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    2019年07月

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    名古屋教育虐待殺人事件「中学受験で息子を殺された母親の無念」 から続く

     2016年8月21日名古屋で、当時12歳だった中学受験生が自宅で父親に刺殺された事件で、名古屋地方裁判所は2019年7月19日、被告人・佐竹憲吾(51)に懲役13年の実刑判決を言い渡した(裁判の詳細は#1#2へ)。加えて裁判長は以下のように述べた。

    「保護者である父親によって命を奪われた被害者の驚き、苦痛、かけがえのない一人息子を突然奪われた被害者の母親の悲しみ、嘆きは察するに余りある」
    「犯行の動機、経緯を見ても、被告人は、中学受験の指導の名のもと、被害者の気持ちを顧みることなく、自らの指導・指示に従うよう、暴力的な言動から刃物へ、ナイフから包丁へ、やがては包丁を被害者の身体に当てるなど、独善的な行為をエスカレートさせていった挙げ句、本件犯行当日、被害者の態度にいらだちを募らせたすえに激高し、衝動的に犯行におよんだものと認められる」

    どこにでもある『教育虐待』と同じパターン

     佐竹被告は子煩悩な父親だった。被告人自身もその弟もその父親もみんな名古屋の超進学校出身だった。崚太君が同じ学校を目指して中学受験塾に通い始めると、佐竹被告が家で勉強を教えるようになり、そのころから暴言、暴力、威圧行為が始まる。被告人自身、「受験勉強が始まるまでの生活は楽しかった」と振り返る。

     犯行当日の朝、崚太君が約束した時間に起床せず、朝食にも時間をかけ、たびたび急かしても反抗的な態度を見せたため被告人はいらだち、包丁を持ち出した。崚太君が部屋の隅に逃げ込むと、被告人は包丁で床を叩いて呼び寄せた。そして崚太君の背中に左腕を回して左肩をつかみ、右手に持った包丁を目の前にかざす。崚太君が泣き出すとさらにいらだちを募らせて、左手で口を塞いだ。気づくと崚太君の胸には穴が開いていた。被告人はあわてて崚太君を抱えて近くの病院に駆け込み、「刺してしまった」と述べている。

     これは特異なケースなのだろうか。これまでさまざまな「教育虐待」の事例を取材してきた私にはそうは思えない。むしろこれは典型的な「教育虐待」であり、これまで私が取材してきた事例との符号点も多い。何が典型的なのか。

    「本人がやると言った」が危険

     まず、子どもの人生を親または親族一同が決めていること。被告人の一家はそろって名門進学校出身者であり、特に嫡男は薬剤師として被害者の曾祖父の世代から続く薬局を継ぐことが、一族の方針として決められていた。

     証言台に立った被告人の父親(78)は、「崚太は佐竹家の大事な跡継ぎでしたから、私にとっても憲吾(被告人)にとっても宝物でした」とくり返した。「跡継ぎだから宝物」という論理に、何の疑いももっていないようだった。

     言うまでもなく、子どもの人生は子どもの人生。親が子どもの人生に何らかの期待を寄せるのは決して悪いことではないが、それは親の勝手な期待である。たとえそれがかなわなくても、子どもの責任ではない。

     次に、あくまでも崚太君本人の意志で中学受験を選択し、父親・叔父・祖父と同じ進学校を目指していることにされていること。崚太君は2歳ごろから、その学校への進学を刷り込まれており、本人も本気で目指していたことは間違いないだろう。

     しかしここにこそ落とし穴が生じる。「本人がやると言ったのだから」という大義名分が、どんなにつらい仕打ちでも子どもやらせる正当性を、親に与えてしまう。「これは私のエゴではない。本人が望んでいる苦行である」と自分自身に言い聞かせ、いくらでも暴走できてしまう。

     本人が「やる!」と言っても、適当なところでとどめるブレーキ役に徹するのが親あるいは指導者の役割である。子どもが自らアクセルを踏み込むように見守り、励ますことはあってもいいが、子どもの代わりにアクセルを踏み込めば大事故につながる。

