーグルアップルみたいに超絶頭のいい人を集めて、その企業だけでGDPの大部分を稼ぎ、他の人は生活できるレベルで稼ぐというやり方もありますが、そのためには超絶頭のいい優秀な人材を育てるための教育レベルが重要になります。

     つまり、国の発展のためには、「人口による数」か「教育レベルの高い人たちによる質」のどちらか、または両方で攻める……という当たり前の施策が必要になります。

    ◆世界の先進国では?

     では、世界の先進国ではどんな状況になっているのか? というと、「頭のいい子が学費を払えずに勉強を諦めるのはもったいないので、学費は安いほうがいいよね」というのが潮流になっていたりします。

     もっとも、アメリカでは、私立大学の学費は平均年間370万円で、公立大学でも州外から通うと年間230万円ぐらいかかるなど学費がべらぼうに高いわけですが、きちんと勉強した人しか卒業できない、つまり大学を卒業した人は優秀であることがわかるので、それなりに収入の高い仕事が待っています。でも、日本は大学を卒業しても、いまは収入はそこまで上がらないどころか就職もままならなかったりするのです。

     ただ、日本の大学は、入学も卒業も簡単なところがあるので、今後世界と戦うことになる子供たちは、仕事ができない人であっても大学を卒業していたほうが世界基準では信用度が高くなります。

    ◆大学に行っておいたほうがい

     昨今、「大学は意味がない」なんてこともいわれますが、日本だけで考えればそうかもしれないけど、インターネットで世界は狭くなっていて、仕事をする上では国境という基準がなくなりつつあることを考えると、僕は大学に行っておいたほうがいいと思うわけです。

     ヨーロッパでは、地元の大学に通ったり、地元でなくてもEU加盟国の大学に通うなら大学の学費は無料という国は、オーストリアフィンランドフランスドイツスウェーデン……などなど結構あります。もちろん、教科書代や登録料で数十万円がかかる国もありますが、それでも日本やアメリカと比べれば安いですし、ロシアの地方の大学とかでは年間にかかる費用はテキストなどを含めて約17万円で、寮に住むのも1か月4000円くらいしかかからないなんてこともあるそうです。

     という感じで、国民が安価に教育を受けられるようにすることで、将来、国を担う人の教育レベルを高くしようとしているのが、アメリカ以外の先進国の一般的な考え方だったりします。

     では「無償化」すべきなのでしょうか? それはまた次回。

    ひろゆき
    西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねるニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

    ―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―




    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 gooddo.jp)



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    子供・マスクHakase_/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

    新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、多くの児童・生徒や教職員が、マスクを着用しての学校生活を続けている。だが「感染予防にはならない」「いや、むしろ害がある」と信じる一部の保護者はその方針に反対し、なかには抗議する親も…。

    ■小学校に向かった父親

    ギリシャ・クレタ島にある小学校に息子を通わせるある父親には、大きな不満があった。

    それは、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、児童が学校でのマスク着用を命じられたこと。これに腹を立てた父親は、今月に入りマスクを着用せずに学校へ。そのまま校内に入る父親を見かけた教員たちは驚き、「困ります」「マスクを着けてください」と声をかけた。

    だが父親は従うどころか余計に腹を立て、「俺に構うな」「警察でも呼べばどうだ」などと挑発し息巻いたという。

    関連記事:マスク着用を求められた自治体職員が激高 女性を殴りつけ逮捕

    ■校長に対する暴行

    教員らに注意されても足をとめず、父親はそのまま校長室に直行。そこで校長先生を見つけるなり「マスク着用を子供たちに命じるとは、一体どういうことだ」とわめき散らした。

    このとき父親は、校長先生に対しても「マスクを外せ」と要求。それに従わない校長先生に詰め寄り、マスクに手をかけるなり頬を思い切り叩いた。


    ■校長も思わず涙

    ショックを受けた校長先生は悲鳴をあげ、他の教職員に救いを求めた。そのすきに、父親は学校から逃走。その後に警察が介入したかについては、現時点では報じられていない。

    校長先生メディア取材に応じ、「あの保護者の息子さんは、(親の行動にショックを受けて)泣いていました」「私も涙が出てしまいます」と動揺した様子で話した。校長先生は女性だが、父親は容赦なく顔を叩きつけたのだという。

