自分で作詞・作曲した楽曲なのに、使用許諾を拒まれて、ライブが開けず、精神的苦痛を受けたとして、シンガーソングライターの、のぶよしじゅんこさんら3人が、JASRAC日本音楽著作権協会)を相手取り、計385万円の損害賠償をもとめる訴訟を東京地裁に起こした。1月11日、第1回口頭弁論が開かれて、JASRAC側は請求棄却をもとめた。このあと弁論準備に入るが、ミュージシャンによる提訴は異例ということだ。はたして訴訟のポイントは何だろうか。

ライブを開けなかったミュージシャン

訴状によると、のぶよしさんは音楽出版社を通じて、自分が作詞・作曲した楽曲の著作物管理契約をJASRACと結んでいる。のぶよしさんが2016年5月、東京・八王子市ライブハウス「X.Y.Z.→A」でライブを開催するために、オリジナル曲6曲を含む12曲の演奏申し込みをおこなったが、JASRACに拒否されて、ライブが開けなかったという。

JASRAC側は「ライブハウスとの間で、管理著作物の使用料の精算が未了である現状を鑑みて」と理由をあげた。「X.Y.Z.→A」は、JASRACと裁判で争っていたファンキー末吉さんが経営に関わっているライブハウスだった。のぶよしさん側は、正当な理由なく、著作者人格権と演奏の自由を侵害されたと主張している。

JASRACは「正当な理由」がなければ拒めない

そもそも自分でつくった楽曲なのに、使用許諾を得られない、ということは法的に問題ないのだろうか。著作権にくわしい高木啓成弁護士が解説する。

JASRACは、作詞者・作曲者から直接、または音楽出版社を通じて、楽曲の著作権をあずかって管理しています。

楽曲を利用したいというレコード会社や放送局、ライブハウスなどは、楽曲の作詞者や作曲者ではなく、JASRACに申請して利用許諾をもとめることになります。JASRACは、このような楽曲利用者から著作権使用料を徴収して、作詞者や作曲者などに分配する業務をおこなっています。

JASRACのように著作権を管理している著作権管理事業者には『著作権等管理事業者法』という法律が適用されます」

この法律には「正当な理由がなければ、取り扱っている著作物等の利用の許諾を拒んではならない」と定められている(同16条)。

「つまり、楽曲を利用したいという人が、楽曲利用の申請をしたにもかかわらず、JASRACが『正当な理由』なく、申請を拒否した場合は、違法になってしまいます。ですので、JASRAC側は今後、利用許諾をしなかった『正当な理由』を主張していく必要があります」

「取りこぼし」が発生するメカニズム

のぶよしさんは2016年10月、別のライブハウスでのライブについて、利用許諾を申請したのに、JASRACに受け付けてもらえず、さらに分配も一切なかったことも問題視している。

「『JASRACが、ライブハウスや飲食店から徴収した著作権使用料が正確に分配されていないのではないか』という問題は、以前から指摘されています。

JASRACは、全国のライブハウスや飲食店などから徴収した著作権使用料を、楽曲の利用回数などに応じて、その楽曲の作詞者や作曲者などに分配することになります。

このとき、すべての楽曲の利用回数が正確に判明すればいいのですが、全国のライブハウスや飲食店でどの楽曲が何回利用されたかを調査することは困難です。

ですので、JASRACは、一部の店舗でサンプリング調査(テレビの視聴率調査のようなもの)を実施して、また一部の店舗に協力してもらって利用楽曲の報告を受けて、これらのデータから全国の利用楽曲を推定するという方法をとっています。

この方法だと、当然、取りこぼしが出てしまいます。『自分の楽曲がライブハウスで演奏されたはずなのに(というより、自分が演奏したのに)、著作権使用料が分配されない』という問題が起こるわけです。

原告が述べているのは、このような問題です。

JASRACもこの問題自体は認識していて、ほかのシステムを併用するなどの対策を講じているようですが、やはり利用楽曲の完璧な把握はできていません」

「正当な理由」にあたるのか

今回の訴訟のポイントはなんだろうか。

「原告がライブを開こうとした場所は『爆風スランプ』のファンキー末吉さんが経営に関わっているライブハウスです。過去、このライブハウスは当時、著作権使用料などでJASRACと係争中で、東京地裁で、演奏の差止や著作権使用料の支払いを命じる判決を受けていたようです。

JASRACは、楽曲利用の申請を拒否した『正当な理由』として、ライブハウスとの関係での著作権使用料の未払いや、この判決の存在を挙げるものと思われます。

ただし、『ライブハウス著作権使用料を支払っていないとしても、原告が今回のライブ著作権使用料をきちんと支払うつもりで申請をしているのであれば、それを拒否してはダメなんじゃないか』という疑問も生じると思います。そのことに言及する裁判例もあります。

