1986年10月、なんとも卑劣な事件が全国に報じられた。なんと、63歳の老人が親戚でもない女子中学生を自宅に監禁。覚せい剤を打ち、同棲生活を2年に渡り続けていたのである。本事件を掲載した当時の新聞を参照すると、その恐ろしい狂気の内容が垣間見えてくる。

 監禁された少女は、東京都江戸川区出身のA子(発見当時17歳)で、彼女は中学2年生だった15歳時に行方をくらました。彼女は中学生の頃から不良とつるむようになり、ほとんど家に帰らず、両親も彼女の教育をあきらめ放置していたようだ。

 そんなA子は家に帰らず、何をしていたのかというと、上野や浅草に出ては暴力団員と交際し、覚せい剤を分けてもらい注射していたという。ところが、しばらくしてA子に覚せい剤を分け与えていた暴力団員が逮捕された。クスリが手に入らなくなり困り果てたA子は他の団員に頼み込み、クスリを仲介する他の団員を紹介して貰ったのだが、それが当時61歳のSであった。

 SはA子に対し、「俺のところに来れば、シャブ(覚せい剤)はいつでも打ってやる」と誘い出し、それから2年渡る老人と少女の長い同棲生活が始まった。

 Sは暴力団の一員であるが、体が不自由で生活保護を受けていた。彼女を、溺愛する孫もしくはペットのように扱い、小遣いを与え、洋服も買ってあげていた一方、体の自由がきかないため、A子に身の回りのことを任せていたという。A子も何度かSからの脱出を企てたが、既にA子の体は覚せい剤に冒されており、Sの支配から抜け出すことは困難であった。

 「このまま一生、Sの奴隷になるしかないのか」

 同棲生活が2年余り続いた1986年10月、Sが目を離した隙にA子はついにSの家から脱出。A子は長い間、留守にしていた実家へ命からがら逃げ帰り、助けを求めた。A子は2年以上に及ぶ覚せい剤の中毒の影響で、既に衰弱しており、ほとんど言葉も話せない状態であったが、Sとの生活をポツリポツリと話すようになり、数日後、女子中学生の青春を奪った鬼畜老人・Sはようやく逮捕された。

 この当時、東京では不良化する生徒が社会問題になっており、このA子の事件以外にも、クスリ漬けにし、暴力団事務所で働かせる事件が発生するなど、不良生徒は暴力団から格好のターゲットにされていたのである。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 image.news.livedoor.com)



<このニュースへのネットの反応>

A子がろくでなしすぎて全然同情的に記事を読めなかった。


要は不良をかっこいいと勘違いしてアウトローの人生を歩む*な学生がターゲットであって普通に生きていれば確率は本当に低いだろうな。自業自得ともいえるよ。昔の自分に公開する人生だな一生!


監禁されて薬漬けにされたんじゃなくて自分から暴力団とつながり持ってクスリやってたんなら自業自得だろう


そんなに煽って記事にするほど衝撃的な事件じゃないって感想しか出てこない。記事の煽りは「残忍な老人と憐れな被害者少女」って感じだけど、事件の全容が少女の愚行の結果でしかないから、自業自得の面が強すぎて老人はただの登場人物にしか映らない。薬物の恐ろしさを除けば、自ら青春を棒に振った*の2年間ってだけだな。


A子自身があっちの世界に逝っただけじゃろ?(これはただのビタミン剤じゃ・・・


クズの内輪揉め


ビックダディ


A子に1ミリも同情できないんですが


一方、修羅の国では○学生がキメセクされている……イヤだよ、こんな国。


未成年だから 被害者だけど 自分から行ってるし・・拉致された訳じゃ無く 自ら身体に障害のある老人の介護してクスリ貰ってたんだよね? この人 今は40半ば? 


A子は、自ら道を踏み外して青春を棒に振ったんだから、同情の余地なし。


A子が自ら型に嵌まった以上、同情の余地はそこまでないかな。これなら新潟少女監禁事件の方がまだ闇が深い


あ はい(残酷・・?)


まあ覚醒剤に手を出したらこういう風になるって末路を知らしめる意味で、こういう記事もあったらいい。本人の後悔も他人の教訓になるなら役に立つ。