    ■さらにひどい事件も

    ギリシャでは、高校でも似た事件が発生。そちらはマスクを配布中の教員に生徒の父親が近づき殴ったという事件で、教員は2針縫うケガを負った。この件で逮捕された父親には有罪判決が下され、学校への寄付金という形で罰金の支払いが命じられた。

    マスク着用については、「健康にひどい害がある」「新型コロナウイルスの感染拡大予防には全く役立たない」という正しくない情報がSNSなどで拡散。それをうのみにし、誤解している保護者も確かにいる。

    熱中症などの心配もあり常にマスクを着用しておくことは困難だが、インフルエンザが流行する時期が近づくなか、ツインデミックを懸念する声もある。主にSNSで拡散している誤った情報に惑わされないよう、可能な限り感染予防を意識していく必要がある。

    ・合わせて読みたい→文科省、学校での「マスク常時着用」見直し 熱中症対策のため

    (文/しらべぇ編集部・マローン 小原

    小学生の父親が学校に不満爆発 マスク着用に猛反対し校長を平手打ち


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    image:写真AC

    「人は見た目じゃない」なんて言葉はよく耳にしますが、残念ながら見た目で人の人格まで誤解されてしまうことは、決して少なくありません。海外では全身びっしりとタトゥーを入れた小学校教師を巡り、物議を醸す事態となっているようです。果たして皆さんはどのような印象を抱くでしょうか。

    全身タトゥー小学校教師が話題に

    現在、フランス小学校教師であるシルヴァンさんの存在が大きな注目を集める事態となっています。

    彼は27歳のときより8年間を費やし、体の全身、歯茎や舌、眼球までにタトゥーが施されています。

    報道によると、やはり保護者や周囲の大人からは不審に思われることもあるようですが、最終的には彼を優れた教師として認めてくれるケースが多いと自ら語っているそうです。

    そんな彼を巡って「教師としての業務を正しくこなしているのでは、問題はないだろう」という主張もあれば、「子供や保護者に嫌悪感を与えるならば教壇に立つべきではない」との声も寄せられているようです。

    SNS上では賛否両論の事態に

    ルヴァンさんの話題について、SNS上でも賛否両論の話題となっているようです。



    SNS上では「しっかり仕事ができるならば良いのでは」という肯定的な意見もあれば「多様性を認めるって何でもアリって意味ではないだろ」「個人の自由を何でも認めてたら社会は成り立たないよ」という反対意見も多く見られます。

    賛否両論の反応に分かれるという意味では、どの国でもある程度近しい部分があるようです。

    ファッションとしての文化、多様性に寛容になりつつある現代ですが、ピアス、ヘアカラーなどと比較すると、まだ世界的にタトゥーを見る目は厳しいものがあると言えそうです。

    タトゥーの話題で言えば以前に日本のアニメが好きすぎるためにタトゥーを入れた人も話題になりました。

    source:The SUN



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    閲覧注意、全身タトゥーの小学校教師、SNS上では賛否両論の事態に


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    やはりプログラミングの独学は難しい?挫折しない勉強法4つのポイント


    電化製品の制御プログラムスマートフォンアプリプログラムの多くは、Javaというプログラミング言語で書かれています。ふと「電化製品やスマートフォンアプリはどういう仕組みで動作するのだろう」と疑問に思ったことがきっかけでプログラミングに興味を持ち、勉強を始める方も少なくありません。しかし、中には途中で諦めてしまう方もいるのが実情です。そこで今回は、「挫折しないプログラミング勉強法」のポイントをご紹介します。


    プログラミングの独学は難しい?


    プログラムは人の言葉ではなく、コンピューターが理解できる専用の言葉で記述されており、用途やプラットフォームによって利用するプログラミング言語違います。したがって、経験者であっても新しい言語を習得する場合は、ある程度の時間が必要です。初心者の方が「プログラミングは難しい」と感じるのは当然と言えるでしょう。
    またプログラミングの概念も独特で、全体像を把握するまでにはかなりの時間がかかります。目指すレベルと言語によりますが、未経験の方の場合は数年に及ぶかもしれません。長期間モチベーションを保つことができれば、いずれ習得することはできます。しかし、行き詰まってしまうとよほどの強い気持ちがなければ乗り越えられません。
    それでは、挫折せずに勉強を続けるためには、どうすればいいのでしょうか。


    挫折しない勉強法のポイントとは?