この点が主な争点になると思います。JASRACがどのように主張するのか、注目されます」

弁護士ドットコムニュース

【取材協力弁護士
高木 啓成(たかき・ひろのり)弁護士
福岡県出身。2007年弁護士登録(第二東京弁護士会)。映像・音楽制作会社やメディア運営会社、デザイン事務所、芸能事務所などをクライアントとするエンターテイメント法務を扱う。音楽事務所に所属して「週末作曲家」としても活動し、アイドルへ楽曲提供を行っている。HKT48の「Just a moment」で作曲家としてメジャーデビューした。
Twitterアカウント @hirock_n
SoundCloud URL: http://soundcloud.com/hirock_n

事務所名:アクシアム法律事務所
事務所URLhttp://www.axiomlawoffice.com/

JASRACに「自分が作詞、作曲した曲」の使用を拒まれた…異例裁判のポイント


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

登録者の権利ではなく、自分たちの利権を守るスタイル


これ前もあったよな権利者の権利をJASRACが阻害したの。宇多田ヒカルが「自分の楽曲は音楽教室で使ってもらって構わない」と言ったのに無視したりとか。契約条項がどうなってるか知らんが、寡占状態にあぐらかいてると本気でそれが崩された時に一気に瓦解する事になるってのをJASRACはわかってんだろうかね? 時すでに遅しってなってから色々やっても遅いんだがなぁ……


なんで著作者が著作料払うんだよ…


マトモに機能していない上に著作権権利者に損害・不利益与えてるなら存在の意味なんか無いんじゃないんですかね。


自分たちの利権しか守ってないじゃないか・・・本当に解体した方が良いんじゃ?


ロクに機能してないならマジで一度解体して一から作り直した方がいいんじゃねーの?この組織


著作者が著作料を払ったのに、その分すら自分に支払われていないという事案もあったよね。


邪悪な団体だ。


権利者が著作量払うのはわけわからんけど使えないのもわけわからん


設立の目的が、官僚の天下り機関じゃなかったっけ?2000年ぐらいまでは文部省、文化庁の天下りがあったよ。


そもそもできるはずの、原著作者を例外処理する、ということをしていない時点で存在意義なし。


各種処理手抜きして、その上で著作権料中抜きして儲けたいってのが目に見えてわかるから批判されるんだよね。ここまであれこれ言われるようになって尚、ご機嫌伺いの「改善」すら何一つとして無いってのは本当に徹底してるわ。ネットが登場するまでの新聞・テレビと同じ道をぜひとも歩んでいただきたいものだわ


マイナーなデビューシンガーらは曲が人気出たとしてもまともな配分受けられなさそうな気がする。むしろ自分の楽曲の使用料のがかかりそう・・?


セルフカバーやセルフアレンジでも著作権料を支払わないといけない組織なんだから一般常識ってものが存在しないんでしょ。


いつものカスラック、みんな知ってるよね


頼んでもないのにお前の権利を守ってやるから金払え ってヤクザのみかじめ料と何が違うのか教えて


自分の曲演奏するのに使用料払わなきゃならんのか。なんじゃそら


個人的にNHKとJASRACと朝鮮総連は同じカテゴリ扱いしてる。


利権の亡者カスラック。この団体の存在自体が、日本の音楽をダメにしているんだろうな。


楽曲製作者がJASRACに任せず全て個人管理するようにすればJASRACなどという偽の権利団体には1円も入らなくなり潰れるだろう。自己管理は大事。JASRACのみならず言えることだが他人に自分の著作物の管理を任せるな。


まともな団体を音楽家自身で作った方が良いのでは?


利権団体と契約してればそうなるよ。例外なく搾取する。例外は自分たちだけ、なんだから。


あえて言おう!カスであると!


