なんと1日10件以上も発生していた! クルマから火が出る「車両火災」の原因とは

後付け配線やバッテリーのショートなどに注意が必要だ

 今年8月、ロックバンドSOPHIA」のボーカル松岡充氏が所有する1968年型のシボレー コルベットC3が世田谷区の路上で出火炎上するというニュースが流れたが、車両火災というのは、意外に多く発生している。

 消防庁の消防白書によると、平成29年中の車両火災の出火件数は3863件で、全国で一日平均10.58件の車両火災が発生している。

 出火原因のトップ3は下記の通り。

①排気管(着火物の漏えい等)が全体の16.5%

②機関内配線(配線のショート等)が全体の10.0%

③放火(放火の疑いを含む)が全体の8.4%

 またJAFでは、燃料やオイル漏れに起因するものやエンジンルーム内へのウエスの置き忘れ、バッテリーのターミナルが緩むことで発生するショートによっても発火の危険性が高いと注意を呼びかけていて、駐車場などでエンジンをかけたまま仮眠をした際に間違ってアクセルを踏み込んで、エンジンが空ぶかしで高回転状態を続ける状況が車両火災の原因になることもあるとしている。

 その他、フロントインドウにアクセサリーなどをつるす透明の吸盤を貼り付けたりすると、凸レンズ効果により太陽光が集光され、内装が燃え出すというケースもあるし、車内に置いておいたライタースプレー缶が高温で爆発するというのも危険なパターン

フロントウインドウの吸盤


エンジンルームの確認や余計な荷物をおろすことが大切

 車両火災を防ぐには、まずは日頃のメンテナンスが第一で、油脂類のにじみや漏れがないかチェックして、整備・点検したときにエンジンルーム内に燃えやすいウエスなどや、工具類を置き忘れないこと。

エンジンルームのチェック

 電気関係では、なんといっても後付け配線が危ない。

 エレクトタップによる配線の分岐や簡易接続配線、三つ叉配線、タコ足配線などは、車両火災の大きな原因で、電気系が原因の車両火災の大半は、後付け配線に問題があったと言われているほど。

後付け配線

 あとは、バッテリーのターミナルが緩むことで発生するショート。端子とバッテリー本体を確実に取り付けることは基本中の基本だ。

 そしてクルマには、吸盤、ライタースプレー缶ペットボトルなど、余計なものを積みっぱなしにしないことも忘れずに。

スプレー缶

 できれば、ホームセンターやカー用品店で売っている、小型のクルマ用の消化器(炭酸ガスタイプ)などを、クルマに積んでおくと安心なので、購入を検討してみるのもいいだろう。

なんと1日10件以上も発生していた! クルマから火が出る「車両火災」の原因とは


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

件のコルベットは50年以上前のクラシックカーでフューエルラインのゴムホースの劣化からタンクの腐食穴からの漏れやらキャブのオーバーフローからもう何が原因で燃えてもおかしくないから仕方ない。一方今時の車はボンネットの下はほぼほぼ*ボックス状態なんで素人が見ても何も分からんよ。


クラシックカー以上に現行車で燃えるの外車?しかも支那や韓国が関わってる車?劣悪な部品使っていれば火を噴くのは当然d(-- ましてや定期的に点検していないものや異常を感じてもそのまま放置してりゃねぇ、当然のことでしょうね<(--


ここまで多いのか?とも思ったが、トラックやバスの火災もよく聞くし事故って燃えれば車両火災に含まれるか・・・。


外車は中国とか韓国とか関係なく日本車に比べて信頼性が低いイメージ。どこも壊れていない外車乗りを見たことがない。


10件はさすがに多すぎるな乗る人の人的ミスもあるんだろうけど


親しい友人がコレで*じまったんだ・・・


乗用車系は電装関係(後付けのヘッドライトなど)、トラック・バスは足回りの整備不良やエンジンルームの可燃物の放置が原因で火災が起こりやすい。変な改造はしない、日常点検は怠らず行うに越したことはないって事だね。


車両火災事故を起こした場合メーカー側の責任に目が行きがちであるが日本においては運転手/運用者の運行前点検・始業点検が義務になっていることを考慮すれば、車両を燃やすほどの異常を見逃し/放置して運行した運行者側にも責任が問われることを忘れてはならないd(--


放火はともかく車検しててもこれだけトラブルがあるとはなぁ。一度車検してない場合とのデータと比較してみたいなぁ。


日本の車検制度ではかつて3か月ごとの点検記録簿をつけることになっていたが日本製の部品の信頼性が高まって6ヶ月ごとの点検記録簿を残すことでいいようになったが特亜製部品を使用しコストカットを図るメーカーが日本国内でそれら部品を使う車を販売しているため信頼性が下がって車両火災が起きているなら、車検制度をもとの3ヶ月おきに戻す必要があると考えるが?<(--


ワイルド・スピードのポール・ウォーカーさんは事故後の車輌火災で亡くなっている。先日栃木だったかでも事故後の火災で2人亡くなった。動けない所に火が付いたらまず助からない。


10件は多過ぎると思ったが、放火も入ってる事だし、家屋火災に巻き込まれるのも入れてあるのかな?


車好き(笑)なんて許容電流と使用量が分からない状態で電装系をいじるような連中やで? 俺らに言わせれば狂気の沙汰よ。


こち亀で中川が「*ーリに消火器が積んであるのは伊達じゃない」「整備士の友人を持つか自分が整備士になるしかない」と言ってたのを思い出すな。


Burning Gallardo


尚、外国製の車は超高級車で整備を怠っていなくても結構な確立で発火します。友人のリムジンも火達磨になってましたよ。日本車も某国で生産するようになってから全く信用できません。


ベンツも電装関係が故障しやすいとか聞いたことがある。日本の酷暑を超えるとなると、尚更厳しいだろうねえ


外車はゴムやプラスチックが信用できないイメージがある