    多くの親も用いる「言葉のナイフ

     そして、「勉強を教える」とは名ばかりで、実際には恐怖によって「勉強させる」ように仕向けるだけの指導だったこと。今回の事件の場合、最終的に包丁が恐怖の象徴となるが、子どもに恐怖を与えるのに刃物を持ち出す必要もない。

    「あなたはダメな子だ」「家を出て行け」「受験なんてやめてしまえ」など、親が言葉のナイフを振りかざせば、子どもは簡単に恐怖に陥る。ときには文字通りの致命傷を負わせることもできる。強いプレッシャーを感じた子どもが自ら命を絶ってしまったり、重い後遺症に苦しみ続けたりすることもあるのだ。

     脅して勉強させたところで、効果は一時的。効果を持続させるためには脅しをエスカレートさせていくしかない。多くの場合は入試本番を待たずして子どもがまいってしまうのだが、仮に「志望校合格」という目的は達成されたとしても、脅され続けた子どもが受けた傷は簡単には癒えず、人生を狂わせる。

     教育虐待の加害者であり、被害者でもある佐竹被告の人生は、まさにそのことを証明している。

    良い学校に入れるために不適切な教育をする矛盾

    「教育虐待」とは、「あなたのため」という大義名分のもと、子どもの受容限度を超えて勉強をさせることである。その前提として、本人の意志を軽視・無視した進路設計・人生設計があり、限度を超えてまで勉強させる手段として暴言・暴力・威嚇行為が用いられる。

     佐竹被告による教育虐待はまさに型どおりなのである。

     被告人は「(息子には)自分のやりたいことをやってほしいと思っていました」と供述している。多くの教育熱心な親も同じだ。「子どもの人生は子どもの人生。自由に生きてほしい。人生の選択肢を増やすために、良い教育を受けさせたい」と本心から言う。しかし目的と手段が入れ違うと、良い学校に入れるために、不適切な教育的指導すなわち教育虐待に発展する。

    「良い学校に行かないと良い生き方ができない」という非理性的な信念は現在の社会全体を呪縛している。親自身がすでに囚われていることも多い。親の役割はその呪縛を増幅して子どもに伝えることではなく、その呪縛から子どもを守ってやることだ。

    「合格させられるかどうかは親の腕次第」という思考

     また崚太君の部屋のホワイトボードには「T中学に合格させてください」と書かれていたと、被告人の妻(当時)が証言している。被告人は、わが子をT中学に合格させられるかどうかは自分の親としての腕次第だと思って疑っていなかった節がある。これも多くの教育熱心な親、特に中学受験生の親に見られる思考だ。偏差値をあげる指導は塾の先生がしてくれる。一方で親が第一にやらなければいけない役割は、子どもの心身の疲れを癒やし、安心感を与えることである。

     今回の事件では、子どもを脅すため、包丁という物理的な道具が利用されたが、鉄拳制裁を多用する親もいるし、鉛筆で手の甲を刺されたという事例も私は複数知っている。暴言という言葉のナイフをついわが子に向けてしまったことがある親なら少なくないはずだ。

     ただし、怖がりすぎる必要はない。最初から聖人君子のような親はいない。親も失敗しながら、親として成長するものだ。「自分は大丈夫かしら?」と不安に思う感性をもっているのならたいがいの場合、大丈夫子どもを壊すほどひどい教育虐待にいたるのは、親に迷いがないケースがほとんどなのだ。

    親の用意した檻の中で生きてきた

     加えるならば、今回の事件では、教育虐待が世代間伝播していることも、注目に値する。

     反抗期に親子が衝突し、親自身も自分のなかに非理性的信念や未熟な部分があることを自覚し成長できれば、世代間伝播は阻止できる。

     佐竹被告にも反抗期はあった。しかし父親に真っ向からぶつかる勇気はなく、避けるようにして家を出た。しかも経済的にはいつまでも親に依存していた。それが佐竹被告の精神的自立をいつまでも阻止していた一因だと考えられる。