JASRACのみが日本で存在できる唯一の著作権管理団体なんですか?ほぼ全ての音楽をJASRACを通さないといけないなんて理不尽すぎる気がします。日本で他の著作権団体が他にもどんどんできればいいと思いますけど。


払えば守ってくれる分みかじめ料のが良心的だから


完全に存在理由失ってるじゃねーか、この勘違い組織


メロスは激怒した。必ず、かの 邪智暴虐 ( じゃちぼうぎゃく ) のJASRACを除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。


よし分かった。JASRACは残そう。ただし新しい著作権管理団体を作ってどちらに著作権を任せるか選べるようにしよう


ただ、管理業務自体に金がかかるから、個人では難しいってのはわかるんだよ。こういう団体が必要であるってのは。JASRACの問題は、あまりにも露骨に「自分たちの為に」動きながら口先では「著作者の権利を保護氏、正当な利益が得られるようにする為」って言ってる所だからね。本当に著作者の為に動いてるならできるはず、やるべきはずの事を何もやってないから批判される事になる


多方面で包括契約とかしてる時点で真面目に分配する気ないでしょ。使用者側が実際に使用した楽曲をリストにして渡してたりする事実と証拠があるのであれば怠慢を指摘できるだろうけどなぁ・・・。


NKKと同じく解体の必要がある組織、裏にいるのが明らかに正常な人間じゃない


親がNHKとJASRACのやつは常にうつむきながら生活しとけよ


とうとうJASRAC内の良識派が「カスラックでお馴染みジャスラックでございます」とか自虐し始める始末だそうな。いよいよどうしようもないね


音であると、みなしたら、みかじめ料払え。それがJASRAC。いいか、音は金なり、それが我々、JASRACの信念、寝息ですら徴収されると思え、ありがたく、差し出すのが、勤めであろう。


こんなヤクザ商売の企業なんてとっとと解体してしまえ。一体お前らは何の味方だよ。自分らの利益優先じゃねーか!


言うならば今後大会場のライブであっても「アーティスト自身の曲の演奏でも気に入らなければ使用許可しない」って脅迫ができる組織と宣言してるね


やはりカスRACは悪い文明。粉砕する。


国がNHKやテレビ業界を保護し、本来保護すべき音楽やゲーム、漫画アニメなどの創作をないがしろにするという


表向きは著作者の権利を守る為とか抜かしといて実情がコレ、だからカスラックなんて呼ばれんだよ


音楽は衰退しました


既得権益を潰しに行こうとする政治家がほぼ皆無な時点でな。まともな日本人が中央に増えてくれないとそのまま沈没しそうだね。


ほんと害悪だなJASRACと文化庁


カスラックのシャチョさんってまだ生きてたんだw俺らが吊るし上げて叩いて社会から消しても誰も文句は言わないんじゃないかな?


カスラックひでぇよな、「作って預けた人」が金払って預けてんのにお前の演奏する場所が気に食わないから出さないよって窃盗と何も変わりないよな。管理費全額返せよ


これ著作権法違反にならないのかな。ここまで腐ってるとは。


某師匠みたいにPVで爆破しないといかんなこの組織


JASRAC に考えなしに委託してはいけない


JASRACがスポンサーになってからラジオのスクールオブロック聞かなくなったなーCMで言ってることが白々しすぎて気味が悪かった


国が管理する気がないからな。利権団体は必ず腐敗するんだからその前提でやってくれないと困る。まあ国も腐ってるんですがね


著作権盗まれてるやん


存在意義を果たせてないのに権利を主張し著作者の妨害までするのか…


以前も指摘されたけど使用率を抽出するサンプルを、要するに武道館やらでっかいとこしか拾わんので「あの音楽をだめにしたひとたち」へ分配が増えるよう、意図的に増やしてるせいでジャニや秋豚だけしか儲かってない


こいつらに著作権を侵害されているという厳然たる事実


結局どういう理由だったんですかね


カスラック消えろ。


まずはコケとカビを掃除しろ


著作権の管理組織は必要なんだよ。JASRACはまともに仕事してないし説明もしてないしイチャモンつけて金取ってくるから問題なんだけど。


集めたお金はどう配分されてるんですかねー。


カスラックは羽吉ね


この場合はライブハウス側にも問題があるのでは?


JASRACは元々開催予定だったライヴハウスと係争中で、その問題が未解決なまま申請を通す訳にはいかないって感じなのかな?開催時期或いは開催場所が違えば通して貰えた?いずれにせよルールや規約が存在する以上それを優先されるのは当然の話だが


著作権管理の代行業者や出版社が作者にきちんと代行した売り上げを作者にくれないなら、作者の権利として法的には版権(2次著作権)を引き上げればいいよ。農家が農協にしか作物を出せない時代じゃなくなったのと同じ。


被害者ビジネスといい、音楽といい、差別や慰安婦問題、ハラスメント問題といい、どうしてこう、間によからぬ業者が入って、ネタにして、上前はねて、肝心な権利者や被害者が何も保護救済も金銭補償や代価も受けられないようなビジネスばっかりのさばるんだかね。