    【ポイント1】自分のレベルに合った学習環境


    未経験者が経験者と同じ環境で学習しても、期待するような成果は得られません。自分のレベルに合った環境かどうかを見極めてから学習に臨みましょう。


    【ポイント2】 疑問をその場で解決できる環境


    疑問点は一つ一つ解決することを心掛けましょう。解決しないまま放置していると、やがて理解不能という状況に陥る恐れがあります。質問や相談ができる人を見つけ、分からない状態を放置しないことが大切です。


    (続きは以下の記事より閲覧できます)


    やはりプログラミングの独学は難しい?挫折しない勉強法4つのポイント


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    インターネットアカデミーは日本で初めてのWeb専門校として、1995年10月に開校しました。以来、母体がWeb制作会社であるという強みと、トライアングルビジネスモデルに基づいたグループ企業との連携を活かし、即戦力となる人材の育成に取り組んでいます。また、2000年Web技術の標準化を行う世界最高位の団体「W3C(World Wide Web Consortium)」のメンバーとして日本の教育機関で初めて認定を受け、世界的な最先端技術の普及活動にも貢献しています。


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    ―[貧困東大生・布施川天馬]―


     現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

     突然ですが、「大学受験は平等な勝負だ」だとお考えではないでしょうか? 学力だけを測るペーパーテストで進路を決めるのですから、あたかも平等に見えます。しかし、それは違います。なぜならば、受験の結果は学力ではなくて「家庭の経済力」でほぼ決まってしまうからです。

    ◆〇みっちりお金をかけて育まれてくる東大生たち

     前回の記事にて、東大の受験は小学校4年生からすでに始まっているということを述べました。

     東大受験者、入学者は難関中高一貫校出身が大半を占めており、中学受験未経験者はほとんどいないと思えるような「魔境」です。さらに彼らの多くは学校のほかにも進学塾に通います。

     小学校ではSAPIX、中高では鉄緑会のような超進学塾に通うケースが多く、当然これらの塾にもお金はかかってきます。恐ろしいのが、これらの塾はあまりにも授業の進度が早いので、往々にして本命の進学塾の他に、補習用の家庭教師を雇っている家庭が多いという事実です。

     当然、二つの塾に入るのですから負担も倍増、やはりここでも資金力がものをいいます。

     このように東大受験には非常にお金がかかります。では、「普通の東大生」たちはいったいいくらの資金と時間をかけて育てられているのでしょうか? また、逆の見方をすると、いくらあれば「普通の東大生」を作ることができるのでしょうか? 今回は、小学校から大学受験までにいくらの費用がかかるのかについて試算してみたいと思います。

    ◆〇4年生から「本格課金」がいよいよスタート

    小学校:基本費用250万円〉

     小学校に関しては学習カリキュラムが特殊な私立の名門小学校に通う場合もあるようなのですが、今回は地元の公立小学校に通ったと仮定します。

     前回の記事でも述べたように、東大に合格している学生の多くは灘中学や開成中学、桜蔭中学や女子学院中学などの名門中高一貫校から輩出されています。

     これらの中学に入学するには、公立小学校の通常のカリキュラムだけでは到底学習量が足りません。ですから、これらの名門中学に合格するために、ほとんどの受験生はSAPIXなどの進学塾に通うことになります。

     SAPIXの料金システムは月額制で小学校4年生が月額4万1800円、小学校5年生が月額5万2800円、小学校6年生が5万9950円となっています。入塾時には入室料として3万3000円かかりますから、通常の授業料だけで170万円もかかります。

     さらに春期講習、夏季講習など特別講習や参考資料代、公開模試の費用は別にかかります。人にもよりますが、一年あたり春期講習で数万円、夏季講習などで20円万程度という通算の下に考えると、200万円は優に超えてくることになります。

     なお、夏季講習とは別に志望校別の特訓コースなどがあるようで、これにもやはり10万円以上の費用がかかります。

     以上を計算すると、総額250万円程度はかかってしまう可能性が高いわけです。ちなみに私立小学校に通った場合だと、学校にもよりますが、1年間でおおよそ100万円、6年間で600万円程度もさらに多くかかります