     被告人の妻(当時)のMさんは、「パパに憧れて、褒められたくて、認められたかった」と崚太君の気持ちを代弁した。しかし私には、それがそのまま、78歳の父親に対する佐竹被告の、いまなお満たされることのない悲痛な心の訴えに重なって聞こえた。

     できれば父親を喜ばせたい。父親に認められたい。しかも父親の望む方法で。幼いころからそれが佐竹被告の人生のテーマであり呪縛なのだ。でもできなかった。かといってまったく違う自分の人生を歩むこともなく、父親の管理下に51年間居続けた。

     崚太君には自由な人生を歩んでほしいと望む一方で、潜在意識においては、崚太君の人生を利用して、自分ができなかったことを達成し、父親を喜ばせたいと思っていたのではないか。51歳になったいまでも、それしか父親を喜ばせる方法が思いつかなかったのかもしれない。それが悲劇なのである。

     懲役13年。しかしそもそも佐竹被告は、51年間、親が用意した檻の中で生きてきたのではないか。刑務所を出てから、いよいよ自分の人生を歩み始めることができるかどうか。また、佐竹被告が刑期を終えることには91歳になっているはずの、佐竹被告の父親にも、自分が子どもたちにしてきたことの意味と結果に、真摯に向き合ってほしい。

     それができなければ永遠に彼らは、自分たちのしてしまった罪の本当の意味に気づくことができないだろう。それでは崚太君が浮かばれない。

    「事件の経緯を知って、吐き気がする」教育虐待当事者の憤り

     教育虐待によって一度は心をズタズタにされたひとたちを、私は複数取材して『ルポ教育虐待』にまとめた。そこに登場するある男性は、佐竹被告と同じように有名進学校に進学するも高校で中退。大学にも行かなかった。しかし「このまま家にいたら自分が危ない」と考え、家を出た。

     佐竹被告と違うのは、親からの経済的な支援を受けず、新聞奨学生として住み込みで仕事を始めたことだ。奨学金を資金として一人暮らしを始め、経済的基盤を築き、家族をもつこともできた。

     私の裁判傍聴記を読んだとのことで、ほかでもないその男性本人からメッセージをもらった。本稿の締めくくりとして引用する。

    「事件の経緯を知って、吐き気のするような心持ちです。

     被告人は、成績が落ち、大学に行かず、父親に見限られてからも、自己肯定感が低いまま過ごし、自分が中途半端な人間であるという意識を固定化させてきたように思います。

     劣等感をごまかすため何にも関心がないように振る舞い続けた結果、劣等感を心の奥底にしまい込むことに成功したのだろうと思います。自由になり、仲間ができ、恋人ができて自分を取り巻く世界が変わっても、世の中に対する自分の視点を変えることができなかったのでしょう。

     なれなかったものに自分を重ね、今度こそ息子を父親の認める人間にしなくてはならない、そのためには無駄な時間は使わず、最短で目的を達成しなければいけない。刃物を使った脅しのなかで、息子の声は聞こえていなかったのでしょう。

     当時歯向かえなかった自分と、怯えながらも被告人に向き合っている息子を重ね、嫌悪と焦りがあったのだろうと思います。

     実は私の母親もときどき聞いてきました。『(孫に)中学受験はさせないの? お金なら援助するわよ?』。最近は言わなくなったけど。

     私はこう言っています。『させないよ。本人が言ったら考えるけど、基本的には中学くらいまでは、嫌ってほど遊ばせたいから。別に勉強できなくてもいいんだ。ひとに好かれる子どもなら』。

     それでも母親はこう言います。『でも、いざってときにジャンプできるような基礎力はつけないとね。親のケアも必要よ?』。

     わかってないんだな~って思います」

    (全3回シリーズ#1#2へ

    (おおたとしまさ)

    名古屋地方裁判所(2010年04月21日撮影) &copy;時事通信社


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    赤ちゃんと犬が一緒に暮らしていると、兄妹のように仲よく遊ぶ時もあればケンカする時もあります。

    赤ちゃんが自分のお菓子を手に持っていると、犬のバルーちゃんはパクっと横取りをしてしまいました。

    自分のお菓子を取られて、赤ちゃんは大泣き。

    すると、バルーちゃんは…?

