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タイ北部ピッサヌロークにある病院を訪れた50歳の女性の左耳から、体長約6ミリのマダニが発見された。女性は犬を数匹飼っており、医師は飼い犬に寄生していたマダニが女性の耳に侵入し吸血していたとして、ペットを飼う時は十分注意するよう呼び掛けている。『Metro』『UPI.com』などが伝えた。

先月26日、ピッサヌロークにあるブッダチナラート・ピッサヌローク病院耳鼻咽喉科のピラディー・チャンモントン医師(Piradee Chanmonthon、37)が、50歳の女性患者の耳の中を撮影した動画をFacebookに投稿した。同医師によると、女性は数週間にわたって耳に違和感があり、耳鳴りにも悩まされていたそうで、カメラはまず女性の耳の入り口にズームインすると少しずつ奥へと進んでいった。

すると突然、外耳道が乳白色のゼラチンのようなもので塞がれ、カメラはある“異物”を大きく映し出す。よく見ると、その卵状の物体には黒褐色でとげ状の足があるのが分かる。

その後、異物は極細の吸引チューブによって摘出されたが、チューブの先にピタッと張り付いているのは体長6ミリの黒っぽいマダニで、8本の足をバタバタと動かし必死にもがいていた。

この女性患者は数匹の犬を飼っており、昼間に草むらで遊んだり運河で泳いだりした犬たちとベッドを共有していたとのことだ。ただ幸いなことに、マダニは女性の耳の中で卵を産むには至っておらず、最悪のケースは免れたようだ。チャンモントン医師は「マダニが産卵した場合は駆除に時間がかかり、手術が必要になることもあります。寝具を共有するのであれば、ペットを自宅に入れる前に頻繁に洗うなどして清潔にして下さい。雨季であるこの時期は特に注意が必要です」と語っている。

なおマダニはライム病などの感染症を媒介することでも知られ、重症化すると死に至ることもある。歌姫アヴリル・ラヴィーンシャナイア・トゥエイン、モデルのジジ&ベラ・ハディッド姉妹とその母ヨランダもライム病であることを明かしている。

先日はイギリスで、ある男性患者から2.5センチもの耳垢が除去されて話題になったが、今回は耳の中に生きたマダニが潜んでいたとあって「これは悪夢。ペットと枕を共有するのだけは避けようよ」「定期的なシャンプーは欠かせないよね」「昨年は4歳児の耳の中にマダニが発見されたんだ。すでに卵を産んでいたって聞いたよ」「自分の耳の中にマダニがいると考えただけでゾッとする」といったコメントが寄せられている。

画像は『Metro 2019年6月28日付「The horrific moment a tick is pulled from a woman’s ear after complaining about tinnitus」(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

ヒェッってなった


マダニはスピロヘータ等性病も媒介するぞ。特に吸い付いたら離れない図太さには恐ろしささえ感じる。取り出し動画は無いけれどもバキュームで吸着させて取り出したのかな。


最近じゃ、SFTSなんて致死率20%以上なヤバい病気もあるからな。


SFTS(重症熱症血小板減少症候群)は発見されたのが近年ってだけで、病気そのものは大昔から存在してたらしいよ。マダニって皮膚に半分埋もれてめり込んだ形で寄生するから、パッと見は黒子にしか見えないんだよな。よく見ると脚が生えてる


あいつら一度くっついたらなかなか離れないんだよな。


ほんにマダニの絵面のキツさよ


重症熱症血小板減少症候群が見つかる前は白血病の一種だったな。*だ祖父がそれと似た症状だった。よく畑にも行っていたしマダニの可能性も出てきて死因が変わってしまうよ。


外で遊んできたペットと同じ布団で寝るとか絶対無理だわぁ


ダニィっ!?


でかい!


本体潰さず口器も残さず取り除かないと感染度アップとかほんと厄介なヤツだな


取ったとしても、頭が残っててアレルギー残し続けるとか凶悪だしなぁ


鼻の中にウジが湧いてそれを除去する動画すごかったなあ


以前にも蜘蛛がいた話あったな。やっぱ耳の中って住みやすいんやろか


6ミリってBB弾ぐらいか それを考えるとデカいな…