    ◆〇名門進学塾に通えるか否で早くも明暗

    中学校:基本費用300万円+70万~120万円〉

     厳しい受験の冬を乗り越えて、ついに志望していた有名難関中高一貫中学に入学することができたとしましょう。ここでは開成中学に入ることができたとします。

     まず、開成中学は私立校です。公立だと中学校義務教育課程なので授業料はかかりませんが、私立中学校の場合には個別の授業料が学費としてかかります

     学費は学校ごとによりけりですが、開成中学の場合だと、入学金や授業料、父母の会会費などを諸々併せて初年度は120万円ほど、2年目以降は約75万円+学級費を支払うこととなります。すべてあわせておおよそ270万円+学級費というところでしょう。3年間の交通費や模試の費用、部活に入る場合は部費などをあせれば300万円まで達します。

     これに追加で塾に通う必要が出てきます。もっともポピュラー選択肢として、鉄緑会という超名門の進学塾があります。ここは開成高校などの一部超名門中学校からの学生しか受け入れておらず、入塾時点で選ばれし者か否かが決められているような、まさにエリートのための塾です。

     鉄緑会の学費は、週に2回選抜クラスに通うとして、年間40万円程度です。ですから、3年間合計して120万円ほどかかることになります。なお、選抜ではないクラスの場合はグッと下がって75万円程度で通えます。ただし、言うまでもありませんが、学費が安いからといって選抜クラスを避けるような生徒はこの塾には存在しません。

    ◆〇2年生から塾関連費用が大きく跳ね上がる

    〈高校:基本費用300万円+60万~250万円〉

     さて、中高一貫ですから高校に進学したといっても、ほとんどの生徒は内部進学を選択します。その場合、入学金で一部優遇があるなどありますが、月額の学費などはほとんど中学校の頃と変わりません。3年間で300万円程度です。

     問題は塾のほうです。高校からは大学受験がかなり近づくためか、どの塾でも中学校の頃とは比べ物にならないほどに学費が跳ね上がります

     高校1年生には英語と数学の2科目しか教えないため、月額2万~3万円程度で済みます。ですから、1年次の塾費用は年間で30万円前後といったところでしょう。

     これが高校2年生になると指導教科数が増えるため、一気に幅が広がります。一科目だけの指導をお願いした場合には20万円程度になりますが、もし東大受験に使う7科目すべての指導をお願いするとなると、月額にして10万円程度の費用がかかってきます。ですから、年額だと20万円から120万円程度とかなり幅がでるところです。

     高校3年生でもこれは変わらず、指導教科数によって変わります。年間でいえば20万円から100万円程度。当然ですが、これらの月謝は夏期講習などの特別講習にかかる費用を含みません。たとえば、赤本や青本、「東大の○○25か年」などを含む諸々の過去問問題集を買うのにも3万円程度がかかります。

     ここまでで示したのはあくまで最低限塾に通うのに必要な学費です。

    ◆〇何のために大学受験はあるのか?

     というわけで、「普通の東大生」にはおおよそ1000万円かかってしまうことがわかりました。高校の塾選択で一番高いコースを希望した場合には1000万円どころか、1250万円程度まで膨れ上がります

     そして、これらはあくまで順調に小学校から大学まで進めた場合の費用です。小学校や中学、高校で躓いて補習用の塾に通ったり、家庭教師を雇ったりすれば追加で数十万~数百万円かかりますし、大学受験で失敗して浪人して塾に通う場合にはさらに年間100万円がかかります

     僕はこの状況に対して警鐘を鳴らしたいと考えています。「受験」というイベントは貧乏人が這い上がるためのイベントであると思っています。貧乏人が一流のエリートに仲間入りするためには、大学受験でいい大学に入ることが何より現実的な手段だからです。

     しかし、現実は違っているようです。貧乏人はこんな受験エリート街道を進めないに決まっているのにもかかわらず、この道を通ってきた人たちだけで東大の合格者の大半が占められている。これは東大受験が「課金ゲーム」であることを示す証拠であると考えます。

    ◆「貧乏人の子供は貧乏人にしかなれない社会」にしないために

     東大受験に限らず、難関大学への受験が「課金ゲーム」となってしまうと、それは社会階層の再生産に繋がります。平たく言えば、金持ちの子供は金持ちに、貧乏人の子供は貧乏人にしかなれない社会へとなってしまいます。

     僕自身も世帯年収300万円台という貧乏な世帯の出身ですが、貧乏な暮らしを知っているからこそ、大人になったらお金持ちになりたいと願うものなのです。そんな希望が「大学受験」というフィールドで早くも「金銭の暴力」の前に叩き潰されてよいものでしょうか?