    「し、知らないし…」

    机に前足をかけて、「泣いちゃった…」と遠い目。

    赤ちゃんの泣き声に「知らないもん」というように遠吠えをし、そそくさと逃げてしまいました。

    このあと、赤ちゃんとバルーちゃんが仲直りできたのか気になるところですが、『ケンカするほど仲がいい』という言葉があるように仲よく成長してほしいですね。


    [文・構成/grape編集部]

    出典
    Dog Steals Baby's Cracker
    ※写真はイメージ


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    複数好きsunabesyou/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

    ナイジェリアや南アフリカなど、1人の男性が多数の女性を妻とする「一夫多妻制」が法律的に認められている国や、関与する全てのパートナーの同意を得て、複数の人と親密な関係を持つ「ポリアモリー」という恋愛スタイルがある。

    複数の人に惹かれてしまうのは、より良い子孫を残したいという動物の本能的におかしいことではないようだ。しかし、そうした制度や恋愛スタイルとは別に、相手を騙して二股をかけることは人を傷つける場合が多く、あってはならないことだろう。

     

    ■約2割が「同時に好きになる」

    しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の19.8%が「複数の人を同時に好きになりがち」と回答した。

    複数好き

    なお、男性24.2%、女性15.8%と、男女間で8ポイント以上差をついており、女性より男性のほうが気が多いことが判明した。

     

    ■年代が上がると男女間に差

    また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

    複数好き

    もっとも割合が高かったのは男女ともに10代で、男性30.8%、女性29.8%。10代の約3割は複数の人を同時に好きになっている結果に。男性も女性も年代が上がるごとに割合は低くなっていくが、女性の割合の下がりかたに比べると、男性はややゆるやかな減少にとどまっているのも興味深い。

     

    ■高収入層は気が多い?

    さらに、この結果を年収別に見ていくと顕著な傾向があらわれた。

    複数好き

    もっとも複数の人を同時に好きになってしまうことが多いのは、年収1000万円以上の人で28.6%。高収入層の割合が高いのが特徴的だ。

    同時に複数の人を好きになってしまうことは起こり得ることのようだが、きちんと相手のことを考え誠実に向き合うことが大切だろう。

    ・合わせて読みたい→社交辞令を信じる? 8割の人が社交辞令を警戒も信じる人は高収入な傾向が

    (文/しらべぇ編集部・赤坂

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年5月17 日~2019年5月22日
    対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)

    複数の人を同時に好きに… 男性や高収入層は気が多い傾向も


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    盲導犬、介助犬、聴導犬と身体が不自由な人のお手伝いをする補助犬。人間のパートナーとして大活躍している彼らのためのトイレがJRさいたま新都心駅に設置され、話題になっている。


    街ではほとんど見かけない「ほじょ犬トイレ」。4月1日に使用がスタートしたもので、JR東日本では簡易的なものを除いて初めて設置された。

    ツイッター上では「なんて優しい世界」、「素晴らしすぎる」など反響を呼んでいる。

    もっと広まって欲しい

    そもそも、補助犬はペットの犬と同じように好きなタイミングで排泄はしない。補助犬ユーザータイミングを把握し、指示を出してから排泄するのが一般的。それだけ、訓練が徹底しているということだ。

    気持ち良く排泄できる管理をユーザーがするだけでも大変なのだが、さらにその処理もしなければならない。土や植え込み、草のある場所といった排泄に適した場所が必ずしも行動範囲にあるとも限らない。

    そうした場合、多目的トイレペットシーツを敷いて使うパターンもあるようだ。

    そんな補助犬のために作られたトイレ。Jタウンネットは詳しい話を聞くため、7月17日JR東日本大宮支社の広報室担当者に話を聞いた。

    さいたま新都心駅に設置した経緯を聞くと、

    「付近にさいたまスーパーアリーナコクーン(編注:ショッピングモール)があり、多くの人が集まり、お身体が不自由な方もいらっしゃいます。駅を便利で快適に使っていただくために、様々なニーズに対応するために検討しました」