ただまぁ、著作権持ちだから俺が使うのは勝手だ!ってのを、管理がめんどくさいからって自分で管理団体に登録しといて言うのはお門違い。


こんな状態なのに国が何もしないのは、国が音楽文化どうでもいいと思ってるか、完全癒着かのどっちかだろうな


ライブがライブハウスが行ったものなのか、アーティストが箱だけ借りて行ったものなのかで違法、適法が分かれるだけだろ。


NHKとJASRAC二大カス団体


殆どの徴収金を運営費と人件費に注ぎ込んでる組織だからなぁ


著作者の権利守らない組織なんていらないな、解体、解体


自分の曲をどこで演奏しようが自由だろーが常識的に考えてほんとなんでこんな悪徳組織がのさばったままなの


そもそも著作権を護るために管理してるはずの会社が実は出来てないと公言して許されてるのが謎  >>JASRACもこの問題自体は認識していて


なんでJASRACの後ろに民主党が付いてるんですかねぇ(察し)


壁の汚れ具合が全てを物語ってますね…


JASRACが力を持ち過ぎたせいで、著作権者の権利を守れてないのが問題。著作権者が望む形で契約を結べるようにすればまだマシなんだがね。無関係な第三者が使用する際にはJASRACを通す必要があるけど著作権者(又はその人が許可した対象)は自由に使える、みたいな契約を結べるようにすればいいじゃん。勿論作詞・作曲・編曲・歌唱者の同意の上にはなるけど。


これだけ問題山積でも責任者がメディアに出てこないのね。ジャスラックのトップがどんな人物か見た事ある?


某ステルスメジャーが音楽業界を見限った時から一切改善されてないのな。やっぱりあのお方の判断が一番正しかったということですね


いつものカスラック


>磯辺上げ今変わったかは知らんけど、JASRACに登録してないとカラオケで配信しても使用料が貰えなかったりしたんだよ。個別に契約すれば振り込まれるとかではなく無償で配信させられる形。管理が面倒とかいう話でなく、システム面でJASRACありきになってて、それ以外が認められないというね。だから問題なんだよ。


早くJASRACこの世から消えてほしい、著作権だのを建前にして自分等の利益を守ってるだけじゃん


利権組織による「知的財産権」「表現の自由」「著作権」の侵害では?


建築会社『私たちが設計・施工したビルに入れないのはおかしい』


上記補足、JASRAC→JASRAC等著作権管理団体


著作権で揉めてる店でライブをしようとしなければよかったのに


いや、カスラックが守ってるのは著作権者じゃなくて自分たちの利権だろ。あいつらにとって著作権は「自分たちがお金もらえる権利」でしかない。


つい最近も、収益がUPしたとか言っていたな。現在は、他に管理委託をする会社が有るのだし!不満なら移管すればいい。


全く同じ理由でレコード会社とごねて、JASRACとレコード会社と縁を切って自分で管理会社を立ち上げて自作の曲をそこで管理しているアーティストが師匠こと「平沢 進」なんだよねえw


著作権の管理をJASRACに任せてる以上、著作者であろうと、使用料を払うのは当然だろ。今回問題なのは、個人からの使用許可を、ライブハウスと揉めてるからと許可を出さなかったから事でしょ。ある意味見せしめとも取れるこの判断が正当な理由になるかどうかの問題。


ライブハウス側(提供の場)の問題のようにも見えるのだけど


音楽著作権の権利を守るとか嘯いてるけど、実際に守ってるのは『著作者の権利』ではなく『自分たちの利権』っていうね。クソカスだってはっきりわかんだね(侮蔑)


師匠は正しかった


スクリーンショットがどうこうの前にこいつらと権利者が許諾した場合の制度はやくなんとかしろよ本当に


なんかジャスラック勘違いしてるけど、楽曲の管理を委託されてる雇われ業者でしかないんだぞ。立場わきまえろよ。


JASRACが、不正や違法やってたら、気付ける仕組み、あるんやろか、著作者ら


ほんまカスラック。東電もろとも滅びろ


JASRACの存在意義?利権ヤクザを肥え太らせるためだろ。こんな養豚場、全滅してしまえ。


おかしい、ジャスラックはクソだ。一般的な脳みそを持っている人間なら誰しもがわかる。別の著作権管理会社を作ればいいということもさんざん言われている。しかし一向にジャスラックのヤクザ行為はなくならない。何かあったに違いないそう!誰も!!別の管理会社を作ろうとしないのである!!!!!


誰の為の権利なのか・・・?


お前が作ったものは俺のもの


街から歌を消した組織


自分の楽曲に金を払ってその金はそのまま自分に返ってくるけどその分の手数料とかで暴利を得るスタイル 何のために存在してるのやら