     そもそも生まれ持った能力や環境自体が「ガチャ」に近いものではありますが、だからこそ大学受験というイベントは出生という名の「ガチャ」の結果に左右されないような、できるだけ平等かつ一発逆転が可能なイベントであってほしいのです。

     貧乏人が東大に行きにくくなっている現代の大学受験は、いったい誰のためのものなのでしょうか。

    【布施川天馬】
    1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』が発売中

    ―[貧困東大生・布施川天馬]―




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    ―[貧困東大生・布施川天馬]―


     現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

    ◆東大受験のための準備はいつから?

    「自分の子供が東京大学に入ったら嬉しい!」と思う方、いらっしゃると思います。じゃあ、東大生は何歳から東大受験を始めたという例が多いか、みなさんはご存じでしょうか?

     高校三年生の春から? いいえ。
     高校に入学したとき? いいえ。遅すぎます。
     じゃあ、中学生になったときから? まだ遅い。


     正解は小学校四年生の春からです。多くの東大生は、10歳の頃からすでに東大受験への道を歩み始めているのです。もっと言うとこれにもある程度の準備が必要となるので、本当はもう少し早まるのですが、俗にいう「エリート東大生」というのは概ねこのようなルートをたどってエリートと呼ばれる存在になります。

     今回はそんな「エリート」たちが、いったいどのような少年時代を送って東京大学の門戸を叩くまで至るのかをじっくり見ていきましょう。

    ◆小学4年生春―名門進学塾SAPIXに入塾

     多くの東大生たちは小学校4年生からいったい何の準備を始めるのか。それはもちろん、中学受験です。

     かつて人気を誇っていた「高校生クイズ」という番組を皆さんお覚えでしょうか。開成高校や灘高校、ラサール高校などの名門校の学生たちがクイズ日本一の座をかけて争うという番組でしたが、今あげた高校はすべて「毎年東大合格者を大量に輩出している高校」であり、「中高一貫校」です。

     東京大学の受験者の多くはある特定の高校から輩出されています。そして、その“特定の高校”はほとんどが中高一貫の私立高校です。

     2019年に行われた調査によれば、合格者を27名以上輩出している24校の東大合格者数を合計したところ、1383人にも上ったといいます。これは東大合格者数約3000人のうちのほぼ半数に迫る数です。

     もちろん中高一貫校はこの24校だけに絞られるわけではありません。東大全体を見渡せば、帰国子女を除くと中学受験未経験者はほとんどいないでしょう。

     それでは、どのような学校がその24校に名を連ねているのかというと、開成高校や灘高校、麻布高校に桜蔭高校など、中学受験経験者ならほとんどがその名前を知っているような超難関中高一貫校ばかりになります。

     じゃあ、そういった学校に高校から入ればいいじゃないかと思われる方もいるでしょう。しかし、これは大変難しいのです。

     なぜなら、これら高校は中高一貫コースを最大限活かした独自のカリキュラムによる英才教育がウリであり、入試記録を見てみると、高校の入学受け入れ人数は中学校の半分から1/4程度しかないからです。

     つまり手っ取り早く東大に入りたいと思ったら何をすればいいのか。それは、毎年数十人から百数十人も東大合格者を出すような超名門中高一貫中学に子供を入れればいいのです。だからこそ、“教育ママ”は我が子を中学受験に追い立てるのです。

    ◆大学受験以上に過酷な中学受験

     中学受験といってもその中身はまったく子供向けではありません。大学受験以上に過酷な生活が待っています。

     まず、厳しい入塾テストをかいくぐって、名門塾の上位クラスに潜り込まなければ、難関中学合格の芽はありません。毎期行われるテストの結果によりクラスが変わるのは当たり前、順位によってクラス内での席順が変わります。1位の生徒から順番に座らされるので、教室における自分の“カースト”が一目瞭然になります。