    と担当者。多目的トイレこそ色々な場所でみかける。しかし、ほじょ犬トイレは意識したこともなかった。多くの人が利用する鉄道会社だからこそ気づいたニーズといえるかもしれない。

    岩手・一ノ関駅に簡易的な盲導犬用のトイレがあるものの、JR東日本で補助犬のためのトイレを設置するのは、

    「簡易的なものを除いて初めてではないか」

    という。こんな先進的な取り組みが埼玉で行われていると考えれば、県民として誇りに思える。

    今後、ほじょ犬トイレがほかの駅で設置される予定があるかについては、

    「今のところはない」

    との回答だった。


    現場へ行ってみた

    取材後、筆者はさいたま新都心駅に向かった。4月1日以降、何度か訪れていたのに全く気付かなかったが、どこにあるのだろうか。

    改札内に入り、いつもは使わない京浜東北線ホームに向かうエスカレーターに近づいた。


    車いすマークの下に見慣れないマークがあるのに気づいた。


    ほじょ犬マークが駅の中にあるとは――。案内図を見ると、多目的トイレに隣接するように目的である、ほじょ犬トイレがあった。



    入り口はガラス張りになっており、外から見える仕様になっている。


    中には補助犬のトイレ台や汚物流しがある。トイレ台のシャワーには清掃用とのシールが貼ってある。トイレシーツで排泄をするが、万が一汚れてしまった際はシャワーで洗い流せる。

    ほかにもダストボックスやインターホンもある。



    非常に多くの設備が集約されており、これなら利用者も便利なはず。

    調べるとさいたま新都心駅以外に、羽田空港成田空港、東京芸術劇場や京王プラザホテルにもあるようだ。

    しかし、いずれにしても数が少ないのも事実。さいたま新都心駅のほじょ犬トイレが話題になったのを機に、全国で数が増えてほしいと願うばかりだ。

    ほじょ犬トイレ(2019年7月17日、Jタウンネット撮影)


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     6月上旬に発表されてからというもの、いまだ大論争を巻き起こしている「老後資金2000万円問題」。人生100年時代に暗い影を落とし、国民の多くに不安を抱かせた金融庁の報告書だが、メディアのミスリードも多い。

    ◆30・40代のほとんどが老後資金問題に直面する!

     明治大学准教授の飯田泰之氏はこう指摘する。

    「件の報告書には、“2000万円ないと生きていけない”とはどこにも書かれていません。あくまでも“高齢無職世帯”は、平均すると月約21万円の収入、約26万円の支出があるというだけ。その差額に“5万円不足”という意味はない。金融庁は、iDeCoやつみたてNISAの普及拡大を目指したかったはずが、数字が独り歩きしてしまったというのが現状です」

     また、報告書が提示した総務省の家計調査はあくまでも“平均”であり、そこには当然資産家の“高齢無職世帯”も含まれ、平均値を引き上げている。作家の橘玲氏は、高齢者の金融資産保有率を引き合いに報告書の意義をこう分析する。

    「今回の報告書が参照したものとは別の金融広報中央委員会の家計調査では、高齢世帯の3割が金融資産を保有していないことが明らかになっています。その一方で、2000万円以上という多額の金融資産を保有している層も3割存在していて、高齢者の資産状況は完全に二極化している。

     金融庁は、こうした現状に鑑み、現役世代には今から投資によって資産運用をし、計画的な取り崩しによる節約、貯蓄をしましょうと呼びかけたかったのでしょう。その意味では、まったく間違っていないし、正論だと思います」

    ◆30~40代の23%が「貯金0円」のヤバい現状

     ロスジェネといわれる現役世代を取り巻く給与事情も厳しい。大学、大学院卒の給与額の変化も他の現役世代がプラスになっているところ、ロスジェネ世代は月2万円程度下がっている。政府は「人生再設計第一世代」としてロスジェネ救済策を講じるとは言うものの、その恩恵にあずかれるかどうかは不透明だ。

     貯蓄に関する統計を見ても、「老後2000万円」には程遠い現実がある。SMBCフィナンシャルグループの調査では、貯金ゼロから100万円以下が6割を占めるのが現状。前出の飯田氏も、こうした状況を嘆く。

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    ◆現在、貯金はいくらある?

    (30~40代の1000人が回答)

    0円 23.1%
    50万円以下 24.6%
    50万円超~100万円以下 12.8%
    100万円超~200万円以下 7.7%
    200万円超~300万円以下 4.9%
    300万円超~400万円以下 1.8%
    400万円超~500万円以下 7.3%
    500万円超~1000万円以下 8.0%
    1000万円超 9.8%

    ※数値はSMBCコンシューマーファイナンスが発表した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」より。お小遣いは月平均3.1万円と微増傾向にあるが、貯蓄については過半数が100万円以下という実態が明らか
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    「学卒時の景況が生涯所得に大きく影響するのは、国際的にも常識で日本独自のものではありません。ただ、残念ながら断続的に20年もの間、雇用市場が悪化し続けたのは日本だけなのです……」

     ロスジェネ世代が特に割を食っているのは明白だ。未曾有の超高齢社会が進む日本で、老後という茨の道にどう対応すべきなのか。橘氏の提案はこうだ。

    「とにかく、なるべく長く働ける環境を今から意識すること。年収200万円でも、定年から10年間延長できれば2000万円、20年ならば4000万円の老後資金になる。年金の受給開始年齢を繰り下げれば、受給額は最大42%増えます。私は、“生涯現役こそが最強の人生設計”だと考えます」

     また、飯田氏からは「各自、『ねんきん定期便』をちゃんと読んでほしい」という前提のもと、以下のアドバイスをもらった。

    「老後いくら必要か? 具体的な数字は私にもわからない。私だって知りたいくらいです。身近に感じられるモデルとして、ご両親のことを考えてみるとよいかもしれません。あとどれくらい生きるのか? そんな両親の年金額はいくらになるのか? これを把握したうえで、“月にいくら必要か”を考えるとイメージしやすいのでは」

     遠い先の話と思わず、今から対策を講じないと、老後を乗り切れないことだけは確かなのだ。

    飯田泰之氏】明治大学政治経済学部准教授
    ’75年生まれ。東京大学経済学部卒。経済政策、マクロ経済学を専門とするエコノミスト。『経済は損得で理解しろ!』『日本史に学ぶマネーの論理』など著書多数

    【橘 玲氏】作家
    ’59年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。雑誌編集者を経て『マネーロンダリング』でデビュー。著書に『新版お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』など

    <取材・文/週刊SPA!編集部>
    ― 老後資金の稼ぎ方 ―

    イラスト/bambeam


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    【動画はこちら】

    リトアニアで撮影された動画が話題になっています。動画にはモップのような生物が川を泳ぐ姿が映し出されています。よく見ると、なんと犬!暑くて川に入ったのだということです。

    動画には「この犬はその犬はエリア51に所属しているんじゃない?」「自走式フローティングモップだ」などのコメントが寄せられています。

    これは「コモンドール」という犬種の犬。本当に泳ぐモップにしか見えません。。

    【動画はこちら】

    「泳ぐモップ?!」何だこれは!川を泳ぐモップのような生物が話題に!


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    一部の科学者は犬にも感情があると提唱しているが、人間と同じように表現する犬の行動も多々見られる。このほどペルーで、亡くなった飼い主の棺にしがみついたまま離れようとしない犬の動画が人々の涙を誘っている。『Mirror』『The NY Times Post』などが伝えた。

    ペルーの首都リマで撮影された動画が現在、多くの人にシェアされている。そこには亡くなった飼い主の男性を偲ぶ犬の姿があり、動画は故人の親戚が撮影したもののようだ。

    その犬は女性に抱きかかえられ、棺の中に眠る飼い主と対面し最期の別れの挨拶をしている。そして女性は犬に故人の顔を見せた後、棺から離そうした。

    しかし大好きな飼い主のもとを離れたくなかったのか、犬は前足の爪をたてて必死に棺の縁にしがみついたのだ。女性が何度か棺から引き離そうとするも、犬は強く抵抗した。

    その愛情深い行動に、女性は犬を引き離すのをやめて頭を撫でてあげた。その瞬間、周囲から「泣いているわ」という声があがったが、犬は目に涙をためていたようだ。

    この動画は多くの人の涙を誘い、SNSでは「この犬が飼い主を亡くしたことで悲しむ姿に胸が痛くなる」「犬は人間よりも忠誠心があるからね」「犬は私達に無条件で愛をくれる生き物だ」などの声があった。