     さらには、週に3日も4日も授業があるため、膨大な量の予習復習を行わなければなりません。友達の家に行ってジュースお菓子をつまみながらまる一日ゲーム、次の日も遊ぶ約束をして帰る? そんな自由はありません。だって、塾の課題が終わらないから。

     塾の課題が終わらない、もしくは進度についていけないから、別の塾に入れて補習をさせたり、家庭教師を雇ったりして対応するという家庭もあります。実際、僕はそのような生徒さんを何人も受け持ったことがあります。遊びたい盛りの彼らのやりたいことは、勉強とはまた別にあったようでしたが……。

     灘中学や開成中学などの超名門中学校というところは、そういった地獄のサバイバルを勝ち抜いてきた“勝者”にのみ門戸を開くのです。

     ちなみに、彼らの多くはこの中学受験を辛い思い出として語りません。なぜなら、そこで勝ち抜いてきた猛者だけが残るので、そこには輝かしい思い出しか残らないのです。

    中学校入学 ― 名門進学塾鉄緑会に入塾

     やっと中学校に入れた! 厳しかった受験の冬も終わりだ! そう思っていませんか? 違います。多くの場合、子供はそう思っていても、親御さんのゴールはもっと先にあります。

     中学校に入学すると、多くの子は目を回しながら勉強します。さすがは名門校、カリキュラムの進み方も“優秀”な生徒を前提として組まれます。僕も一度教科書や問題集を見せてもらったことがありましたが、中高どころか大学数学レベルの内容に触れている生徒もいました。一部の数学好きな子以外は置いてけぼりになっているようでしたが……。

     少しでも気を抜けば置いていかれるような学校での授業に加えて、彼らには追加の勉強が待っています。そう、名門進学塾に入塾して、やはり勉強をするのです。

     鉄緑会という東大生合格者御用達の塾があります。そのホームページを見れば誇らしげに東大進学者数が載せられていますが、それはある意味で当然の結果です。

     なぜなら、この塾に入れるのは一部の超名門中学校の子息のみだからです。頭のいい子たちを英才教育でさらに叩きのばして東大に入れるための塾、それが東大進学専門塾、鉄緑会なのです。

     幸い比較的学費は安めなこの塾ですが、生徒に山のような課題と演習をこなさせる塾としても有名です。高校1年生の頃から東大の過去問を解き始めるようなペースで学習が進む鉄緑会はでも、やはりこの塾に通う我が子を補習用の塾に通わせるご家庭も数多くあります。

     これが大学受験までの6年間続きます。小学校の塾費用、私立中高の学費、中高の塾費用、全部合わせれば1000万円はくだりません。補習用の塾を活用するならここに追加で数百万。途方もない出費です。これこそがエリート東大生の実態なのです。

    ◆それでも東大に入りたいか?

     いわゆるエリートと呼ばれるテンプレ東大生たちの多くはこのような道筋を通ってきています。そして、これはほんの一部にすぎません。

     SAPIXに入るためには入塾テストに向けて勉強しなければなりませんし、そのためには名門小学校に入って先取り学習をするのが一番の特効薬となりましょう。名門小学校に入るためには名門の幼稚園に入って特別な教育を受けるのが手っ取り早く……とさかのぼり続ければキリがありません。

     僕はこれを東大受験の闇だと思っています。東大生と言われれば、一般的には大変輝かしい経歴の持ち主であるように思われますが、その多くはこのようにして、10年近い年月と1000万円以上の出費をもって作られています。

     そうしてエリートとなった子供たちは、我が子にも英才教育を施し、東大やそれ以上の舞台へ我が子を送り出します。かたや大学進学という選択肢を思いつきさえしないような人さえもいるというのに。

     これを教育格差と呼ばずして、いったい何と呼べばいいのでしょう? 僕はこのような現状に対して、警鐘を鳴らしたいと考えています。次回は東大受験にかかる費用について、詳しく内訳を解説していきたいと思います。

    【布施川天馬】
    1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』が発売中

    ―[貧困東大生・布施川天馬]―




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