    なお動画は、リマを拠点とするメディア制作会社『En la mira – Lima Provincias』が今月16日にFacebookで公開しているが、同社は地元で撮影された動画の投稿を受け付けており、中には匿名で送られる動画も公開しているようだ。現在、この動画の犬の飼い主である故人の名前や、今後は誰が犬を世話するかなどの情報は伝えられていない。

    画像は『En la mira – Lima Provincias 2019年7月16日Facebook「#Animales| ¡FIEL COMPAÑERO HASTA LA MUERTE!」』のスクリーンショット
    (TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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    UFOキャッチャー(SPmemory/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

    街で男性からナンパされ、話が盛り上がってそのままついて行った…という経験はないだろうか。

    このことについて、女性向け匿名掲示板ガールズちゃんねる』に投稿された「ナンパされたことがある人」というトピックが話題になっている。

     

    ■「このぬいぐるみ取れたら…」

    ショッピングセンターにあるゲームセンターに居た投稿者の女性。そこでUFOキャッチャーをしていると、同じくらいの年齢の男性から声をかけられる。

    ナンパされたことがわかり最初は無視をしていたが、その男性は投稿者の狙っていたぬいぐるみを指して「このぬいぐるみ取れたら、このあとお茶しに行かない?」と半ば強引にアピールしてきたという。

     

    ■「ちょっとドキドキした経験」

    すると、男性が見事一発でそのぬいぐるみゲット。男性とカフェに行き、そこで軽く話して連絡先を交換する。その後しばらくして一度飲みに行ったのだが、恋愛感情は抱けずそのままフェードアウトしたという。

    投稿者は「声をかけられてついていくなんて軽率なことをしたなぁと思いますが、スリルがありちょっとドキドキした経験でした」と振り返った。


    ■「20歳くらいの子にナンパされ…」

    ナンパについて行ったという投稿者に、ユーザーからは「行ったことない」「ありえない」と否定的な声があがる。

    ナンパされてもついて行ったことはない 怖いしキモいからシカトしてる」

     

    ナンパする人って手当たり次第してるでしょ。そんな人についていく訳ないじゃん」

     

    しかし、一方で「LINE交換した」「若いときなら…」といった声も。

    「池袋に住んでるからしょっちゅうナンパされる。基本的には断るけど、東大行ってるんですって学生証見せてきた人とはLINE交換しちゃった」

     

    「若いときはあるよ。別に食事くらいいいかなと」

     

    「38で20歳くらいの子にナンパされ一線超えました 向こうは20代後半と思ってたぽいです」

     

    ■ナンパについて行った経験は…

    ユニークナンパに思わずついて行った投稿者。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,363名に「ナンパ」について調査を実施。全体の13.1%が「ナンパされてついていったことがある」と回答した。

    ナンパされてついていったことがある性年代別グラフ

    しらべぇでも既報のとおり、「イケメン」と「話がおもしろい人」なら後者のほうが支持する人が多い。もしもナンパをしてみたいという男性がいたら、今回の一件のようにテクニックユニークさでアピールするのがいいのかもしれない。

    ・合わせて読みたい→お風呂場から謎の異臭が… その正体にショックで動揺してしまった

    (文/しらべぇ編集部・二宮 新一

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年1月22日2016年1月25日
    対象:全国20代〜60代の女性670名(有効回答数)

    ゲーセンにいたら男性に話しかけられて… まさかの展開に「ドキドキした」


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    第7回金持ち企業ランキング

    リスクモンスター7月22日「第7回金持ち企業ランキング」の結果を発表した。調査は6月17日時点で開示されている2018年4月期決算以降の最新決算に基づき、金融機関、IFRS適用企業を除く決算短信提出企業2876社を対象に行なった。

    1位は「東芝」(NetCash 9777億円)で、前回2813位から大幅にランクアップした。調査元は「経営再建の一環として有力事業(子会社)を他社に売却し、多額のCashを獲得したことによりランクインしたものと考えられます」とコメントしている。

    NetCash=現預金-(短期借入金+長期借入金+社債+1年以内返済の長期借入金+1年以内償還の社債+割引手形)

    10位「大正製薬」、17位「バンダイナムコ」は前回から大幅ランクアップ

    2位以降は「任天堂」(同8445億円)、「信越化学工業」(同8120億円)、「SUBARU」(同7313億円)、「ファナック」(同6071億円)、「SMC」(同5123億円)、「キーエンス」(同4682億円)、「日本航空」(同3251億円)、「セコム」(同2944億円)、「大正製薬ホールディングス」(同2825億円)が上位10位に入った。

    上位20社には、加えて「三菱自動車工業」(同2722億円)、「オリエンタルランド」(同2691億円)、「小糸製作所」(2553億円)、「大成建設」(同2503億円)、「シマノ」(2418億円)、「バンダイナムコホールディングス」(同2138億円)、「セブン&アイホールディングス」(同2093億円)、「アルフレッサホールディングス」(同2045億円)が入る。

    上位20社にランクインしている業種としては、輸送用機械器具製造業が3社(SUBARU三菱自動車工業シマノ)、その他製造業が10社(東芝、任天堂、信越化学工業、ファナック、SMC、キーエンス、大正製薬ホールディングス、ローム、小糸製作所、バンダイナムコホールディングスランクインし、上位20社中13社が製造業となった。

    また10位の「大正製薬ホールディングス」は前回22位から、17位「バンダイナムコホールディングス」は前回28位から大きくランクを上げている。しかし、その他は上位の顔ぶれに大きな変化は見受けられなかった。




    (出典 news.nicovideo.jp)


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    車(anyaberkut/ iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

    近年、高齢ドライバー交通事故が頻発し、運転に対する意識の変化が起こっている。警視庁によると、今年6月に運転免許証を返納した人は都内だけで約6,000人に上がるという。

    意識改革の波は芸能界も広がっており、教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹や俳優の杉良太郎らも免許を返納した。

     

    ■スピード違反に要注意

    しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、「スピード違反で捕まった経験がある」人は、全体の26.8%。経験の無い人が7割以上と、大差がついている。

    スピード違反

    性別ごとの回答を見ると、捕まった経験のある男性が37.3%であるのに対して女性は半分以下の17.1%。男性の方がスピードを出しやすい傾向にあるのかもしれない。

     

    ■年齢とともに割合増加…

    年代別にチェックすると、男女ともに10〜20代は「捕まった経験がある」という回答がそれぞれ15%未満。10代男性に至っては3.8%で、全体で見ても最少という結果になっている。

    スピード違反

    しかし年をとるごとに「経験あり」という回答がだんだんと増えていき、60代以上の男性が58.6%で最多となった。女性も60代以上がもっとも多いが、同年代の男性と比べると30ポイント以上低い23.4%という結果に。

     

    ■専業主婦は割合が少ない?

    職業別の割合を見ると、捕まった経験がもっとも多いのは会社経営者の69.0%。次いで自営業者が53.6%で、両方とも他の職業と大きく差がついている。もっとも少ないのは専業主婦で、17.9%となった。

    スピード違反

    焦っていたり注意不足の状態だと起こりがちなスピード違反。これ以上痛ましい事故を増やさないためにも、ドライバーにはしっかり責任を持って運転してほしい。

    ・合わせて読みたい→事故続発で加速する高齢者の免許返納 実際「するつもり」か聞いてみると…

    (文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年5月17日2019年5月22日
    対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)

    スピード違反で捕まった経験は? 世代別最多は60代男性という結果に


    (出典 news.nicovideo.jp)


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